【情報戦略で勝利を】【19卒】阪和興業の冬インターン体験記（理系/総合職）No.2894（福井大学大学院/男性）（2018/4/10公開）

化学を専攻しており、化学系のメーカーか専門商社に興味を持っていました。また、大阪で就職を希望しているため、在阪の専門商社に興味があった。比較的大きい規模の専門商社で、高年収が見込まれることから、興味を抱き参加を決めた。

商社業界の現在や、競合する商社にどのような企業があるのかひととおりネットで見てみた。webテストが課されていたのでSPIの勉強をした。

エントリーシート → WEBテスト

商社業界の現状把握と、トレーディングゲーム

1日目にやったこと

半日のインターンだったが、前半の二時間ほどで、業界と企業の概要掴みを行った。どちらかというと、人事の方の話を一方的に聞き、そのあとで質問するという感じだった。そのあとはトレーディングゲームを行った。それぞれ５人ずつくらいの一班に分かれ、その班が企業である。それぞれの企業に条件が与えられ、貿易して一番多く金儲けできた班が勝ちというルールだった。一位の班には図書カードが贈呈された。

なし

やはりルールが比較的複雑だったために、班の中には、考え込んでしまい、なかなか貿易や交渉に行けないところもありました。また、初対面の人同士の班なため、皆が思い思いに行動してしまい、利益が最大化できなかった面もあり、そこを改善するとよかったね、という言葉を頂きました。

膨大な情報量を短時間で把握しなければならないことに難しさを感じました。条件やルールが細かく膨大で、例えば「この企業にはテレビ局のライセンスがある」「この企業には土地がある」などです。渡された資本をもとに、投資や貿易を行うのですが、ルール理解に皆手間取っているようでした。

商社はやはり、絶対的な仕事量が多く、求められるスキルもレベルの高いものだと思います。それを若干ですが体感することができました。参加学生のレベルは、頭の回転や話し方で非常に洗練されているのを感じることが出き、自分ももっと頑張らないといけないなという刺激になりました。

商社業界についてもっと深く掘り下げて理解していれば他の学生をもっとリードできたかと思います。また、商社の仕事をもっと詳しく見ていれば、トレーディングゲームもすんなり頭に入ってきたと思います。

会社の概要について大まかな説明はありましたが、専門商社のなかでも比較的幅広い分野でビジネスを展開しており、おそらく事業部ごとに雰囲気も違うのだろうなと思いました。それぞれの事業部で働いている社員のお話を聞く機会もなかったので、具体的なイメージはつかめませんでした。

インターンは多数開催されており、また、インターン中も人事の方と深くお話しする機会がなかったので、それほど顔は覚えてもらえていないと思う。ただ、トレーディングゲーム中は、人事の方が回っていて、なにかを書き込んでいるようだったので、優秀な学生を選別していたのかもしれない。

どことなくピリピリした体育会系の雰囲気は伝わってきた。それは参加学生が、体育会系出身が多くいたということもあり、また、人事の方もおそらく体育会系出身だろうなという雰囲気があったからである。また、院生はほとんどいなかったように感じた。私は院生のため、もう少し院生が多い職場で働きたいと思った。

インターンは多数開催されており、また、インターン中も人事の方と深くお話しする機会がなかったから。ただ、トレーディングゲーム中は、人事の方が回っていて、なにかを書き込んでいるようだったので、優秀な学生を選別していたのかもしれないが真偽はわからない。

インターンシップ参加後、特にランチ会や特別な面談というものはありませんでした。人事からの連絡は、マイページの発行がすこし早かったくらいです。

私は大学院で化学系の専攻に所属しており、化学系のメーカーまたは専門商社を志望していた。総合商社ではなく専門商社を選んだ理由は、まず、総合は入るのにかなりの難易度があること、さらにもし運よく入れたとしてもその集団の中で埋没してしまうなと感じたからである。そのため、大きすぎず小さすぎない有名な専門商社に志望を絞っていた。

専門商社の魅力が自分の中で大きくなった。仕事を通して多くの業界と関われること、働いている社員に華やかな人が多いこと、年収が高いことなどはやはり魅力的だった。さらにモノづくりの仕組み作りが仕事であるため、モノづくりに関わっている実感を得ることもできると考えた。一方でモノづくりに深くかかわれるのがメーカーであり、その魅力も自分の中には残ったため、最終的にメーカーと専門商社で迷う形になった。