【社会課題をビジネスで解決】【19卒】ＬＩＴＡＬＩＣＯパートナーズの夏インターン体験記（文系/ビジネスコース）No.1793（東北大学/男性）（2018/2/9公開）

もともと困難に立ち向かう事にモチベーションを感じる気質で、それゆえ、社会課題をビジネスで解決するソーシャルビジネスに興味があり、右分野で最もわかりやすかった企業がリタリコだったため。加えて、選考説明会の際の人事責任者のアツい話もインターン応募のきっかけとなった。

事前に会社の情報を仕入れて仮説を構築し、面接の際にその仮説を検証する意味でどんどん質問した。具体的には、会社の歴史から会社の意思決定基準を推測したり、事業特性から重要指標を導き、それに関するリスクを推測するなどした。

リタリコの既存参入領域における新規事業立案

1日目にやったこと

自己紹介の後、すぐワークの立案に入った。課題感は数も多くわかりやすいため、すぐにあたりがついたものの、それをどうやってマネタイズ可能な事業として展開させていくのか、という点が最も難しかった印象。

2日目にやったこと

役員やメンターからのフォードバックをもらいつつ、事業プランをブラッシュアップさせていった。午後は、急ピッチでプレゼンテーション資料の作成とプレゼンテーションの練習をするのに追われた。

執行役員

社長とのディナー

個人的に最も印象に残ったのは、最後の総評における、「この世の1番の社会課題は、現場を知らないと社会課題を自分事化するのが困難であるという問題だ。」という役員のコメントだった。

最も大変だった事は、「いかに競合との差別化を図るか」と「いかにマネタイズ可能なビジネスモデルを設計するか」の2点だった。領域の特性上、たくさんの課題が存在する故、多くの既存参入主体が存在するため、すでに思いつくプランはほぼ全て行われていた。また、行われていない事業プラン出会っても、結局、十分なマネタイズポイントが構築できないなど、八方塞がりな状況に陥った。

「現場を深く知っておく事」と「ユーザーのインサイトを深く知る事」の2点を具体的に学ぶ事ができた。インターンの事前研修として、リタリコが持っている店舗のうち2箇所の見学を行い、そこでの気づきや学びをインターンに生かすという設計がなされており、個人的には、そこが他のインターンと異なる一番良いポイントではないかと感じた。

リタリコのIR情報を熟知する事。同じ領域における成功モデル・失敗モデルの分析を詳しめに行っておく事。

働いている姿を想像できた理由は、かなりの数の社員さんがインターンシップに関わっており、他のインターンシップよりも社員さんとのコミュニケーションが広く深く取る事ができた事である。役員の方もフランクに話を聞いてくださり、社員のほとんどが「良い人」だったという印象をもった。

インターンシップの選考時点で、会社の風潮や文化に適する人とそうでない人の分類がなされていると感じたため。インターンシップに参加した人は、インターンシップで一定以上の成果を出せば、ほぼ確実に選考を有利に進める事ができるのではないかと強く感じた。

自分の1番の就活の軸は「人」であり、インターンシップを通じて、リタリコの社員は、「高いスキルや地頭の良さ」と「社会に対して貢献しようとする意欲の高さ」のバランスが取れている人が多いと感じたため。全員がビジョンの実現に向かって仕事をしている素晴らしい会社だと感じた。

インターンシップの選考時点で、会社の風潮や文化に適する人とそうでない人の分類がなされていると感じたため。インターンシップで一定以上の成果を出せば、ほぼ確実に選考を有利に進める事ができるのではないだろうか。

インターンシップ参加前は、いわゆるベンチャー企業とコンサルティング会社を見ていた。しかしながら、ベンチャーに関しては業界や規模など特にこだわっておらず、無差別的に多数の会社にインターンシップのエントリーを出していた。コンサルティング会社に関しても、サービスやインダストリーにこだわりなくエントリーしていた。

インターンシップに参加して最も変化した点は、自分にとってモチベーションが高まる事業の方向性が若干ではあるが理解できたことだ。具体的には、ビジネス合理性のみを重視して事業拡大を図る会社よりも、ビジョンの実現や課題の存在を前提としたニーズドリブンな事業展開が個人的には価値観にも合うし、好きだということを知る事ができた。