【地方創生の挑戦】【19卒】ソフトバンクの夏インターン体験記（文系/地方創生インターンTURE-TECH）No.1251（東北大学/男性）（2018/1/31公開）

地方にいたこと、そして過疎地域の自治体と連携して地方創生プロジェクトを主催させてもらったこともあり、もともと地方創生に興味があった。また、2年生ながら応募できるところも参加を決意したきっかけになった。

以前、インターンとして参画していた東北の起業家支援のベンチャーでの経験や学びを掘り下げ、ひたすら本音で話せるように練習をした。話す練習で特に意識したのは、言葉に体重を乗せることだった。

塩尻市の婚姻組数を増加させる、ICTを用いた提案を考えよ。

前半にやったこと

塩尻市の統計情報や国勢調査、市役所の方への遠隔ヒアリングなどを通して、汐留オフィスでの仮説立案を行った。加えて、塩尻入りした後の行動スケジュールも同時並行で考えた。

後半にやったこと

塩尻入りし、現場で市役所の方や住民、その他キーマンの方へのヒアリングを通して仮説を検証する作業を行った。加えて、最終プレゼンテーションに向けて、資料作成なども行った。

塩尻市長

なし

仮説検証の方法。データと現場の反復の仕方と、そこからのネクストアクションへの結びつけを具体的にご指導いただいた。またそこから得られた情報をいかに伝えるかの工夫（ストーリーテリングの重要性）もご指導いただいた。

チームビルディングがうまくいかず、チームが三回崩壊したこと。最初はディスカッションというよりもディベートを行っており、いかに相手を論破するかを全員が夢中になって行っていた印象。ソフトバンクの社員さんからの指摘もあり、最後にはチームを再建することができた。

課題解決プロセスにおいて、当事者意識を持つことと現場を見ることの大切さを学んだ。現場で目の前で課題を抱えている人と密なコミュニケーションを取ることで感情移入でき、初めて手触り感のある当事者意識を持てること、そして、現場を知る1番の近道であると感じた。

各地域の地方創生プロジェクトの成功事例とその成功要因を把握しておくこおと。成功要因を再現性持ってインターンで発揮できそうであれば、その手段を実現すること。

今回のソフトバンクのインターンは地方創生インターンであって、ソフトバンクの本来の業務内容とは、かなりかけ離れている印象を受けた。そのため、あまり自分がソフトバンクの社員となりオフィスで働くというイメージを持つことはできなかったと感じている。

この地方創生インターン湿布は社員さんも本気でコミットしてくるため、かなり社員さんとの距離が近くなる。そのため相互に理解が進み、内定が出やすくなると感じた。（前提として、参加倍率50倍という倍率があるため、そもそも地頭や能力の高い学生が多いからというのもあるかもしれないが。）

ソフトバンク＝大企業でつまらなく仕事をしている人が多い印象を抱いていたものの、意義あることをチームで実現しようとしている社員さんもいることを知ることができたから。インターンに関わってくれた社員さんが皆優秀な方ばかりで、一緒に働きたいと思えたことも一つの要因だった。

この地方創生インターン湿布は社員さんも本気でコミットしてくるため、かなり社員さんとの距離が近くなる。そのため相互に理解が進み、本選考に有利になると感じた。（前提として、参加倍率50倍という倍率があるため、そもそも地頭や能力の高い学生が多いからというのもあるかもしれないが。）

割と幅広く見ており、志望業界を具体的に絞っていなかった。というよりも、私の場合は2年生での参加だったので、とにかく学年不問でインターンシップ参加者の応募をしている会社を中心に受けていた。ただし、漠然としたIT企業への興味はあったので、そこで働く人はどのような志向性の人が多いのだろうと感じインターンへの応募を決意した。

正直、インターンシップ参加前後で特に変化はなかった。理由はインターン内容と事業内容が乖離しすぎていて、ほぼほぼ参考にならないと感じたためである。インターン自体の完成度はかなり高く、その観点での評価点は高いが、インターンと企業理解の結合の観点から見ると、評価ができないと感じた。これから本インターンを受けようと考えている方は、この点に十分注意されたい。