【鉄道業界の革新者へ】【20卒】東京地下鉄の冬インターン体験記（理系/事務系総合職）No.6569（早稲田大学/女性）（2019/6/26公開）

もともと鉄道業界に興味があり、私鉄の中では最大売り上げの東京メトロに興味を持った。インターン自体は1日で終了するものなので短期間ではあるが、まだ授業が忙しい時期であったのでそのあたりも都合が良く、参加した。

ESのみであったので、公式HPを参照し鉄道事業をはじめとする事業内容についての知識を深めた。また、鉄道業界全体の知識についても学んでおいた。

新規事業を提案せよ

1日目にやったこと

午前に東京メトロの仕事内容や働き方についての説明を受ける。昼は新木場支社の社食でご飯をいただける。午後は新規事業立案のワークショップを行い、発表をする。最後に、人事だけでない様々な部署の社員の方がいらっしゃり、各部署の仕事内容を座談会形式で聞くことができる。

人事/人事ではない社員

なし

他社が行っている事業を参考にするのは良いが、そのまま取り込むのではなく何か新しい付加価値を見つけないと意味がないという話。業界を牽引するレベルの企業は常に先駆性を求める必要があると強く実感した。

ワークショップで新規事業の提案をする際、考えて作業をする時間が非常に限られており、その中で最適な提案を作成するのが難しかった。また、班員ももちろん初めて組むメンバーであり、その中で発表の際の役割分担を決めて分かりやすいプレゼンをするのが難しかった。

なぜ、東京メトロは業界の中でも特に鉄道事業に収益が偏っているのかという理由を知る事ができたこと。他社と比較した際に必ず挙げられる特徴であるが、企業の歴史を知らないとその理由を知る事はできないし、また今後の事業の展望についても聞くことができ非常に参考になった。

普段、あまり東京メトロを使用しないので駅名や路線名を言われても想像しづらかった。なんとなく路線図に目を通すくらいはしておけばよかったと思う。

メインの鉄道事業だけでなく、不動産事業やショッピングセンター事業など様々な職種の社員の方の話を聞くことができたため。また、ワークライフバランスや社風についてもざっくばらんに聞くことができ、その様な点で入社後の自分の働き方が想像しやすくなった。

社員の方のお話を聞くと、インターンに参加したことのない内定者が多いと感じたから。インターンはあくまでインターンであり、本選考とは全く別物だと感じた。また、参加している周囲の学生も非常に優秀であると感じ、インターンの日程も多く参加者が膨大にいると予想でき、その中で自分が内定をもらうのは困難だと感じたから。

インターン後半の座談会にて人事部以外の部署の社員の方ともたくさんお話をする機会があったが、共通して温厚で共に働きたいと思うような方ばかりであったから。また、ジョブローテーションも活発であり、様々な仕事を体験したい自分にぴったりであると感じたから。

インターン参加者の中から一部の学生に対し模擬面談という形で本選考1次面接の練習の機会が与えられたが、本当にあくまで練習であり本選考とは別物であったから。人事の方と顔見知りになっても本選考では最終面接あたりまでは面接官が人事部の方ではないのであまり関係ないと感じた。

業界を絞らず、割と幅広く見ていた。強いて言うならば、インフラ業界、メーカー、金融業界を見ていた。インフラの中でも鉄道業界では私鉄大手3社の東京メトロ・京王電鉄・小田急電鉄、エネルギー業界では東京ガス・東京電力を見ていた。メーカーではBtoCの総合電機メーカーを中心に、金融業界では大手メガバンク3社と大手損保3社を見ていた。

最終的に本選考で他社との選考日程が被って選択を余儀なくされる状況のなかで、研修の長さと内容がネックとなり他社を選んだ。このインターンシップを通し、新入社員研修の内容や期間について知り、同業の中でも研修は企業ごとに全く異なると知った。インターン参加後の就職活動では研修内容についても意識するようになった。