【消費者視点で未来を創る】【20卒】インテージの夏インターン体験記（文系/1日のコース）No.5454（駒澤大学/女性）（2019/4/17公開）

経営学部でマーケティングを学んでいるため、マーケティングリサーチの会社を調べていたら出会った。市場最大手であり、業界分析も含め、参加しようと思った。5日間や3日間のコースもあったが、授業があるため、1日完結のインターンに応募。就活に動き始めたのが6月だったため、インターンの場を体験するという目的もあった。

先着順だったため、選考はなかった。しかし、企業を知ることは必要だと感じたため、企業ホームページで下調べをした。また、所属ゼミの教授にも情報をもらった。

実際のリサーチデータを基にシャンプーの分析→分析内容を図にまとめて発表する

1日目にやったこと

会社説明(強み・リサーチ手法など)、業界説明があり、かなり詳細に教わった。お昼を挟み、グループディスカッションとして発表。実際のデータを読み込み、短時間で分析→まとめる→発表。その後、社員の方から各チームにフィードバックをもらった。

人事と役員？

なし

ＢtoBの企業ではあるが、メーカーさんの先にいる消費者のことを考えてＢtoBtoCとして考えなければならないということ。結局商品を使うのは消費者であって、生活者と顧客企業を繋ぐという目線が大切である。BtoBtoCという考え方が印象的だった。

データの量が膨大で、慣れていなかったので読み込むまでに時間がかかった。また、経営を学んでいない学生の参加も多く、専門的なフレームワークを使用するのであれば、説明があっても良かったのではないかと感じた。(私のグループはグループ作業の時間帯に知っている人が大枠だけ説明した。)

マーケティングリサーチという学生にとってあまり想像できない業界を知ることができた。また、データの読み込む力、まだまだな部分も多かったが少しは進歩できたのではないかと思う。実際の仕事のひとつを体験できたことにより、その企業で働くことのイメージが湧いた。まだ、就活を始めたころというのもあったが、他の参加学生に刺激を受け、モチベーションもあがった。

市場の分析方法(経営的なフレームワーク)を知っておくと、新たな発想の糸口になるかもしれないと感じた。また、発表の機会があるので話し方についてもう少し勉強しておくべきだったと感じる。

マーケティングリサーチとはどのような仕事をしているのかよくわかっていなかったが、実際の仕事のひとつを体感することで、理解が深まったと感じる。しかし、1日ではやはり時間が足りずディスカッションの時間も短かった。また、学生が想像できない事業であるため、説明部分も多く、仕事の全体を想像することは難しいと感じた。

7月という早い日程のインターンシップであり、業界研究の一環として参加したため、私自身本選考を受ける、受けないということは考えていなかった。また、想像していた業務と異なるところがあり、私の仕事を選ぶ基準とそぐわなかった。そのため内定が出る、出ないより、選考を受けないという気持ちが強かったため。

インターンシップ参加前に想像していた業務と異なるところがあり、私の仕事を選ぶ基準とそぐわなかった。私の基準とは人に豊かさを提供できる仕事であり、消費者のなくてはならないものをメーカーを通してマーケティング活動を支援するちう業務内容は少し違うのではないかと感じた。

後日、インターンシップ参加者限定選考の案内が来たため、本選考と別で選考枠があると思った。どのくらいかはわからないが、倍率は圧倒的に本選考よりも低くなり、有利になるのではないだろうか。

人を豊かにするという軸のもと、なくても困らないが、人の生活を豊かにできる業界ということで絞っていった。その軸だとかなりの数の企業、業界になってしまうため、それぞれのリーダー企業を調べ、業界を更に絞っていこうと思っていた。オリエンタルランドなどディズニー関連、資生堂など大手の化粧品、旅行業界、ホテル業界などとにかく幅広く見ていた。個人的に名前が有名である会社に就職したいという思いがあるため、大手を中心に調べていた。

インターンシップに参加して、マーケティングリサーチ業界は就職活動から外した。その業界が魅力的ではなかったことではなく、私に合わないと実感したためである。数学的な知識も多く必要になると感じ、数学は苦手且つ嫌いな私には、仕事にすると苦痛になるだろうと思った。しかし、話し方など得たものも多く、参加してよかったという思いはある。