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日本製紙株式会社

【未来を拓く紙の革新】【21卒】日本製紙の研究・開発系の本選考体験記 No.9993(室蘭工業大学/女性)(2020/7/16公開)

日本製紙株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

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2021卒日本製紙株式会社のレポート

公開日:2020年7月16日

選考概要

年度
  • 2021年度
結果
  • 最終面接
職種名
  • 研究・開発系

投稿者

大学
  • 室蘭工業大学
インターン
  • 未登録
内定先
入社予定

選考フロー

企業研究

日本製紙の紙業界としての位置づけについては調べておく必要があるかと思います。王子製紙や大王製紙との比較も考えられると良いと思います。また、紙業界はデジタル化が進むことで急速に洋紙の縮小が始まっています。しかしながら、脱プラスチック化社会や流通の発達による段ボール需要の増加などは確実に製紙会社には追い風になっていると思います。それに絡めて日本製紙の開発商品(シールドプラスやミネルパなど)の活用方法や、SDGsについてもいえるようになっておくべきだと思います。さらに、セルロースナノファイバーやリグニンの有効な活用法など、他にも日本製紙が展開している様々な研究について、理解を深めるべきだと思います。

志望動機

私は現在好熱菌由来酵素により木質バイオマスのリグニン分解をする研究を行なっております。研究を深めていくうちにパルプ産業に興味を持ち、御社のインターンシップに参加させて頂きました。
紙業界というと、デジタル化が進み需要が逓減してきているかと思われます。しかしながら御社はミネルパやセルロースナノファイバー、脱プラ事業など、パルプの新たな付加価値を生み出していらっしゃることを学びました。インターンシップを通して、是非、私の培ってきた微生物工学や化学工学の知識を活かし、御社の仕事に携わりたいと感じ志望させていただきました。
インターンシップで拝見させていただいたのは研究開発だったため、CNFやミネルパなどの新規開発、リグニンの有効利用などの研究開発に興味があるのですが、
御社は様々なジョブローテーションを体験できると伺っております。自身が培ってきた研究内容や環境工学の知識を活かし、工場での抄紙工程などの生産技術や技術開発の仕事にも大変興味を持っております。
研究に関しては現在の研究内容や学んできた知識を生かしながら、新しいものを作り出す経験ができると思ったからです。もともとモノづくりやクリエイティブな発想することが好きなため、自分の性格にあっていると感じました。

インターン

実施時期
2019年09月

WEBテスト 通過

実施時期
2020年03月
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

WEBテスト対策で行ったこと

公務員試験の勉強をしていたので、それで網羅できました。

WEBテストの内容・科目

言語、非言語、性格検査

1次面接 通過

実施時期
2020年03月
形式
学生1 面接官2
面接時間
20分
面接官の肩書
研究生産系部長
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

人物面接と研究内容の技術面接が同時に行われましたが、自身研究が好きなことや何度でもトライする諦めない精神などが評価いただいたのだと思います。

面接の雰囲気

とても優しい方でした。緊張しているようであれば面白いことを言って笑わせてくれるような和やかなムードでした。

1次面接で聞かれた質問と回答

「今後紙業界はどうなるか?」

デジタル化が進み、洋紙などの需要は低減傾向にあると認識しています。
しかしながら、流通が発達し、段ボールをはじめとする板紙や、トイレタリー製品は確実な需要を築き上げています。
さらに、持続可能な社会を目指すうえで、紙の再生可能な点が評価され、脱プラスチック化社会は製紙産業の追い風になっているのではないかと思います。

現にキットカットなどのお菓子はビニール袋から紙の包装紙になっています。
しかし個包装の袋は酸化防止の観点から未だビニール袋を採用していると伺いました。
例えば御社のシールドプラスはこのような個包装にも利用できると思います。
様々な観点から事業展開をしていくことにより製紙産業は今後さらに成長していくのではないかと思いました。

「学生時代に打ち込んできた内容」

私は研究とサークル活動の二つに打ち込んできました。
大学院での現在の研究テーマは「リグニン分解酵素による地域バイオマスの分解」です。地域で廃棄されるようなワラや枯れ草、コーヒかすなどを好熱菌由来の酵素でリグニン分解することで、バイオエタノールやパルプとして活用することを検討しております。
一方、サークル活動では「○○部」に所属しておりました。〇〇〇〇を務めることで、様々な企画を通して「デザイン技術の向上」と「部の活性化」に腐心して来ました。学祭期間中にひらかれる学内の展覧会では毎年多くの方に来展頂き、部の活性化に大きく貢献したことから、企画力とコミュニケーション力の大切さを肌で勉強することができました。

最終面接 落選

実施時期
2020年04月
形式
学生1 面接官3
面接時間
20分
面接官の肩書
人事部長
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

協調性や傾聴力について深く質問されました。グループワークにおいてそれがとても大切だということを知り、またそこを評価していただいたと思っています。

面接の雰囲気

最終面接ということもあり少し辛い雰囲気でしたが、すぐに和やかな雰囲気にしていただき、非常に答えやすかったです。

最終面接で聞かれた質問と回答

製紙会社が様々ある中、なぜ日本製紙か

御社のインターンシップに参加した時に、社員の方々の暖かな社風や、学生一人ひとりへの細かいフィードバックと真摯なご対応がとても印象に残っております。
また、野沢社長の今後の製紙業界を見据えた明瞭なな経営理念に非常に感銘を受けました。
御社は経営理念として「3W1B」を上げておられ,
その中で「Write」は情報媒体として最も重要な機能ではあるものの,「今後は少子化やデジタル化」の影響を受けてその需要は減少してしまう.ところが他の「W」は例えば海洋プラスティックごみ問題と相まって,今後大きく成長できる分野だ,と明確に言われています.
そこへ個人的には最も製紙業界に期待される「セルロースナノファイバー技術」について,経営的な立場から「B」の機能として位置付けられており,非常にその戦略が明確に分かりました.いろんな情報誌を見ると,セルロースナノファイバーは酸素遮断能力が他のフィルム等に比べて5~10倍も高いものであり,腐食や抗菌,消臭と言う新しいバリア機能に大きな期待がもたらされると思います.

インターンシップを通して、日本製紙がいい理由

インターンシップに伺った時に、学生のような柔軟な発想が開発には必要だというお話を伺いました。それを伺い、一つのものをやり続けていると、できないと思ったことを無意識にやめてしまいがちですが、常に様々なものの見方が大切だということもを学びました。
また、インターンシップの最後に行われた座談会で、社員の方々がとても気さくに話しかけてくださり、風通しのよさや暖かな社風だということを感じました。技術者として常に柔軟な発想のもと、まだ見ぬ用途について検討し、付加価値の形成を考える必要があることや、環境を考慮した開発が必要だということ、さらには、常に様々な観点から物事を洞察することで、新しい発見ができるように成長したいと思っております。

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日本製紙の 会社情報

基本データ
会社名 日本製紙株式会社
フリガナ ニッポンセイシ
設立日 1949年8月
資本金 1048億7300万円
従業員数 15,270人
売上高 1兆1824億3100万円
決算月 3月
代表者 野沢 徹
本社所在地 〒114-0002 東京都北区王子1丁目4番1号
平均年齢 43.7歳
平均給与 677万円
電話番号 03-6665-1111
URL https://www.nipponpapergroup.com/
NOKIZAL ID: 1578869

日本製紙の 選考対策

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