1次面接
【学生の人数】3人【面接官の人数】2人【面接官の肩書】若手技術系/中堅技術系社員【面接の雰囲気】面接官の方が緊張をほぐすような質問をして、話しやすい環境づくりに努めていました。自分の回答についていろいろ聞かれましたが、時折うなずいて頂けて、終始リラックスした雰囲気でした。【学生時代に熱中してきたことについて教えて下さい。】私は遷移金属錯体に対するモノクローナル抗体を作製することを行ってます。このようなモノクローナル抗体の作製には多くの労力、時間を要しますが、その分大きな価値があり、やりがいが有ると考えています。抗原決定基として新規の遷移金属錯体を自分で設計して合成すること、実際にマウスに免疫してから細胞融合を経てモノクローナル抗体を作る融合細胞を作る一連の過程は、いろいろ苦労しましたが、非常に面白い経験でした。ここまでの様々な検討や実験を行っている際は一日があっという間に過ぎるほど熱中していました。もう一つは高校時代に行った水質調査です。【あなたの中高生の時の課外活動の経験について教えて下さい。】私が在籍していた高校では修学旅行の代わりに研究体験旅行というものがありました。これには、現地に行くことで初めて研究可能なテーマをグループで設定し、事前調査、現地調査を行った後、報告書を作成することが求められました。そこで私たちのグループでは、行き先が北海道の道東地方で湖沼が多いということもあり、大阪近郊の都市河川と北海道の河川や湖沼の水質をCODの測定により、実際にその違いについて調査しました。サンプルを採取した後、分析化学的手法を用いて、CODを測定しました。グループメンバー中には部活動で忙しい人もおり、各々に応じてグループで役割を分担することを提案した。元々実験好きな私は実験、考察を担当しました。実験室にこもって実験に熱中しました。その中で意外な事実もわかり、興味深かったです。また様々な問題がありましたが、担当の先生と議論しながら、なんとかやりきりました。その経験は現在に役立っています。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】行動力、リーダーシップ、変化対応力、専門性、問題解決力、創造性、潜在能力について見ているような気がしました。中高時代の話についてはかなり聞かれたので、その人の本質を見ようとしているのではないでしょうか。
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