【学生の人数】1人【面接官の人数】2人【面接官の肩書】人事部長、現場のリーダー【面接の雰囲気】1次、2次、最終面接といった形で進みましたが、対応してくださった方はどの人もとても温厚な方ばかりでした。終始和やかに進みました。【まず自己PRから始まり、あまり形式的な質問はなく、あなたのことについて知りたいからいろいろ聞かせてね、といった感じの普通のコミュニケーションだった気がします。なぜ?を繰り返されました。】私は周囲への気配りができ、常に改善意識を持っている人間です。兄が生まれつき難聴の障害を持っていたこともあり、誰かが困っていればすぐにその意図を汲み取ることが小さい頃から当たり前でした。所属していた軽音部では、私は部長として特に舞台から見えないところに気を配るようにしていました。例えば、以前まで大学祭でのライブ当日の動き等を記したマニュアルが無く、下級生はどのように動けばよいのか分からずに上級生の指示を待つことしかできませんでした。そこで私がタイムスケジュールやシフトなどを書いたマニュアルを作成して部員と共有したところ、機材搬入など最も効率の良い導線で会場をセットでき、またタイムスケジュールの開始時刻と終了時刻が明確になったことで自分は何時から何時まで会場にいれば良いのか等といったように部員が各自でスケジュール調整ができるようになり、兼部している人などにとっては「この時間抜けます」といった事前の報告がしやすくなりました。よって人員の配置がスムーズになるなど、昨年より下級生が自分から動いてくれる状況を作ることができました。こういった取り組みによりライブの運営は毎回充実したものとなっており、私は人からなかなか見えにくい部分にも気を配ることができる人間であると思います。貴社に入社いたしましても、周囲への気配りができる強みを生かし、少しでも改善できるフローがないか常に見直してお客様への対応力を高めていきたいと思います。【あなたが今まで直面した最も困難な状況は何ですか?また、そこであなたはどう行動し、それを乗り越えましたか?】私は学内のセミナーに積極的に参加し、チームワークの大切さと最後までやり抜く力を学びました。大学2年時に参加した米国ワシントンDCでの研修では、国際機関を回る2週間の現地での研修に加え、事前学習として45時間の講義があり、ひと夏をまるまるこの研修に費やして必死に各訪問先機関について勉強しました。各機関について調査し発表するという課題でしたが、最初、セミナーの事前学習と期末試験の時期が重なっていたこともあり、私は出された課題に対して手を抜いたものを提出してしまい、当然私の詰めの甘い調べに対しチームのメンバーには非常に迷惑をかけてしまいました。そこで私はメンバーに深く謝罪をした上で最初に作成した調査はなにがいけなかったのかを考え、これからの課題で挽回しようとゼロから全て調べ直しました。そこで、このまま闇雲に各自で調べていては時間が足りなくなると思い、チームのメンバーに2つの提案をし、実行しました。まず一つ目は、調べたことをその都度共有したほうが効率よく資料作りが出来るのではないかと考え、作った資料は随時クラウド上にアップしていき、あとから紙でバラバラと持ち寄るということを無くしました。次に各自が読んだ本をリスト化して、誰が何の本を読んでどの部分を使ったのかということを明確化しました。これらによって、すべての発表資料を期限までに揃えることができ、発表時も後の質疑応答で誰が答えるのがふさわしいかということを皆が分かっているという効率の良い対応ができました。大学院生や大学院進学を決めている先輩方と同じチームとなり、調べ物に求められるレベルも高かったのですが、現地でもホテルに帰ってその日に学んだことをメンバーと議論し合う等、最後までやり抜きました。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】人柄の良さを見られている気がしました。そのため、自分の持っている温和な雰囲気を大切にしながら、緊張しながらも一生懸命な姿勢が大切だと感じました。
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