【未知へのドライブ】【23卒】日本交通の冬インターン体験記（理系/観光）No.8199（芝浦工業大学大学院/男性）（2020/1/10公開）

東京オリンピックが近いこともあり，一度，観光業界に携わる機会が欲しいと思っていました。今回のprogramは観光をメインとしており，気軽に参加できる内容だと感じられたため，応募しました．タクシー業界の今後についても知りたかったので，良かったです。

特段準備したことはありませんでした。事前にナビサイトから企業情報を読んだ程度でした。選考はなく，受付順で通るようでした。

東京の名所案内プランをグループで考える

1日目にやったこと

最初に1時間程度，人事の方よりタクシー業界の動向や企業説明を受けました．その後，3名程度のグループに分かれて観光プランを作成し，2分程度で発表しました．その後，現役ドライバーの方から講評を頂き，質疑応答を行って終了しました．

現役ドライバー，人事部

なし

現役のドライバーの方から，地理の勉強はほとんどしなくても，一人前になれると言われたことが印象的でした．お客さんに何回も運んでもらい，同僚と情報交換することで自然と覚えられたという体験談がとても意外でした．

観光プランの立案では，なかなかテーマが決まらず苦労しました．アイデア出しに時間が掛かりましたが，同じグループの方が女子旅を提案してくださったので，その後は順調にコース内容を考えることができました．プランの実現性はあまり問われず，面白さ・ユニークさが重視されているようだったので，途中からは深く考えずに取り組むことができました．

タクシー業界において，自動運転や一括した清算システム，観光等のサービスといった，近年の開拓分野が幅広いことが学べたのが大きな収穫でした．単にお客様を輸送するのではなく，サービスとセットで移動に付加価値を付けるというビジネスは，今まで知りませんでしたが，このインターンでよく理解することができました．新卒を250名以上も採っていることも印象的で，業界として人手不足だということも知り得ることができました．

会社の概要や事業内容等をもう少し詳しく調べておくと，観光プランの立案の際，独自のサービスを考えられたのではないかと思います．

私は運転免許は持っていますが，ほとんど運転しないため，タクシードライバーのような高度な運転技術を身に着けるのにはかなり時間が掛かりそうだったからです．1年程度の研修もあるようですが，やはり運転のセンスがないとこの業界には向かないと思いました．

企業説明の際，この会社では一般的な堅苦しい面接ではなく，ざっくばらんに学生の情報を聞くスタイルを採ると伺ったため，面接のハードルは低いように感じました．会社の理念と自分の目標が一致できれば，採用自体は簡単に通ると思います．しかし，その先は必ず現場のドライバーを1年以上務める必要があるので，運転スキルは必須のようです．

観光業界，タクシー業界の情報を得ることができたので，個人的なインターンの目標は達成できました．元々志望する業界でもないため，志望度の変化は殆どありませんが，ドライバー以外の役職・業務内容があまり分からなかったので，タクシー業界に興味があっても，志望度合いは上がらなかったと思います．

このインターンに参加しただけでは本選考で有利になることはありません．しかし，模擬面接やプレゼン大会等に参加した方は，人事も顔を覚えているようでしたので，他のprogramに参加すると有利になると思います．

志望業界としては製造業を希望しており．大企業のみならず，中小企業も視野に入れていた．1社でのキャリア形成にこだわらず，将来的には転職も視野に入れていたので，就職活動では自分に合った社風・労働環境を最も重視する方向性をとっていた．社風は，若手社員が何にでもチャレンジしやすい環境であり，上司に気軽に相談できる環境であるかを特に気にしていた．

今回の会社は，近年新卒を200名以上も採っており，成長段階にある立ち位置でした．会社の雰囲気も新しさを追求しているようなイメージを持ちました．自分としては，会社の規模にとらわれず，仕事に満足でき，やりがいや充実感を得られることができる職務が可能な会社を選ぶため，今後は職務内容とマッチングの実現性を重視していきたいと考えています．