【深層ニーズを引き出す提案】【22卒】ニトリの冬インターン体験記（文系/法人営業コース）No.13294（明治大学/男性）（2021/3/19公開）

スカウトサイト経由で早期選考のオファーを頂き、早期選考参加の条件として1dayインターンシップの参加が義務付けられていた為。ニトリの教育制度である、配転教育に興味を持っており、参加を検討していた際に頂いたオファーであった為、参加を決意。

インターンシップ参加が確約されたオファーではあったが、参加前にエントリーシートの提出とWebテストの受験を行った。インターンシップ後の選考に関わると考えた為、エントリーシートも結論ファーストかつ端的な文章構成を心掛け、Webテストも形式を調べた後に受検した。

社員用の休憩スペースを新規に作ろうとしている企業に対して、要望を踏まえた空間を考案し、提案せよ

1日目にやったこと

まず、実際にニトリが行った法人営業の事例を確認した後に、クライアント役の社員に大事にしたい点やコンセプトの確認をヒアリングした。
ヒアリングした内容を基に、自分たちが提案する空間のコンセプトを決定し、インテリアの選定を行った。
インテリアの選定、配置を決定した後にクライアント役の社員に空間の提案(プレゼンテーション)を行い、それぞれの社員が担当している4グループの中から最優秀の提案が選ばれる。

法人営業部の社員

なし

クライアントから、大切にしたい要素やコンセプトをヒアリングする際に表面的な質問で終わるのではなく、1つの質問から得られた答えを基に更に深い質問ができていたというフィードバック。この質問手法を用いることで、クライアントですら気づいていない潜在ニーズにたどり着くことができることがあると教えられた。

タイムマネジメントである。課せられたノルマであったインテリアの選定、発表資料の作成に対して使用できる時間がかなり短く、グループの中で効率的に作業を分担しなければ間に合わない状況であった。グループメンバー全員がそれを理解していた為、各メンバーが主体的に別々の作業に取り組み、何とか成果物を完成させることができた。

クライアントの気持ちを知る重要さ。営業において、クライアントを理解しようとする姿勢が重要なのは参加前から理解していたつもりであったが、どのようにすれば理解できるのか、どの程度まで理解する必要があるのか等については理解が不足していた。インターンシップに参加し、質問の手法やクロージングまでの流れを体験したことで、理解不足だった点を少しは解消できたと感じている。

ニトリの法人営業の事例をより詳細に調べておくこと。インターンシップの中でも事例を紹介されるが概要に終始していた。参加前に企業HPなどから事例を調べ、深く理解することで営業の流れをいち早く掴む事ができたのではないかと考えている。

理由は2点ある。まず1点目はインターンシップの時間の短さに起因する。インターンシップの所要時間が約3時間と短く、働くイメージを明確に持てるラインにまでは辿り着けなかった。2点目は開催形態に起因する。この時勢でやむを得ないものだと理解はしているが、オンラインで開催されたため、職場や社員の雰囲気をしっかり掴む事ができず、働いている自分を想像するまでは至らなかった。

チームワークが非常に重要視されている中で、チームメンバーと協力しながらワークを進めることができた為。また、インターンシップ参加前の説明会で今後国際展開を進めていく中で英語能力に強みを持っている学生と共に働きたいという説明があった。自分自身、英語能力に強みを持っているのも内定に繋がりやすいと考えた点の1つである。

どちらかというと上がったという表現が正しい。インターンシップ単体では具体的な業務イメージを持ち切ることができなかったが、ニトリは同時に4種類のインターンシップを開催しており、複数のインターンシップに参加することで懸念材料である働いている自分をイメージし切れないという点は解決できると考えた。
それ以上に早期選考によって得られるメリットが非常に大きいことが志望度の向上に大きく貢献した。

インターンシップ参加者は早期選考に進むことができる上に、2次面接を突破することができれば専属のリクルーターが就いて内定までサポートして頂ける点が本選考からの参加者に比べて非常に有利だと感じた為。

グローバルに活躍できる業界・企業という軸で就職活動を行っていたため、明確な志望業界は無かった。強いて言うならば、コンサルティング業界がメインであった。就職活動開始直後はコンサルティングファームを多くみていたが、秋頃から業界を横断して企業探しを行っていたためにニトリというコンサルティングファームとは距離がある企業にも巡り合うことができた。

大きな影響はなかった。元々、インターンシップに参加する前から業界を横断して企業探しを行っていたため、志望業界・企業に大きな影響はなかった。
しかし、業界を絞って就職活動を行うべきかどうかと悩んでいた中でグローバルに働きたいという軸を叶える企業は業界問わず多く存在することを裏付けることができたという点では業界を問わない就職活動を続ける上で大きな助けとなったと考えている。