【19卒】損害保険ジャパンの夏インターン体験記（文系/総合職）No.1636（横浜国立大学/男性）（2018/2/8公開）

2つある。1つめは何と言っても損害保険業界の業務に対する理解である。5日間に3つの業務内容についてグループワークを行うという非常に濃密な時間を過ごし、損害保険業界の業務のイメージを身体で感じることができた。2つめは、同期の仲間ができたことである。8月という比較的早い段階で同期の活発な学生と知り合うことができ、その後の就職活動で共に助け合うことができた。

損害保険業界や会社に対する理解は、あまり必要ないと思う。無知な学生向けに丁寧にプログラムが組まれているので、特に心配する必要はない。同じプログラムに参加した友人か先輩がもしいれば、参加前の心配は多少和らぐかもしれない。

金融業界、その中でも損害保険業界というと固いイメージが正直あったが、実際に働いている社員や内定者は非常に気さくな方が多く、風通しの用意雰囲気があったと感じた。また業務内容についても、ただ定型作業を黙々とやっているイメージがあったが、実際には最後のグループワークの内容のように「未来から逆算して商品開発をする」という非常にクリエイティブな業務も行なっており、面白い仕事ができるのではないかと感じた。

この会社も含み、損害保険業界は内定を多く出す業界であり、様々な社員や内定者の雰囲気を見て、能力よりも人柄や熱意が重視されているのではないかと感じた。私は比較的温厚な性格であり当社の雰囲気に合っていると感じたし、5日間のインターンシップに参加したことで熱意ある志望動機も作れるのではないかと考えた。

一番は、何と言っても内定者と社員の「人の良さ」である。5日間のインターンシップに参加し、人生の中で「働く時間」がこんなに大きいのかと衝撃を受けた。そしてその働く時間の満足度は、一緒に働く「人」で概ね決まるなと感じた。自分が一緒に働きたいと思える人たちが、この会社には大勢いた。

各グループに1人ずつメンターがつき、参加者の言動をずっと見ているが、あくまで内定者であるため、会社が内定者の意見を本選考での判断材料に用いているかは不明である。

インターンシップ参加者限定の座談会などのフォローイベントに招待される。本選考に影響しているかは分からない。

まだ就活を始めて間もない時期であったため、決まった志望業界や就活の軸というものは特になく、とりあえず色々なインターンシップに参加してみようという感じであった。サマーインターンシップについては、先輩から情報を聞いて評判の良かったものや同期が応募しているものに自分も応募してみる、というスタンスで望んでいた。

「就活の軸」として、「一緒に働く人の良さ」という軸が新しく加わった。社会に出ると人生のうち働く時間が占める割合は非常に大きくなる。そして個人的には、働く時間の充実度は、「仕事内容」より「一緒に働く人」で決まると思った。どんな仕事内容であろうと、一緒に働く人との関係が良好であれば楽しいし、好きな仕事であっても一緒に働く人との関係がギクシャクしていては、仕事は楽しくない。この考えは実際に複数日のインターンシップに参加しなければ得られなかった考えなので、複数日のインターンシップには一度参加してみることをオススメする。