【未知を探るマーケティング魂】【19卒】インテージの夏インターン体験記（文系/マーケティングリサーチコース）No.1468（立教大学/男性）（2018/2/1公開）

マーケティングリサーチ業界には以前より強く興味を持っており，データを分析して意思決定を行っていくというこの業界の働き方についてや，この業界で最大手であるインテージのことを知り，業界研究・企業研究に活かしたかった

志望理由などはある程度考えておき，所有しているマーケティングリサーチの書籍に目を通して業界の基礎知識を復習した。

ある企業のある飲料分野での売上シェアを拡大させるためのマーケティング施策の提案

前半にやったこと

はじめの頃は，グループワークに取り組む一方で，マーケティングリサーチの考え方のヒントや，経営学のフレームワークの解説，そして社内のデータベースのシステムの扱い方のマニュアルの説明など，講義が時々挟まれた

後半にやったこと

社内のデータベースやインターネット上からデータ・情報を取得し，実際の店舗にも調査に向かって情報を得て仮説を立て，仮説に基づいてマーケティング施策を考案してプレゼンテーションの準備を進めていった。最終日にはプレゼンを行った。

社長，役員，社員等

最終日の打ち上げの食事で優勝チームだけ一品追加された

提案するマーケティング施策を行った際の「予想売上高」も算出して提案時に伝えるようにしていたことが評価されたこと。データがあまり無いなかであったため，仮定に仮定を重ねていった雑な予想売上高であることは発表の中でも伝えており，そこが評価されるとは思っていなかったため印象に残った。

定量調査によるデータ（売上推移など）のみを扱うことにならざるを得ず，データの不足からしっかりした提案を考えることは極めて難しかった。仮説に仮説を重ねるように推論していき，しかしながら地に足の着いた現実的な議論を進めていくことでなんとか最終プレゼンに間に合わせた。

第一に，ビジネス上での頭の使い方や，ビジネスの雰囲気の片鱗を知ることができた。メンターの方は頭の回転が速く，論理的に考える力が極めて高かった。自分の未熟さを感じることが多くあった。
第二に，マーケティングリサーチにおける定性調査の重要性を痛感した。定量調査で得た売上などのデータからは「この商品がこう買われている」ということはわかるが，定性調査で「どうしてこの商品が買われているのか」を消費者に尋ねることができなければそうした情報は得られないため，定量と定性の双方が揃わないと意思決定が難しくなると感じた。

議論のなかで企画を生み出していく能力を高めること。フレームワークなどを使いこなしてデータ分析の知見とうまく組み合わせることができればもっと効率よく施策を考えられたのかもしれない

第一に，社員さんの話し方や社員さんの格好（ビジネスカジュアル）や会社の内装のリラックスした雰囲気から，会社の風土を感じられたこと。第二に，インターンシップの内容が仕事の内容とあまり離れていないものであったため，業務のイメージをより深めることができたこと。

インターンシップ自体は，最優秀グループは一応発表されるものの，順位は重要ではないといったことは繰り返し伝えられた。実際，最優秀グループだからといって特別な対応をすることはあまりなかった。既に選考がある程度進んでいるが，最優秀グループの人間でもその後の選考で落とされているらしい。

インターンシップの参加によって，第一に，社員さんの話し方や社員さんの格好（ビジネスカジュアル）や会社の内装のリラックスした雰囲気から，会社の風土を感じられた。第二に，インターンシップの内容が仕事の内容とあまり離れていないものであったため，業務のイメージをより深めることができた。
この二点から，より具体的に働き方をイメージできるようになったため。

インターンシップ自体は，最優秀グループは一応発表されるものの，順位は重要ではないといったことは繰り返し伝えられた。実際，最優秀グループだからといって特別な対応をすることはあまりなかった。既に選考がある程度進んでいるが，最優秀グループの人間でもその後の選考で落とされているらしい。

インターンシップに参加する前からマーケティングリサーチ業界を志望していた。企業名としては例えば，インテージの他に，マクロミル，楽天リサーチ，日経リサーチ，GMOリサーチなどのマーケティングリサーチ協会加盟企業を中心にみていた。その他の業界では，データ分析を活かすことができそうな企業は業種に関係なくみており，ITサービス系などもみていた。

実際に参加してみると，仕事の専門性は高そうであり，実際にここでは規模が大きいこともあって分業がかなり進んでいた。翻って同業他社をみてみると，規模が小さいところなどは分業が進んでおらず一人で多くの工程を受け持つことも多いと聞くので，できれば分業して専門性を高められるような規模の大きい企業に就職したいと思うようになった。