16卒 本選考ES
制作職
16卒 | 早稲田大学 | 男性
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Q.
あなたが働く場としてNHKを志望した理由と、NHKでやってみたい仕事を、具体的に述べてください。
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A.
NHKを志望した理由として、一つに「個人や企業の収益に終始せず、公益性を持って働ける環境」が挙げられます。具体的には個人の収益や企業グループに関して損得のビジネスで考えるのではなく、特に社会のために目的意識を持って生きること、そのために公的な組織において誇りを持って労働に務めたいと考えています。仕事で何かを成し遂げる、その先に社会への影響があることがその誇りとなります。もう一つに「偏重の無い知識を拡散出来ること」が挙げられます。民間企業のマスメディアでは利害関係やコネクションの関係等によって、不都合が生まれてしまい印象操作や情報の統制が行われてしまいます。また、現在ではSNSの普及によって誰もが情報を発信し、真偽の定かでない意見さえ人々に影響を与える社会といえます。情報が飛び交い錯綜する中で、「信憑性を持ち基盤を持って事実を述べる」ことに生涯を費やし、またビジネスとして働きたいと考えました。 続きを読む
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Q.
NHKのニュースあるいは番組」について考えていることを具体的に述べてください。(具体的な番組の批評・感想でも結構です)
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A.
番組を通じて「時代に合わせた変化を心掛け、挑戦している」印象を抱いています。元々は政府管轄といった背景からもどこかお堅いイメージは否めませんでした。また、もちろんこうした基盤があるからこそ信頼関係を持って報道を行うことが出来る部分でもあると思います。しかしながら、「サラリーマンNEO」の番組を視聴したのがきっかけに「NHKもまた人であり、テレビの先にいる視聴者を思って活動している」と感じました。それからは連続小説ドラマも通じて社会に様々なブームを起こしている側面に気付き、現状に満足せず改善と変化を続けていこうとする姿勢や、視聴者が望むものを提供する意識が随所に見られ、率直に興味深いと思いました。 続きを読む
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Q.
自己PRなど、あなた自身について述べてください。(具体的なエピソードでも結構です)
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A.
打ち込んだこととして、学業としては福島淑彦教授が手掛ける労働経済学ゼミナールの第一期生として所属したことがあります。外資企業に勤めていた経験を持つ教授から非常に厳しく指導を受け、時には飲み会の作法一つに関しても叱咤されました。ただ、新しい分野に対して学ぶことは興味を持って能動的に行うことが出来、また第一期生として一つ一つの行事を開拓し確立させる作業は非常に楽しいものでありました。一方で学業以外としては、150人が所属するバレーボールサークルに所属し一年間副幹事長を務めた経験があります。月に4回の全体練習統括のほか、年に3回の合宿やサークル監督教授との手続業務といった裏方に務めました。サークルの規模が大きいことから組織をまとめる上で人間関係や目標の食い違い、意見の対立といった苦難も多くありましたが、こうした点も含めて新しい出会いそのものの面白さを知ることが今後の財産にもなったと感じています。 続きを読む
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Q.
最近関心を持った社会的な出来事や疑問に思う事を挙げて、あなたの考えを述べてください。
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A.
ドイツにて提言された「第四次産業革命」に特に関心を持っています。製造業の現場に情報科学を取り入れ、外部と連携を取ることで工場そのものが生産ラインを選んで運行する「製造業の知能化」に関して、現行の労働形態が劇的に変化し得る革新的な技術であると考えて期待をしています。もちろんこれまでの産業革命も「革新的に」生産性を向上し得る変化とはいえましたが、今回の第四次産業革命では特徴に「通常業務における生産要素としての人間の労働力を全く必要としないこと」と「マーケットの需給を情報科学によってつなげ、ミスマッチを無くせること」が挙げられます。特に国内の労働市場に言及すれば、高齢化社会に伴い若年層割合の減少によって労働力人口は下降することが先行研究にて既に分析されています。加えて成熟した安定期における現在のわが国では、人口減少する一方で需要の多様化も進みマーケットが分散する傾向にあります。こうした細分化された需要に対しては「大量生産」よりも「受注生産」の製造形態が適っているといえます。こうした観点から、もちろん導入に様々な障壁はあれども、積極的に国内製造業に取り入れるべき技術であると考えています。 続きを読む
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Q.
「壁」を乗り越えた経験について述べてください。
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A.
「壁」を乗り越えた経験として、25人程度で構成される社会人バレーボールチームに、唯一の未経験者として所属したことがあります。ただ、初め大学一年次に入部の意志を示した際には、先輩からも「チームに未経験者は必要ないし、支障が出るから全体練習にも入れられない」と告げられました。しかしその言葉に「この先輩を、このチームを驚かせたい」と却って闘志が湧き、既に引退された先輩方に頼み込んで個別に一から動き方を教えて頂きました。そして「経験で適わないなら何か特化するしかない」と特定のポジションに絞って地道に個別練習を半年間続けた結果、練習試合に出場することが叶いました。そこでの活躍によって先輩から全体練習に参加が認められ、二年次から引退までは1年間スターティングメンバーとして北区社会人大会に出場を続けました。こうした経験を通して、一度目指したものに固執し努力する「一貫性を持った志」と、独りで足りない部分を補い高めていくために「周囲を巻き込み牽引する姿勢」の重要性を実感させられました。そして、この二つを持ち臨むことで未経験者という「壁」を乗り越えて公式大会に出場することが出来た、と考えています。 続きを読む
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Q.
自由記述欄(あなたの意見・考えなどを自由に述べてください)
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A.
就業を果たす上で、陳腐な言葉ではありますが「正義のために働きたい」と考えています。確かに人によってその正義すら定義は不明確で、あやふやな概念ではあります。ただ、自分自身の正義としては「所属する組織や企業の繁栄に努める一方に、衰微していく競合他社がいない」ことであると定義しています。それは、既存市場におけるシェアの拡大や顧客の奪い合いに終始せず、新しいマーケットを拓く働きや正確な情報提供によって各人の持つ意見を洗礼し、また一方で広く経済活動を活発化させたいといったことです。そして、正確な情報発信と国民の思考に軸となるやりがいを感じ、労働を通じて社会貢献が果たせる環境として志望させて頂きました。その考え関しては融通が利かない部分でもあり、自身の強みとして決して曲げない部分でもあります。 続きを読む