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日本製紙株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2021卒日本製紙株式会社のレポート
公開日:2020年7月16日
選考概要
- 年度
-
- 2021年度
- 結果
-
- 最終面接
- 職種
-
- 研究生産職
投稿者
選考フロー
企業研究
日本製紙の紙業界としての位置づけについては調べておく必要があるかと思います。王子製紙や大王製紙との比較も考えられると良いと思います。また、紙業界はデジタル化が進むことで急速に洋紙の縮小が始まっています。しかしながら、脱プラスチック化社会や流通の発達による段ボール需要の増加などは確実に製紙会社には追い風になっていると思います。それに絡めて日本製紙の開発商品(シールドプラスやミネルパなど)の活用方法や、SDGsについてもいえるようになっておくべきだと思います。さらに、セルロースナノファイバーやリグニンの有効な活用法など、他にも日本製紙が展開している様々な研究について、理解を深めるべきだと思います。
志望動機
私は現在好熱菌由来酵素により木質バイオマスのリグニン分解をする研究を行なっております。研究を深めていくうちにパルプ産業に興味を持ち、御社のインターンシップに参加させて頂きました。
紙業界というと、デジタル化が進み需要が逓減してきているかと思われます。しかしながら御社はミネルパやセルロースナノファイバー、脱プラ事業など、パルプの新たな付加価値を生み出していらっしゃることを学びました。インターンシップを通して、是非、私の培ってきた微生物工学や化学工学の知識を活かし、御社の仕事に携わりたいと感じ志望させていただきました。
インターンシップで拝見させていただいたのは研究開発だったため、CNFやミネルパなどの新規開発、リグニンの有効利用などの研究開発に興味があるのですが、
御社は様々なジョブローテーションを体験できると伺っております。自身が培ってきた研究内容や環境工学の知識を活かし、工場での抄紙工程などの生産技術や技術開発の仕事にも大変興味を持っております。
研究に関しては現在の研究内容や学んできた知識を生かしながら、新しいものを作り出す経験ができると思ったからです。もともとモノづくりやクリエイティブな発想することが好きなため、自分の性格にあっていると感じました。
インターン
- 実施時期
- 2019年09月
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2020年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
WEBテスト対策で行ったこと
公務員試験の勉強をしていたので、それで網羅できました。
WEBテストの内容・科目
言語、非言語、性格検査
1次面接 通過
- 実施時期
- 2020年03月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 研究生産系部長
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
人物面接と研究内容の技術面接が同時に行われましたが、自身研究が好きなことや何度でもトライする諦めない精神などが評価いただいたのだと思います。
面接の雰囲気
とても優しい方でした。緊張しているようであれば面白いことを言って笑わせてくれるような和やかなムードでした。
1次面接で聞かれた質問と回答
「今後紙業界はどうなるか?」
デジタル化が進み、洋紙などの需要は低減傾向にあると認識しています。
しかしながら、流通が発達し、段ボールをはじめとする板紙や、トイレタリー製品は確実な需要を築き上げています。
さらに、持続可能な社会を目指すうえで、紙の再生可能な点が評価され、脱プラスチック化社会は製紙産業の追い風になっているのではないかと思います。
現にキットカットなどのお菓子はビニール袋から紙の包装紙になっています。
しかし個包装の袋は酸化防止の観点から未だビニール袋を採用していると伺いました。
例えば御社のシールドプラスはこのような個包装にも利用できると思います。
様々な観点から事業展開をしていくことにより製紙産業は今後さらに成長していくのではないかと思いました。
「学生時代に打ち込んできた内容」
私は研究とサークル活動の二つに打ち込んできました。
大学院での現在の研究テーマは「リグニン分解酵素による地域バイオマスの分解」です。地域で廃棄されるようなワラや枯れ草、コーヒかすなどを好熱菌由来の酵素でリグニン分解することで、バイオエタノールやパルプとして活用することを検討しております。
一方、サークル活動では「○○部」に所属しておりました。〇〇〇〇を務めることで、様々な企画を通して「デザイン技術の向上」と「部の活性化」に腐心して来ました。学祭期間中にひらかれる学内の展覧会では毎年多くの方に来展頂き、部の活性化に大きく貢献したことから、企画力とコミュニケーション力の大切さを肌で勉強することができました。
最終面接 落選
- 実施時期
- 2020年04月
- 形式
- 学生1 面接官3
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 人事部長
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
協調性や傾聴力について深く質問されました。グループワークにおいてそれがとても大切だということを知り、またそこを評価していただいたと思っています。
面接の雰囲気
最終面接ということもあり少し辛い雰囲気でしたが、すぐに和やかな雰囲気にしていただき、非常に答えやすかったです。
最終面接で聞かれた質問と回答
製紙会社が様々ある中、なぜ日本製紙か
御社のインターンシップに参加した時に、社員の方々の暖かな社風や、学生一人ひとりへの細かいフィードバックと真摯なご対応がとても印象に残っております。
また、野沢社長の今後の製紙業界を見据えた明瞭なな経営理念に非常に感銘を受けました。
御社は経営理念として「3W1B」を上げておられ,
その中で「Write」は情報媒体として最も重要な機能ではあるものの,「今後は少子化やデジタル化」の影響を受けてその需要は減少してしまう.ところが他の「W」は例えば海洋プラスティックごみ問題と相まって,今後大きく成長できる分野だ,と明確に言われています.
そこへ個人的には最も製紙業界に期待される「セルロースナノファイバー技術」について,経営的な立場から「B」の機能として位置付けられており,非常にその戦略が明確に分かりました.いろんな情報誌を見ると,セルロースナノファイバーは酸素遮断能力が他のフィルム等に比べて5~10倍も高いものであり,腐食や抗菌,消臭と言う新しいバリア機能に大きな期待がもたらされると思います.
インターンシップを通して、日本製紙がいい理由
インターンシップに伺った時に、学生のような柔軟な発想が開発には必要だというお話を伺いました。それを伺い、一つのものをやり続けていると、できないと思ったことを無意識にやめてしまいがちですが、常に様々なものの見方が大切だということもを学びました。
また、インターンシップの最後に行われた座談会で、社員の方々がとても気さくに話しかけてくださり、風通しのよさや暖かな社風だということを感じました。技術者として常に柔軟な発想のもと、まだ見ぬ用途について検討し、付加価値の形成を考える必要があることや、環境を考慮した開発が必要だということ、さらには、常に様々な観点から物事を洞察することで、新しい発見ができるように成長したいと思っております。
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A.
「美と健康を届ける商品を発信し、人々を笑顔にする」という夢を実現できると思い、御社を志望しました。私は昔から肌が弱く、肌が健康になることで、自分に自信を持てるようになり、内側からも人を美しく健康にできる化粧品に救われ、楽しく生きられるようになった経験があります。肌が弱いというコンプレックスを克服した経験から、内側からも人を美しく、健康にする商品を届ける側になりたい、と思うようになりました。長年培った豊富な技術力と開発力を持つ御社では、あらゆる要望に応える製品開発が可能だと考えました。御社に入社後は、課題に率先して取り組み、目標に向けて行動できる力を活かし、人を笑顔にできる商品を開発したいです。 続きを読む
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A.
紙は私の研究テーマでも深く関係のある対象物で学生生活において段ボール、白板紙などは非常に身近な物でした。貴社を希望するにあたって非常に大きな利点としてたくさんの企業の発展を一緒に見ていける事です。大きな需要がある企業工場と一緒に工場が発展していけることで10年後20年後伸びている会社を相手に仕事が出来る事が自身にとっての成長環境に良い影響があると考えています。商品の梱包材でしかない段ボールでも設計、意匠の工夫でお客様の工程を減らすことやコスト削減に貢献出来る事を知り、工学の知識をもとに活躍したいと考えています。 続きを読む
日本製紙の 会社情報
会社名 | 日本製紙株式会社 |
---|---|
フリガナ | ニッポンセイシ |
設立日 | 1949年8月 |
資本金 | 1048億7300万円 |
従業員数 | 15,689人 |
売上高 | 1兆1673億1400万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 野沢徹 |
本社所在地 | 〒114-0002 東京都北区王子1丁目4番1号 |
平均年齢 | 43.6歳 |
平均給与 | 645万円 |
電話番号 | 03-6665-1111 |
URL | https://www.nipponpapergroup.com/ |
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