【未知の海を航る】【18卒】日本郵船の夏インターン体験記（キャリアスクール陸上事務編）No.595（東京大学大学院/男性）（2017/12/14公開）

海運業界というものが、日常生活の上ではまったくなじみのない業界であり、どんな業界か皆目見当がつかなかったので、どんな業界か知りたく参加した。

船の航路を決定するシミュレーションゲームを行うことで海運業界を知る

1日目にやったこと

まず、はじめに日本郵船の事業内容を説明した後、船の航路を景気予測しながら決定するシミュレーションゲームを8人ほどのグループで行った。ゲームの後は、2人の若手社員の方に対する質問会が開かれた。

なし

日本郵船という会社は基本的に3年ごとにジョブローテーションで仕事内容や勤務地も変わってしまうのだが、それを自分にとってはチャンスだととらえている人が多く、それが印象に残りました。

シミュレーションゲームの成功の可否が、提示される景気動向によって決まるのでそれに関して予測を立てることを班員と行わなければならないのだが、与えられる情報が足りないので、各人が違った予測を持ち、結果、班内で予測の共有をすることが難しかった。

海運業界は、物流という欠かせないものを扱っていることから基本的には安定した業界だと思っていたが、船の代金がBPIという非常に不安定な指数によって決まるということを知ってから、安定な業界であるという誤った先入観は取り除かれた。

海運業界の売り上げは、世界の景気動向に大きく左右されるということが分かったので、金融系の知識を知っていれば業界のイメージがもっと具体的につかめたかと思う。

今回行ったのはあくまでも航路決定のシミュレーションだけである一方、社員との交流会で聞いた話は、物流をするにあたっての事業会社の人とのプロジェクトの話を聞いたので、海運業界の仕事はまだ十分に知れていないと感じたから。

グループワークにおいて、周りの学生がかなり消極的で、自分で意見を言わずに周りに合わせるだけの人が多かったので、少なくとも現段階では周りのレベルはあまり高くないように感じた。そのため、これから業界研究を続けていけば内定をもらえる可能性はあると感じた。

志望度が上がった理由としては、海運ビジネスがただ単に言われたとおりに物を流すだけの仕事ではなく、自分から積極的に動いていくビジネスだと知れたから。また、海運ビジネスというものがインフラ同様、日本の生活において不可欠なものであるというところを再確認できたから。

あくまでも1dayインターンシップであり、企業側も参加者に対して特別なアフターサポートを実施していないから。

情報系の学生なのでSIer業界や、人々の生活を根底から支える通信やインフラ業界に興味があった。他には、理系の分析力を生かせるコンサル・シンクタンク業界も志望業界に入っていた。

特別大きく志望業界が変わったということはありませんが、日本の生活を根底から支えておりなおかつ個としての裁量も見られる海運業界が志望業界の1つとして加わりました。また、今後も自分になじみのない業界のインターンにも積極的に参加したいと思いました。