【22卒】Ｊ－オイルミルズの冬インターン体験記（理系/総合職）No.13543（2021/4/7公開）

グループワーク前のアイスブレーキングや自己紹介の時間が短く、お互いをよく知ることはできなかった。

油製品についての講義が興味深かった。植物を絞ってから液体の植物性油脂を得るのみではなく、その副産物であるミールなどをさらに加工して別の製品へ変える、などなるべく捨てる量を少なくしつつ多くの物を獲得できる点が面白いと感じた。単に食品用に用いるのではなく、油には無限の可能性がある事を知った。

事前の学習は求められなかったものの、会社としてどのような製品を扱っているのかを知っておくとより話を理解しやすくなると感じた。

今回のインターンシップは半日開催であり、会社概要と事業の理解、グループワーク、総合職の方の仕事紹介のみであった。そのために具体的な仕事場の雰囲気や、どのような流れで業務を進行するのかといった具体的な所を知ることはできなかった。また総合職も事務系、研究、技術と広くにわたるためにOB訪問などを通して自分がやりたい仕事について深く理解する必要があると感じた。

今回のインターンシップを通して早期選考や特別座談会などの案内はなく、有利になることはなかった。また、食品メーカーで仕事をする事に対してポジティブな判断材料を得ることはできなかったため、志望度が上がることがなかったのも、自身が本選考で内定をもらえないのではないかという考えに繋がった。

本インターンシップへの参加までは食品メーカーと化学メーカーを半々で志望していたが、今回の参加を通してやはり自分自身として食品メーカーで仕事をする事の面白さ、魅力を見出すことはできなかった。総合職としての業務分野は多岐にわたっており、その細かい業務について理解しきれなかった事も理由の一つ。

今回のインターンシップは参加者も多く、この時点で有力な学生が選抜されきっているわけではないと感じたため。しかし座談会で伺った内容を材料にエントリーシートや面接に活かす事は可能である。

特にインターンシップ後の連絡はなく、採用シーズンになった時にエントリーの依頼が来たのみであった。1Day開催の場合、特にその後のフォローはないものと思われる。

自身の専攻を生かしたいとの思いから化学系の素材メーカーと食品メーカーを半々で志望していた。特に自身の成果をより幅広くの方面に届けたいとの希望から、BtoCよりもBtoBの企業を主軸に据えて企業を探していた。
以前に油脂メーカーの説明会にも参加したところ、油脂は主に食品用の製品に加工されることが多いもののその使い道の広さや企業ならではの加工技術がある事を知り、食品メーカーの中では油脂メーカーに少し興味を持っていた。

食品メーカーという業界について、よく理解ができていなかったために業界理解を深めたいと思い、参加した。しかしお話を伺う中で自分自身が将来的に仕事として食品メーカーで働く事の面白さや魅力を感じとることはできなかった。特に健康の向上を掲げる食品メーカーは自分が仕事としてやりたい内容といまいち一致しない事を知り、企業選びの方向を考え直す機会となった。