【情報迅速、役割共有】【19卒】帝人フロンティアの夏インターン体験記（理系/総合職）No.2867（福井大学大学院/男性）（2018/4/10公開）

私は大学で化学を専攻しており、化学系のメーカーか商社に絞ってインターンを見ていました。就職サイトで化学系の商社を調べていたところ、たまたま見つけました。研究室が忙しく長期インターンは厳しいなと思っていたなか、ワンデーインターンということもあり応募することを決意しました。

このインターンは人気企業ということもあり、エントリーシートとwebテストが課されていました。知り合いの先輩に内定者の方がいたので、エントリーシートを添削してもらいました。webテストはSPIの勉強を中心に対策を行いまいした。受かるためにしたことはこれくらいです。実際はSPIではなく性格検査のみであったためにSPI対策は特に効果はありませんでした。

繊維商社の業界理解、業務体験のトレーディングゲーム

1日目にやったこと

午前は商社業界、会社の概要について説明を受けました。所々で学生の意見を求めながら、理解していく感じでした。午後はトレーディングゲームをしました。５人一組で班に分かれ、それぞれがひとつの企業となり、企業同士で貿易を行い、より多く稼いだ班の勝ち、というものです。

なし

やはり、情報を的確に読み、迅速に行動することをいわれました。また、班ごとに役割分担をしっかりと行い、方針を皆で共有することが大事だと言われました。初対面の人同士の班であり、その中でもどれだけ頻繁にコミュニケーションをとることができるかを問われているように感じました。

トレーディングゲームはなかなか大変でした。短時間で膨大な条件を読み、ルールを理解しゲームに取り組まないといけなかったからです。また、参加学生は皆元気な人が多く、我も我もと主張し主導権を握りたがるので、なかなか意見をまとめるのが大変でした。また、ゲームも班ごとに条件が違い、その条件によって有利不利が分かれてくるのが少し残念でした。

商社のスピード感と志望している学生のレベルの高さを知ることができてよかったです。商社志望だけあって、リーダーシップのある学生や、元気な学生が多く、皆頭の回転が速いので、ついていくのに必死でした。このレベルの学生と競争していかなければならないんだということが明確になるのでいい経験になりました。

商社業界について少しでも知識を入れておくべきです。総合商社と専門商社の違い、繊維商社の競合でどんな企業があるのかをもっと明確にしておくべきでした。

社員の方々にお話を伺う機会が何回か設けられて、どんな人が働いているのかをしることができた。皆、元気で自分の仕事に誇りを持っている感じだった。トレーディングゲームも商社の流れをつかむものなので、意外と泥臭い仕事だということを知ることができ、イメージの具体化につながった。

あくまでもワンデーインターンなので内定には直結しないと思う。ただ、人事に顔を覚えてもらうことはできるので、いい印象を与えることができれば少しは有利に働くかもしれない。また、就活解禁後の会社説明会の参加においても連絡が早いなど優遇されるので、参加しておく方が採用には有利に働く。

実際に社員の方に話を聞くことができ、残業や給料からやりがいに至るまで、ざっくばらんにに聞くことができた。また、オフィスは非常にきれいで印象が良かった。また、参加した学生のレベルが高く、入社後も高いモチベーションが維持できそうだと考え、自分の中での志望度が上がった。

説明会の参加が確約されること。人事に顔を覚えてもらえば、面接の前に軽く雑談ができること、など緊張する要素が少しでも取り除かれるという点で有利ではある。ただ、インターンに参加したから内定が出る、というわけではない。

漠然と化学系のメーカーか商社への就職を考えていた。やはり、大学で化学を専攻しており、化学の知識経験を活かして就職したいという思いが強かった。一方で、商社業界の華やかなイメージに対してのあこがれがあった。また、高年収という点でも商社は魅力だった。総合商社よりも専門商社の方が、埋没しないだろうとは考えており、商社の中でも専門商社に絞った。

商社という業界により一層魅力を感じるようになった。やはり、参加学生の元気さや華やかさは魅力的であり、自分もこの中で一緒に仕事をしたいと思った。また、モノづくりの仕組みづくりが仕事であり、ある一点で研究に打ち込むよりも、もっともっとモノづくりに携わっている感覚が味わえるとも思った。一方で、メーカーの面白さも頭の中にあり、やはり志望はメーカーと専門商社の間で迷う形になった。