【未来の保険を創る】【18卒】損害保険ジャパンの夏インターン体験記（文系/総合職）No.1729（慶應義塾大学/女性）（2018/2/7公開）

まだインターンに行ったことがなく、自分が聞いたことのある企業を受けていた。その中で、まず夏に5日間のインターンが行われることとESだけの選考ではないことで絞った結果、受けることとなった。5日間にこだわったのは、1日では会社のことが分からないと思ったためである。

正直就活を意識しだして最初の方に受けた企業だったため特段準備はしていなかった。この時期に損害保険業界のはことを知っている人は少ないと思い、素直に業界のことを知りたいというスタンスで選考を受けた。

エントリーシート → WEBテスト → グループディスカッション

就活生が身につけるべき3つの要素を考えろ

自分も周りの人も総じてGDに慣れていなかったが、非常に和やかな雰囲気で進んだ。全員の意見を聞いた上で、判断基準をどうするか提案をした。

10年後に売る新しい保険を考えろ

前半にやったこと

損害保険会社の業務内容をゲーム形式で理解させる時間が多かった。事故が起こった際の賠償責任をどう考えるか、企業が海外進出する際にはどんなリスクが考えられるかなどを学んだ。

後半にやったこと

4日目からは最終日のプレゼンのための準備期間に使われた。未来の保険を考えるということで、まずは将来何が起き、どんなリスクが発生すると考えられるのかということから話し合い始めた。

部長レベルの社員の方だったように記憶している。

なし

内定者の人が毎日ついてくれた。話し合いが膠着したときなどに的確なアドバイスをくれた。また、最終日には1人1人に向けたフィードバックの手紙をくれたが、集中力がきれることがあることを指摘いただいた。他者から見た自分をはっきりと意識できた。

バックグラウンドがバラバラだったため、考え方もかなり異なるメンバーが集まった。その結果、話し合いが膠着することも多く意見をまとめるのに非常に苦労した。最終日前日には、近くの飲食店で夜遅くまで作業した。班のメンバーは、初日に来た順番で決まるので運だといえる。

損害保険業界のことよりも、バラバラなメンバーをまとめるにはどうしたら良いかを学んだインターンだった。GDをしたうえで集まったメンバーであるはずだが、どのメンバーも個性が強く自分の意見を曲げるタイプではなかった。その際にどうしたら他の人も納得するような意見にまとめられるかは、私の中で課題となった。

単に聞いたことがある企業という理由で参加したが、他の損害保険会社との雰囲気の違いなどを先輩等に聞いていれば、より他社との比較ができたと思う。

業務を理解することはできたものの、事故が起きた際など実際にどこまで現場に赴き話を聞くのかなど、具体的な仕事内容があまり分からなかった。また、新しい保険を考える業務に携わっている人はほとんどおらず、興味が湧かなかった。女性はどうしても損害サービス業務につくことが多いというのもネックだった。

インターンに参加していた人数があまりに多かったため、夏のインターンに参加しただけでは内定はもらえないと思われる。ただ、夏の後にもインターン参加者だけが応募できるインターンなどがあり、そちらに参加した人は優遇されたのかもしれない。参加しないよりは参加した方がいいが、内定直結ということは全くない。

インターンに参加するのに選考をしたはずにもかかわらず、あまりに多くの学生が参加していたため、選考に意味を感じなかった。また、班のメンバーも来た順番で決められたため、学生のことをあまり考えていないように感じた。内定者の方もアドバイスの質にかなりばらつきがあったように感じる。

上述したように、あまりに参加学生の人数が多いため、優遇されることはない。しかし、インターンに参加した人だきが受けることのできるインターンが存在したため、興味のある人は参加しないよりは参加した方がよいと思われる。

インターンシップに参加したあと、就活が本格化する頃に電話がかかって来た。その電話の後社員の方と会い、OB訪問のようなことをしてもらった。

特に決まっておらず、まだ社会にどんな会社があるのかを知るための時期だった。夏のインターンは金融業界のものばかりだったため、自然と金融業界に意識は向いていたように思う。しかし、金融業界の中でも、個人主義的な側面が強い証券会社と、人の命を扱う生命保険会社はあまり気乗りせずインターン参加の候補にはならなかった。

インターン自体がそこまで楽しいものではなかったこともあり、金融業界への関心は薄れた。内定者の方はいたものの、インターン参加者が多すぎたあまり社員さんからは自分のことをあまり見てもらっていない気がしたことから、採用人数は多すぎない方がいいという考えになった。また、損害保険会社でも会社によって雰囲気が違うと様々な人から聞いたことで、他社への興味は湧いた。