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Q.
研究内容(500字)
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A.
私は、「海藻由来成分の人体における抗酸化作用」についての研究を行っています。酸化によるストレスは、人体の老化や疾病と密接に関わっており、それを防ぐうえで抗酸化物質は重要な役割を果たしています。本研究の対象である海藻は、低カロリー且つ食物繊維が豊富で、食べるだけで病気を予防する効果があると多方面から注目されています。近年海藻中から天然の抗紫外線物質として発見された、アミノ酸の一種であるマイコスポリン様アミノ酸(MAAs)は、抗酸化作用を有していると報告されています。しかし、MAAsは試験管内での抗酸化作用は明らかになっていますが、人の体内における抗酸化作用に関する報告はありません。そこで本研究では、食用に販売されている長崎県産の海藻より抽出したMAAsを利用して、人体の細胞における酸化や炎症に対する影響を評価しています。今後は、細胞膜における脂肪酸組成の変化を測定することで、人体内における酸化メカニズムを解明していきたいと考えております。本研究を通して、海藻由来成分を用いた病気の予防に効果のあるサプリメントなどの機能性食品の新規開発に貢献できると考えています。 続きを読む
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Q.
Leadership behaviorsをひとつ選び、そのエピソード(500字) (PLAY TO WIN勝ちにこだわる、INNOVATEイノベーションを推進する、FOSTER COLLABORATION AND TEAM WORK協働とチームワークを育む、PRIORITIZE AND EXECUTE優先事項に集中し実行する、DEVEROP OTHERS AND SELFチームと自分を成長させる、ACT WITH INTEGRITY AND TRANSPARENCY誠実さと透明性を持って行動する)
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A.
協働とチームワークを育む 私はアルバイト先の銀座の老舗和食店において、学生スタッフの接客レベルの向上に取り組みました。和食店では、女将と学生スタッフが信頼関係を築けず、女将は要領良く動けない学生スタッフに対して不満を募らせ、学生スタッフは女将の厳しい指導に対して愚痴をこぼすという、負の循環に陥っていました。双方から話を聞いていた私は、両者の関係の悪化が店舗全体の接客レベルの低下にも繋がっていたため、両者を繋げ、互いを理解出来るよう働きかける必要があると考えました。まず、学生スタッフの働く意識を変えるため、食事などで距離を縮めながら店の歴史やコンセプトなど、相手の立場を踏まえながら伝えると共に、女将に対しても、女将の立場を尊重しながら学生スタッフ側の立場や主張を工夫して伝えました。結果として、女将が学生スタッフに仕事を徐々に任せるようになったことで、学生スタッフが、自主的に行動をするようになり、接客レベルの向上に繋がりました。そして、女将からは後輩の育成担当者にも任命されました。私のチームにおける最大の貢献の形は、誰とでも距離を縮められる強みを活かして、「人と人を繋げ、力を引き出す」ことであると考えています。 続きを読む