17卒 本選考ES
記者職
17卒 | 早稲田大学 | 男性
-
Q.
志望理由とやってみたいこと
-
A.
NHKの記者として取材することで、「人々が知るべきことだが、気付いていないこと」を発掘して事実を明らかにし世界に発信できるからです。埋もれた事件・社会問題を提起することで人々は考えるようになり、そしてこれが重なっていくと事件・社会問題は解決されていくと考えています。具体的には「NHKスペシャル未解決事件」のような、過去の事件を掘り起こし社会に改めて提起する取材をしたいと考えています。「NHKスペシャル未解決事件」の取材に関わらず記者が取材し発信する際大切なことは事実をどのようにして積み重ねていくかだと私は認識しています。NHKには他の報道機関と比べ特に事実を意識する姿勢があるということを記者の方とのお話で実感しました。事実をどのようにして積み重ねていくのか学びそして先述したやりたい取材を実現させるために、このような姿勢のNHKでまずはどのような出来事にでも取材をし勉強したいと考えています。 続きを読む
-
Q.
NHKについて考えていること、思っていること
-
A.
NHKは「伝える意義のある情報は何か考え、宣伝にならないよう視聴者の立場を意識している」と私は考えています。NHKは全国に放送拠点を持っているがゆえに影響力は大きく、それは強みであると同時に責任が大きいです。ですので、ただ闇雲に情報を放送してしまえば、企業や個人の意見の宣伝になってしまいかねません。NHKはこの点に特に気をつけていると考えています。NHKの兜クラブの向井さんとお話ししたとき「日本経済の状況や企業の業績を放送する際、視聴者は何を求めているのか考え、情報源を慎重に取材する」とお聞きしました。このようにNHKは視聴者目線で公正公平に意義のある情報を伝えようとする姿勢で放送しています。 続きを読む
-
Q.
学生時代取り組んだこと
-
A.
3年前から塾講師のアルバイトに力を入れています。最初、生徒は勉強に対してやる気がなくまた私の言うことを聞いてくれず苦戦しました。原因を探した結果、「いきなり勉強を押し付けていた」ということが分かり「生徒は普段何を考えているのか」「何をしたいのか」といった生徒の内面をまず知る必要があると考えました。そのために、授業の時間を割き「相手の話を聞くことに重点を置いた」対話の時間を設けました。何度も対話を繰り返すうちに私は、生徒の考えやニーズを理解していき、その生徒に合った指導方法をすることができるようになりました。また、対話によって私と生徒との間に信頼が生まれ、生徒は安心して積極的に授業に取り組むようになり、生徒からの質問も多くなりました。結果として偏差値が上がり志望校に合格することができました。私はこの経験から、対話で相手のニーズをつかみ自分の行動に活かしそして信頼関係を構築する能力を得ました。 続きを読む
-
Q.
最近のあなたが関心をもったニュースとそれに対する考えについて
-
A.
フランスでスーパーマーケットの賞味期限切れ食品の廃棄を禁止する法律が施行された出来事に関心を持ちました。賞味期限切れ食品はフードバンクなどに回され、貧しい人などのための支援として用いられます。一方日本では、福岡県でこれに近い取り組みは始まりましたが、まだフードバンクの認知度は低いです。今年1月には廃棄カツのニュースがクローズアップされましたが、日本で大量に食料が廃棄されている問題をフードバンクの存在と絡めて見つめ直す必要があると考えています。日本における、食べられる状態にも関わらず廃棄されている食品、いわゆる食品ロスは年間約500万から800万あり、これは世界の食料援助量に約2倍にあたります。食事という行為はだれでも毎日行うものですが、食品業者を含めて多くの国民がこの食事という行為を振り返り、無駄に捨ててはいないかどうか考える必要性があると感じています。その際の報道機関が果たす義務は大きいです。廃棄カツのニュースでは、廃棄物が市場に出回ったことが多く報道されましたが、その裏にある日本の大量の食料廃棄の問題に注目した報道はあまりなく、出来事の背景に着目した報道の重要性を感じています。 続きを読む
-
Q.
壁を乗り越えた経験
-
A.
私の所属している、雑誌を出版しているサークルでの経験を述べます。私は、自分の役目としてPC上でできあがったページのデータを印刷業社に送り、印刷をしていただくことがありました。しかし、完成した雑誌を見ると、自分たちが求めていたページ構成になっていませんでした。私は、サークルでの反省会議などを通して、「自分が印刷業社にデータを送った際、きちんとこちらの要望を詳細に伝えていなかった」ことに気付きました。相手にとってわかりやすいか・ちゃんと伝わっているか考えずに「この説明で伝わるだろう」と安易に考えてしまったのです。相手の立場に立って物事を誠実に伝えるべきだったと反省しました。その後、私はすぐさま印刷業社に出向き、「自分の視点だけで物事を進めていた」と謝罪するとともに、雑誌に対する想いを伝えました。印刷業社の方は理解してくださり、もう一度印刷をやり直してくださいました。この経験で「相手の立場に立って考える」重要性を学びました。記者は取材をし原稿を書く際、視聴者が一度聞いただけでわかるかどうかということに気をつけなければならず、「相手の立場に立って考える」ことが求められると考えています。 続きを読む
-
Q.
自由記述欄、趣味や性格など
-
A.
私は好奇心が強くフットワークの軽い人間です。自分の目で見なければ納得できない性格であり、フットワークを活かし海外にも積極的に行きます。たとえば、私はサッカーの観戦が好きなのですが、テレビだけでは伝わらないものも多いと思い、実際にスペインのマドリードやバルセロナ、トルコのイスタンブールに行き生で観戦しました。観戦中、まわりの観客たちと言葉は通じないけれど想いを共有し一緒に応援したことは鮮明に覚えています。私は、記者たるもの現地に行くことがすべてだと考えています。なぜなら現地で五感すべてを活用しなければ事実を集め積み重ねることはできないからです。記者にことができましたら、私のフットワークに軽さを活かし積極的に現地に行く取材に取り組みたいと考えています。 続きを読む