【紙面バランスの極意】【21卒】主婦と生活社の夏インターン体験記（文系/ビジネスコース）No.7545（早稲田大学/女性）（2019/10/11公開）

出版社に就職希望だが、夏のインターンを行う出版社が少ない中でしっかりと業務内容も体験できるようなプログラムを行なっていたので参加することを決めた。主婦と生活社の雑誌は読んだことがあるし、他の出版社との違いなどインターンに参加してこそわかる情報を掴んでおきたかったから。

どのような書籍を扱っているか、過去にどのような事業を行ったのか、他の出版社との違いなどは調べておくようにした。

雑誌の特集ページのうちの一部分、紙面２ページ分の構成と使う写真、キャッチコピーとサブタイトルを特集のテーマや他のパージとのバランスを参考に考える。

1日目にやったこと

業界説明、企業説明、編集・販売・広告・営業・web戦略の各部署の説明と質疑応答の後
チームごとにグループワークを行い、メンターの社員の方が適宜アドバイスをくださり、最後にフィードバックがあって終了、という流れだった。

なし

紙面の構成を考える際にまずはその雑誌の全体のコンセプトと特集のテーマを必ず意識した上で写りがいい写真ではなくテキストとのバランスや複数名いる場合はその位置関係などのバランスをみた上で決めることなどの紙面を作る上で欠かせない根本的な知識から教えて頂いた。

グループワークが、かなり短い時間で紙面の構成から写真の素材選定、キャッチコピーとサブタイトルまで決めなければならず、しかも特集の中の一部分なので世界観もある程度決められた中だったのが大変だった。チームでの会話も全体的に少なくて静かな空間だったのもますます大変だった理由の一つだと言えるのかなと感じた。

実際に紙面作成のフローを経験できたのはなかなかないいい機会だったし、何よりもグループワークの最後にお褒めの言葉をいただいたのは励みにもなったし、出版社で働きたいという思いとこの会社で働きたいという思いが一層強まり、とても印象に残るインターンになったと感じた。

他の出版社との違いは何か、どのような事業やイベントを手がけてきたかを学んでおくだけでなく、WEBコンテンツの取り組みにも力を入れていたようだったのでその部分も調べておいたほうがいいのかなとは思った。

紙面作成などの実際に行われている業務内容を体験できたし、社員の方からのお話で、一日、１週間、１年間の流れなどを簡単に説明してもらったことで、出版社で働く自分の生活スタイルや、一年単位での仕事の大きな流れなど、だいぶ働くイメージがしやすかった。

本選考につながる特典や次の何らかのイベントの紹介があったわけでもないから。また、出版社の筆記試験はどこも難しいのに、特に主婦と生活社の筆記試験は難しいことで有名とのことで、面接も一筋縄ではいかなそうだし、正直今の時点では自信が全く持てないから。

やはりグループワークで作成後に社員の方からこれなら本当に紙面として出せると言っていただいたことで、とてもモチベーションアップにつながったし、よりこの出版社でこの先輩方と働いてみたいと思うようになり、この会社の試験対策や面接対策などは力を入れて頑張ってみようという気持ちがかなり高まったから。

筆記試験の対策などは先輩社員の方々から少し聞くことができたのはとても良かったが、何らかの選考パスが出たり個人的に社員の方から声かけがあったりということはなかったから。

自分のアイディアを形にしたり、自らの言葉で誰かを笑顔にしたりできるような仕事に就きたいと思い、出版・広告を中心に印刷や出版の取次などの業界を考えていた。紙媒体を扱う業界は厳しい状況を避けては通れないものだと思うので、安定性と将来性のある企業で、かつ革新的でどんどん新しい事業にも取り組んでいるようなところに就いて見たいと考えている。

フィードバックをくださった社員の方の言葉と、実際に「編集」という仕事を体感できたこと、そして筆記試験の話を聞いたことで、かなりこの会社、出版業界への志望度が高まったと同時にますます本選考に向けた対策を頑張らなければいけないなとこのタイミングで改めて考えさせられたので非常にいい機会になったのではないかと感じた。