【リアルなビジネス体験】【22卒】インテージの冬インターン体験記（文系/マーケティングリサーチコース1day）No.23073（慶應義塾大学/男性）（2022/4/20公開）

就活においてコンサル業界を見ていた時に、コンサルティングに近いような仕事をしているマーケティングリサーチという分野を発見し具体的にどのような仕事をしているのかに興味を持ちインターンシップにまず参加してみようと思った。採用ホームページを少しのぞいてみてもコンサルティングのように頭を使うような仕事をしているように思えて、マーケティングリサーチについても色々調べようと考えた。

基本的には会社のホームページ及び採用ページを隅から隅まで読むことを心がけた。そうすることでどのような仕事をどのような人たちでどのような規模・相手・方法でしているのかを大まかに予習することができる。ESについては設問がインターンシップに参加する理由についてのみの質問だったのであまり丁寧な対策はせず、正直に興味を持ったきっかけや知りたいことなどを素直に簡潔に書いた。

某飲料会社の某製品について分析するグループワーク

大量の統計データを配布され、３C分析、PEST分析、５F分析、SWOT分析、４P分析等を軽く説明され、これらの分析を午前から休憩を挟み午後までグループで行い、夕方に実際に自分たちが社員になったつもりでプレゼンするという流れであった。

実際にインターンシップで使用した統計資料はこの会社の実際の生のデータであり、リサーチ力の高さや情報の量や質を肌で感じることができた。また社員になったつもりでのプレゼンというのが仕事内容や緊張感やマナーなどを直接感じ学ぶことができた。

某飲料会社の某製品についてグループで資料を駆使し課題を分析してプレゼンせよ

1日目にやったこと

最初に人事の方からインターンシップの意義と会社説明がなされ、その後グループワークの説明と様々な経済学的な分析方法を解説してくれた。残りの3分２ほどはグループワークとプレゼンの時間だった。

人事の社員

なし

最終プレゼンの社員さんからのフィードバックについては、「ここの課題が詰め切れていなかった」「プレゼンの時間はオーバーすると聞く人の時間を奪うことになるから気をつけてほしい」など具体的で細かいアドバイスをしてもらい、本物の社員にフィードバックをしているかのようなリアリティがあった。

大量の統計資料を渡されたこともありどのデータを使って、またどの分析方法を使うのが良いのかという内容をグループで話し合うのに時間と労力がかかった。本当に夕方までにプレゼン資料を完成させて実際に社員に向けてプレゼンできるか心配であったが、グループ内の関係やコミュニケーションが比較的良好であったことから苦労しながらもプレゼンの成功に繋げることができた。

６人ほどのグループで基本的に主体的にグループワークを進めていく感じだったので他の学生と必然的によく話す機会が多かった。１日という短期であったが協力して物事を進めていくコミュニケーションのやり方が身についたと感じる。

具体的な経済学に関する知識を学べただけではなく、この会社が実際に使っている及びリサーチによって得られた生のデータの質の良さや仕事内容の擬似体験といったこの会社でしか分からない要素を短い期間ではあるが十分に知ることができたことがとてもよかった。

３C分析やSWOT分析のように金融業界（のインターンシップ）では比較的多く使われる経済学の知識を事前に学習しておけばグループワークの内容がよりよく濃いものになると思う。

仲間と協力して、膨大ではあるが統計データを使って論理的に物事を分析し、相手に納得してもらえるようにプレゼンするというイメージがこのインターンシップだけである程度イメージすることができた。それと同時に自分にはどのような知識が足りていないのかや、もっと仲間と議論が活発になれるコミュニケーションの仕方がなかったかなどの反省点も見えたことも、自身が将来活躍する姿の具体的なイメージに繋がった。

インターンの学生を見る限り、そこまで高学歴な学生はいないと感じた。またESの設問は内容も字数も比較的多くなくオーソドックスな質問しかないので特別な対策も必要ではないように感じた。またインターンシップの内容がよかったことから、自分がこの会社でどのように働くかというイメージが具体的にできていると感じた。

このインターンシップによって志望度は上がった。理由としては、以前からコンサル業界を見ていたこともあり、頭を使うような仕事に興味があったが、このインターンシップのマーケティングリサーチを実際に体験してみて仲間と協力して頭を使い課題を分析発見解決することができる会社であると確信したから。

特に早期先行がある訳でも無いようだったのでインターンシップの参加が直接有利になるようなことはないと思う。しかし会社の具体的な業務はしっかりと体験できるので企業研究には十分価値があるインターンシップだと思う。

コンサルティング業界を志望していた。理由は頭を使って物事を考えコンサルティングによって企業が成長していくと共に自身も成長していきたいと考えていたからである。学生時代は４種類のサークル活動に参加していたことから様々な分野や仲間や環境に触れ多様な能力を発揮及び身につけた経験が、さまザナ企業と関わり成長することができるコンサル業界とマッチするのではないかと感じていた。

最近設立された会社ということもあり、エネルギッシュな雰囲気なのかと思ったが比較的クールな雰囲気で自分には合っている会社だとまず感じた。また元々コンサル業界を見ていたこともありマーケティングリサーチ業界は初めての業界及び業務体験であったが、自身の働く姿のイメージについて選択肢が増えたという点非常に良いインターンシップであり、業界を一つや二つに絞らず興味を持った業界にはどんどんアプローチしていこうと思えるようになった。