17卒 本選考ES
総合職
17卒 | 神戸大学大学院 | 男性
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Q.
研究課題(研究室・ゼミ・卒業論文等)について、研究の目的・ご自身の取り組み等とあわせて、具体的に説明して下さい。 もしくは、学生時代、一番力を注いだ科目について、選んだ理由・学習方法等とあわせて、具体的に説明して下さい。
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A.
私は火力発電のタービンに耐熱材料として使用される超合金の高温状態における組織変化の速さを研究しています。2011年の東日本大震災以降、原子力発電の割合が減少し、それを補う形で火力発電の割合が増加しています。今後もしばらくはこの傾向が続くと考えられ、効率や安全のために新鋭の火力発電が求められています。発電の効率を上げるためにはタービンに入る蒸気の温度を高温にすることが効果的です。しかし、高温の蒸気に触れるタービンのブレード内部では元素が拡散し、初めに構成されていた高温に強い組織が崩れ、破損や劣化につながります。一般に合金は添加されている元素によって組織を形成し、それにより様々な性質を示します。しかし、高温になると原子の動きが活発になり拡散することで、形成されていた組織が変化するということが起こります。つまり高い性能を持つ組織が形成された合金も高温状態が続くことで劣化していく可能性があります。私の研究では新規耐熱材料として期待されているCo基超合金を対象として、合金内に含まれる元素の拡散係数を調べています。この拡散係数は各元素が広がる速さの指標として用いることができるため、組織変化の様子を知る手掛かりになります。本研究によって超合金の組織変化の様子を知ることで、劣化の予測、また劣化しにくい超合金ができると考えています。 続きを読む
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Q.
志望動機を記入して下さい。
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A.
私は高品質な製品を生産することで多くの産業を支えたいと考えたため、貴社を志望いたしました。私は火力発電のタービンなどに用いられる耐熱材料としてCo基超合金の研究をしています。その研究の中で、最終的な製品の性能に材料として使われている合金の性質や結晶構造が大きな影響を与えることを知り、高品質な材料の重要性を感じました。貴社の扱う紙は、書籍や包装、生活用品など多岐にわたる分野で使用されており、様々な産業を支えておられます。それだけでなく、紙を生産する過程で生まれた技術を高付加価値な化成品の開発に活かしていることから今後の活躍の場も広がると考えています。そのため貴社から高品質な材料を提供することで、世界中の多くの産業に影響を与えることができるというところに魅力を感じました。仮に私が入社した際には、多くの産業を支えるために欠かすことのできない製品を提供できる技術者として働きたいと強く考えております。 続きを読む
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Q.
あなたを表すキャッチコピーを一つ挙げてください。また、その理由も具体的なエピソードを挙げて説明して下さい。
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A.
私は問題の原因を分析し、事態を改善する解決策を考える力に自信があります。その力を最も発揮したのは、学生の時に所属していたウインドサーフィン部で、副将として救助体制の整備など安全対策を行った経験です。部活動の練習は海上で行うため、天候の悪化などにより沖の方まで流されてしまうことが多発する状況でした。まず原因を知るために近隣のヨットハーバーの方に安全な環境で練習するためにどのような対策を行っているかを聞きに行きました。その結果、天候に関する知識が少ないこと、また救助を行う場合の連絡体制が整備されていないことが分かりました。そこで私は、まず幹部会で現状として何が足りないかを報告し、それを補う場を設けることにしました。雲の形や天気図、等圧線についての講習会を部内で開き、天候についての知識の充実を図ることで、天候の変化を事前にある程度予測できるようにしました。さらに非常時に救助が素早く行えるように、海上保安庁や周辺の漁港の方と相談し、連絡系統の構築や救助法の訓練などを行いました。その結果、安全に練習できる環境を実現しました。このように、私はある問題に対してその原因が何であるかを分析し、その原因に対する対策を立て、実行することで問題を解決に導くことができます。 続きを読む
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Q.
“未来を拓く”ために、あなたが当社で取り組みたい事や実現したい事を自由に記入して下さい。
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A.
私は貴社で研究成果とお客様の間に立ち、産業を支える製品の製造に携わりたいと考えています。製品の品質には生産設備の性能が大きく影響します。研究の段階で画期的な製品を開発したとしても、それを実際に製品としてお客様に届けるためには、高性能な生産設備が欠かせません。またお客様の求めるものを聞き、それに合わせ設備を構築する必要もあります。このように研究部門とお客様の間に立ち、高い技術で社会に貢献するというところに魅力を感じています。入社後はこれまで大学で培ってきた専門知識や技術を深めるとともに、自ら新しいことを吸収し、広い視野を持った設備のプロフェッショナルになりたいです。 続きを読む