【未知への挑戦、環境への貢献】【22卒】三井化学クロップ＆ライフソリューションの冬インターン体験記（理系/営業職）No.13640（筑波大学大学院/男性）（2021/4/7公開）

専門を生かしたいという思いから農薬メーカーを探していたところ、リクナビでこの企業を見つけた。同企業の研究職での早期選考に落ちたあとであったがあきらめきれず、冬季の本プログラムに参加。三井化学が親会社という点も魅力だった。

事前に研究職のインターンシップおよび早期選考に参加していたため、そのエントリーシートの内容を見直した。

エントリーシートはOpenESを利用したものであったため、その文章(自己PR、ガクチカ)がしっかり書けているかが重要になると思われる。

会社概要の説明、グループディスカッション、発表、先輩社員の仕事紹介、座談会

会社概要の説明の後、営業部の先輩社員の仕事紹介があった。その後グループディスカッションのテーマが発表され、ディスカッションの後全体へ向けてのプレゼンを行い、その後は終了時間まで座談会が行われた。

営業職社員の具体的な仕事内容、化学製品を扱う企業として環境に配慮しなくてはならない事

会社概要の説明、グループディスカッション(SDGsの目標の中から、三井化学アグロが貢献又は改善できる目標を、思いつく限り挙げる)、発表、先輩社員の仕事紹介、座談会

1日目にやったこと

会社概要の説明の後、営業部の先輩社員の仕事紹介があった。その後グループディスカッションのテーマが発表され、ディスカッションの後全体へ向けてのプレゼンを行い、その後は終了時間まで座談会が行われた。

営業部社員、人事部社員

なし

グループディスカッションでは発表後もフィードバックがなく、社員との関わりは座談会のみであった。そこで発表に関するアドバイス(課題設定の方針、グループ全体で方向性を見失わずに話し合いを進めなくてはならない事、等)をいただくことができた。

グループディスカッションでは「SDGsの目標の中から、三井化学アグロが貢献又は改善できる目標を、思いつく限り挙げる」というテーマが与えられた。SDGsについて全員が把握してなかったこともあり、調べながら解決案を短時間で多く挙げなくてはならない事が大変だった。また、発表する内容をスライドに簡潔にまとめていたが、それも時間が短く、書記への負担が大きかった。

グループ内に3人ほど積極的な姿勢の学生がいたが、沈黙している学生はいなかった。沈黙する人が出ないよう、全員の意見を集約することが大切だと思い知った。

農薬メーカーの営業は、単に農業用の農薬を販売するのではなく、農薬の原体となる化学物質を応用した諸製品の販売など、広くにわたって製品を展開していることを知った。また三井化学という大手の総合化学メーカーの子会社だからといって三井化学が相手にする顧客とは販売ルートが独立している事も参考になった。

今回のグループディスカッションのテーマはSDGsを題材にしたものだったが、SDGsはどの企業でも念頭に入れなくてはならない事であるので、これについて事前に内容を理解しておくと良いように感じた。

1日間という開催期間、Web上での開催ということもあり、実際の会社の雰囲気や営業職社員の働いている様子などがつかめなかった。仕事を紹介していただいた社員の数も少なく、座談会も特定の社員1人に対してのみ質問時間が設けられていたため、様々な部門の先輩社員のお話を伺うことはできなかった。

本インターンシップに参加していた学生の様子を見ると就職活動の軸も定まっており、すでに複数社の選考を経験している学生もいたため、全体的に見るとレベルがやや高い学生が多くいたように感じられたため。また、このインターンシップへの参加が早期選考に繋がる、ということもなかった。

農薬メーカーの営業では、単に農薬製品をJAなどに売るのみと思っていたが農薬以外にも化学製品を扱えるという事を知ったため。また、三井化学アグロでは薬剤の販売のみではなく施工販売+薬剤販売ができる販売ルートを有していることなどから、単に営業といっても仕事内容が多岐にわたっていて興味深く感じられた。

参加者に対してのフィードバックや早期選考、特別選考への案内はなかったため、参加したからといって特に本選考で優遇されることはないと思われる。また参加者も多くいたためインターンの時点で優秀な学生を選抜しているとも思えなかった。

化学メーカーの中でも特に素材メーカーに焦点を絞っていた。農薬メーカーは特に強い熱意を抱いていなかったが自身の成果が「食」に対して広く全般に役立ててもらえる点は面白いと感じたため、三井化学アグロのみ志望していた。食に貢献したいというような強い思いは特に抱いていなかったが、そのほか食品メーカーにも目を向けて就職活動を行っていた。

農薬メーカーは単純に農薬のみを製品として扱うものというイメージがあったが、実際には農薬以外の化学製品を扱える事を知り、農薬メーカーにも目を向けてみようと考えるようになった。三井グループの企業ではあるが必ずしも親会社の通りに動くのではなく、そこから独立して動ける点も魅力的に感じられ、イメージが変わった点であった。