【20卒】東京ガスの冬インターン体験記（理系/総合職）No.6605（早稲田大学/女性）（2019/6/26公開）

ガス企業の業務内容というと、ガスの供給を行うという面しか知らなかったが、そのためにガス油田の権益の買い付けやそれを運んでくる海運的な業務まで幅広く行っていると知ることができた。事業の幅広さを知っておくことで本選考でも志望度の高さをアピールできたと思う。

エネルギー業界全体の自由化などの話。ガス企業としての仕事内容についてはインターンを通し詳しく知ることができるが、エネルギー自由化などの知識については知っている前提で話が進んでいたのでそれについては準備しておけばよかったと感じた。

人事の社員の方だけではなく、様々な部署の社員の方とワークライフバランスや福利厚生などについてもざっくばらんにお話をすることができ、社風や社員の人柄についても良く知ることができたから。また、場所も浜松町本社で行われ、勤務する可能性の高い場所であったのでより、自分が働く姿が想像しやすくなった。

参加している学生の人数も多く、また大変優秀な学生が多くその中で自分が内定をもらうことに自信がなかった。また、特に技術系総合職では大学院生が多く、学部で入社するのはなかなか難しいという印象を受けた。加えて、社員の方は学部は様々であるが何かの分野のエキスパートであった人が多く、ゼネラリスト志向の自分とのミスマッチを感じたから。

参加前は詳しい事業内容についてあまり知らなかったが、ガスの安定供給のためにはエネルギー油田の買い付けといった商社的な仕事からそれを日本まで運搬する海運的な仕事など幅広い業務があると知り、興味を持ったから。また、インターンシップを通じて関わった社員の方々が総じて温厚で優しい人柄でありこのような職場で働きたいと思ったから。

インターンを通じて得た企業知識はもちろん本選考でも有利になると思った。しかし、インターン参加者向けの特別なセミナーや早期選考があるわけではなかったので、直接的に本選考で有利になるとは言いづらい。

特にインターン参加者向けのセミナー等はなかった。しかし、参加実績はもちろんデータとして残っており、本選考の面接においてインターンの感想について触れられた。

インフラ業界、中でも鉄道業界とエネルギー業界、そして総合電機メーカーと金融業界、中でも損害保険業界と銀行を見ていた。鉄道業界では東京メトロと小田急、京王を見ていた。エネルギー業界の中ではガス業界トップの東京ガスと電力業界トップの東京電力を見ていた。業界や仕事内容よりも、企業の規模や安定性を重視していた。メーカーと金融業界では各業界のトップ3に絞って見ていた。

ざっくばらんに、「社会に貢献したい」という思いから当初インフラ業界を見ていたが、この東京ガスのインターンシップに参加し、果たして本当に就職後したいことはそれなのかを考え直す機会になった。むしろ、自分は人々の生活を安定的に守るという仕事よりも新しい価値を生み出すような仕事（メーカー）のほうがあっていると感じ、企業の志望順位が変わった。