【19卒】ＬＩＴＡＬＩＣＯパートナーズの夏インターン体験記（文系/ビジネスコース）No.1793（東北大学/男性）（2018/2/9公開）

もともと困難に立ち向かう事にモチベーションを感じる気質で、それゆえ、社会課題をビジネスで解決するソーシャルビジネスに興味があり、右分野で最もわかりやすかった企業がリタリコだったため。加えて、選考説明会の際の人事責任者のアツい話もインターン応募のきっかけとなった。

事前に会社の情報を仕入れて仮説を構築し、面接の際にその仮説を検証する意味でどんどん質問した。具体的には、会社の歴史から会社の意思決定基準を推測したり、事業特性から重要指標を導き、それに関するリスクを推測するなどした。

グループディスカッション → 最終面接

都内在住のLGBTの大学生が困っている事は？その大学生にどのようなサービスを提供したいか？

個人的には、全員の意見を吸い上げ、議論に反映させていくことと、わかりやすい発表をすることを心がけた。GDの進み方としては、20分×2回行われたが、1回目のGDでの課題点をチームとしてどこまで改善できていたか、が非常に問われていたと感じる。

しっかりと地に足のついた話ができるか？具体的な部分やイレギュラーな質問に対してわかりやすい受け答えができるか、という点が見られており、そこが評価されたと感じている。

大学時代に何を一番力を入れたか？

一番頑張ったことは、以前参画していたドローンのスタートアップにて東北支社を立ち上げたこと。オフィス探しから始まり、人事・総務・経理・営業等の全業務を3名で回すために、2倍の行動効率と2倍の時間投資量による4倍の成果速度を目指し、短期間での吸収と実行を只管繰り返した。また、クロージング力向上と現場感覚醸成のために現場社員にヒアリングを徹底し、結果、支社設立初月での黒字化を達成した。

インターンの経験において一番難しかったことと、それをどのように対処したか？

一番難しかった事は、いくら営業しても先方に受け入れてもらえなかった事。対処するにあたって、まず原因を分析し、それを克服しようとした。この場合、原因は①土木業界が現場主義で年功序列の色が特に強い事②年配の方が多くかなり保守的な業界である事③公にはできないが談合らしきものが頻繁に行われていた事の3点だった。これを克服するために、現場の知識を社員に徹底的にヒアリングし、国の方針でドローンの活用を進めていることを示し説得性を持たせ、地場のキーマンを見極め、信頼関係構築のためになんでもする、ということを実行した。

リタリコの既存参入領域における新規事業立案

1日目にやったこと

自己紹介の後、すぐワークの立案に入った。課題感は数も多くわかりやすいため、すぐにあたりがついたものの、それをどうやってマネタイズ可能な事業として展開させていくのか、という点が最も難しかった印象。

2日目にやったこと

役員やメンターからのフォードバックをもらいつつ、事業プランをブラッシュアップさせていった。午後は、急ピッチでプレゼンテーション資料の作成とプレゼンテーションの練習をするのに追われた。

執行役員

社長とのディナー

個人的に最も印象に残ったのは、最後の総評における、「この世の1番の社会課題は、現場を知らないと社会課題を自分事化するのが困難であるという問題だ。」という役員のコメントだった。

最も大変だった事は、「いかに競合との差別化を図るか」と「いかにマネタイズ可能なビジネスモデルを設計するか」の2点だった。領域の特性上、たくさんの課題が存在する故、多くの既存参入主体が存在するため、すでに思いつくプランはほぼ全て行われていた。また、行われていない事業プラン出会っても、結局、十分なマネタイズポイントが構築できないなど、八方塞がりな状況に陥った。