- Q. 志望動機
- A.
株式会社商船三井の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2021卒株式会社商船三井のレポート
公開日:2020年7月27日
選考概要
- 年度
-
- 2021年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種
-
- 陸上事務職
投稿者
選考フロー
企業研究
知らない人に海運とは何かを説明できるようにすることが最低限の条件だと思います。また、海運会社は日本郵船、商船三井、川崎汽船がありますが、それぞれの違い(仕事内容、プロジェクト、将来展望、人の雰囲気)について面接で語れると非常に強いと思います。各会社の違いを調べるのに、ホームページ、また、商船三井でしたらパンフレットがありましたので、それを読んでおけば十分でしょう。人の雰囲気や会社の雰囲気を聴くのにOB訪問や説明会とセミナーを1回ずつ参加しましたが、それで十分掴めたのかなと思います。OB訪問ですが、私は事務職と技術職両方をしたため、俯瞰的な視点を持っているといった評価が非常に高かったのかもしれません。また、社員の話を聞くだけでなく(特に仕事のやりがいや会社の志望動機は人によって違うので私は一度もOB訪問で聞いたことがありません)、自分自身の想いをOBOGの方々にぶつけてみて、それで伝わるのであれば、面接でもいけるであろうと思いますので志望動機を考える際是非伝えてみてください。
志望動機
商船三井を志望する理由は2つあります。1つ目は家庭環境のため。幼少期から運搬する貨物、船の運航状況や船乗りは至極当たり前の存在であった。この当たり前が身の回りを陰ながら支えていることは成長すると共に痛感するようになった。その憧れもあり、海運業界を志望しています。2つ目は海運に特化してるためです。商船三井は、日本唯一のFSRUを保有する等、海運のスペシャリストとして様々な業界を支えてきた。私は、今まで国境線を越えて多くの物や人に支えられてきた。今後は、将来は、「架け橋」として世界を股にかけたい、社会を陰で支えたい、そんな強い想いを持って、自身の強みや経験をフルに活かしつつも学ぶ姿勢を忘れず、貴社の一員として、周りの人を、会社乃至社会を支えられる人になりたいと思い、商船三井に志望します。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2020年04月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
ESの内容・テーマ
志望動機/入社後の働く姿勢・将来展望/困難を解決した経験/自らが主体的に周囲を巻き込んだ経験
ES対策で行ったこと
様々な就活アプリであった内定者志望動機を参考し、構造の参考をしていた。どの順番では書けば一番読みやすいかを重視した。学チカは仕事をする上でアピールしたいポイントを練り込むことを重視した。
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2020年04月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
WEBテスト対策で行ったこと
SPIの難しめの参考書を一周して、その中でできなかった分野に注力して復習した。
WEBテストの内容・科目
言語、非言語、性格診断
1次面接 通過
- 実施時期
- 2020年05月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 不明
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
時間が短いので簡潔に答えられこと。また、学生時代力を入れたことは会社でトラブル解決に重なった部分があったので、その点が評価されたと思います。あとはWeb面接なので、元気でハキハキ話すことが大切だと思います。
面接の雰囲気
てきぱき話を進めていた方でした。アイスブレイクも最初の方にあり、緊張をほぐしてくれていた。話が簡潔に進めば面接時間より短い時間(20分制限時間で15分未満)で面接が終了した。
1次面接で聞かれた質問と回答
学生時代最も頑張ったこと教えてください。
エントリーシートにも書かせて頂きましたが、学生時代、異なる研究機関の教授3人の意見をまとめ、研究室での新規実験テーマを確立することに最も力を入れてきました。私は、担当として、機材や方法の確立を検討していたが、当初、立場や背景が異なる3人の教授方より様々な助言を頂けたからこそ、研究方針がなかなか決められなかった。親切だったからこそ、3人の教授より様々なアドバイスを頂き、時にまっ反対な事も言われる中、非常に苦しかった覚えがありました。このような行き詰まりの状況を改善するため、各教授の助言より妥協点を見つけるべきだと気づいた。そこで、助言内容を改めて見返し、3人に毎週方針に関する提案を粘り強く行った。結果、良いデータが取れ、テーマが確立された。
(逆質問)仕事する上で大切だと思っていること、気を付けていること教えて下さい。
(社員から)どの仕事も一人でできることはないので、周りと力を合わせていかに仕事を進めていくことが大事になっていくと思います。僕(面接官の方)は船のオペレーションや営業をやってきましたが、船関係のことはやはり海上職の方や陸上技術系の方から教わることも多いの、そういう人達と上手く仕事を回すようには心がけています。また、チームで仕事をする時、やはり陸上事務職の人たちだけ終わることが少ないので、いかに少人数で効率的に利益を最大化することが非常に大切にもなってくると思います。○○さん(私のこと)は研究室においても、学科の委員会においても、周りを巻き込みながら物事を進めてきたと思いますが、そのような力は会社に入っても大切ですので、引き続き頑張ってください。
2次面接 通過
- 実施時期
- 2020年05月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 不明
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
実際訪問した社員の部署と名前を言うと面接官と同期であることが発覚しました。会社自体人数が少ないので、情報も回っているかと思いました。ニュースや業界に対しての質問では自らの意見を述べられたのがもっとも評価されたと思います。
面接の雰囲気
雑談や趣味について多めの時間が取られたと思います。談笑もありながら、時には鋭い質問もありました。人間性を見ていたと思われます。
2次面接で聞かれた質問と回答
コロナで今後の海運業界はどうなると思いますか。
コロナウィルスでどの業界も打撃を受けているのは事実ですし、海運業界は純利益(特に商船三井は)半分近く減っている。しかし、会社の130年近くの歴史の中で、このような打撃を受けたのは今回が初めてでは決してないので、今は低迷していても、必ず回復はしていくと思います。また、日本は島国のため、海運業界がなしでは他の製造業が生きていけないのも事実にあります。他の産業を支えている海運が決してなくならないため、その中でどう切り開いていくかを考える必要がある思います。近年、貨物の運搬だけでは賄え切れない部分もあり、御社は他の洋上事業に進出している部分もあり、そのような部分を聞いたことがあるので、今後も海運を牽引するリーダーとして私自身も会社の一員として働きたいと思いました。
OB訪問の感想やなぜ日本郵船でない理由を教えてください。
私自身が女性ということもあり、働き方についてお聞きした時大変似ている部分もあり、非常に惹かれた覚えがあります。また、会社の雰囲気(このあとここの部分について深堀がありました)もOB訪問を通して知ることができたので、非常に良い時間を過ごせたと思いました。また、日本郵船でない理由は2つあります。1つ目は、OB訪問やセミナー、それこそ現在進行形の面接の場を通して、自分自身の雰囲気はより商船三井の方に合っていると強く感じていた部分がありました。また、海運により特化していたのが商船三井でしたので、私自身が海運のスペシャリストとして働きたいという想い(若干志望動機と近い部分がある)と重なる面があります。以上の理由で日本郵船でなく、御社に志望します。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2020年06月
- 形式
- 学生1 面接官3
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 部長/役員/副社長
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
重めの面接でも非常に人柄が素敵な社員でしたので、笑いを誘えたところが良かったのかもしれません。また、商船三井はジョブローテーションや海外勤務が男女問わずにありますので、それとの適性が非常に重要視されていると思います。どこに置かれても成果を出せるとアピールできた所が評価されたと思います。
面接の雰囲気
役職が上の方でしたので、今までの面接より雰囲気は重めで進んでいましたが、決して圧迫感はなく、話を聞いて頂けた雰囲気でした。
最終面接で聞かれた質問と回答
なぜ院生なのにうちの事務職を志望していますか。
(今までどの面接でも聞かれていたので、大学院生の方は特に論理の通った答え方をする必要があると思います)大学院で研究を進めていく中、出口はどうしても論文になってしまう部分があり、その先は携わることができないことに関して疑問を感じていた。就職活動をするなかで、私はやはりその先を携わりたい、どのようにしたら作られたものや技術を提供できるのか、そのサプライチェーンがどうなっているかの部分に興味が湧き、よりやりがいを感じられると思ったため、仕事にしたいと思いました(他の会社受ける時も事務系?後で聞かれたので、御社以外のメーカーも営業職で見ていましたと答えた)。その中でも様々業界をより支えているのは海運ですし、海運業界の中でも海運に特化しているのが御社だったので、御社の陸上事務職を志望しています。
海外出張、駐在は大丈夫か?英語はどうか?
世界を股にかけて仕事したい想いが非常に強いので、喜んで海外での仕事を引き受けたいと思います。(どの国が良いか?と後でも聞かれたので)場所に関してはどこでもよいと思っていて、中国であれば自身の語学力をより発揮できると思いますが、他の国、シンガポール・ヨーロッパ・アメリカ等の地域の国でもぜひ挑戦したいと思います。また、英語に関してですが、TOEICの点数の割にビジネス英語への馴染みはどうしても少なくなってしまいますので、まだ努力は必要だと思います。しかし、日常会話に関しては、海外のどこの国に放置されても語学に身振り手振りで生きていける自信はありますので、その点について、特に心配は特にないと思います。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
採用人数は非常に少ないので、内定頂き次第就職活動をやめる覚悟は必要とされる。最終面接後には志望度についての面談があり、そこを通過できる人(覚悟を決めた人)から内定が正式に出されます。
内定に必要なことは何だと思うか
採用人数が非常に少なく、運と縁の部分は大きいと思います(これOB訪問でも毎回言われました)。しかし、努力も必ず必要になりますので、企業研究や業界研究は必ずした方が良いでしょう。最後に、やはり仕事をするならやる気がある人としたのが社員ですので、面接でパッションも大切にしてほしいです。総合商社の最終面接を辞退してくる内定者も居ますので、その覚悟があると印象も良いかなと思いました。また、面接の段階で海運業界の動向についての質問、自身の考え方を問われることも考えられますので、会社関連のニュースや動向を自分の言葉で語れるようにした方が良いと思います。正解がないので、自分の考え方、もちろん前向きに伝えられれば必ず面接官の心にも届くと思います。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
違いは海運に対する熱意かなと思います。毎年の採用学歴の見ると偏りもなく、優秀な学生が集まるので、その中で差別化がしやすいのはやはり志望動機と自身の意見をいかにその場でまとめて伝えられるようにできるかが大切だと思います。前向きで明るい性格面での評価もあると思いますし、やはり他業界以上に海外との接点がありますので、語学力は大事になると思います。
内定したからこそ分かる選考の注意点
一次面接と二次面接が鬼門みたいで、他業界のNo.1企業に内定した友人でも普通に落ちていた。また、日本郵船と川崎汽船と併願して受ける方が多いので、その差別化をいかに自分の言葉でわかりやすく伝えられるか非常に大切だと思います。最終面接合格案内は人によって違うみたいなので、そこは人命を尽くして天命を待つしかないと思います。
内定後、社員や人事からのフォロー
志望度確認の面談で正式に内定を頂ければ社内の一番新しいフロアの見学案内をしてくれる。オンラインの内定者懇親会を企画してくれた。
内定後入社を決めた理由
入社を決めたポイント
- 社員の魅力・実力
- 福利厚生・手当・働きやすさ
- 海外拠点で働きたい
- 会社の規模
- 給料・待遇
入社を迷った企業
パナソニックホールディングス株式会社
迷った会社と比較して株式会社商船三井に入社を決めた理由
業界での立ち位置を重視しつつ、より魅力的な仕事内容だったため、商船三井を選びました。海運業界でやはり海運に特化しているため、技術もそうですし、世界での立ち位置を見た時やはり規模は非常に大きい。トップ層だからこその特徴が必ずあるので、そこに魅力を感じて入社を決めました。また、仕事内容に関しては、ジョブローテーションを嫌うか好むかに分かれるので、私自身はより多くの種類の仕事(営業だけでなく経理や法務、人事等)を経験したい想いが就職活動を通してありましたので、ローテションは頻繁で行われる商船三井が良いと思いました。また、商船三井は同期人数も少なく、会社としてが少数精鋭ですので、より自身の成長を感じられると思い、最終的に入社を決めました。
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A.
私は国内外を問わず、たくさんの人の生活を支える仕事がしたいという思いがあり、貿易を通じて経済を支えている貴社を志望しております。貿易大国である日本において9割以上が船による海上輸送で貿易が行われていると知り、海上輸送の規模の大きさと社会的貢献度の高さに気づきました。貴社は日本郵船グループの一角という安定性と大きなネットワークを有しているほか、船会社の中で日本で唯一モジュール船を所有しており、様々な貨物の輸送ニーズにきめ細やかに対応できます。私も貴社の一員として、世界中にあらゆる貨物を運ぶことで、その地域の発展にも寄与し、社会を支える一助となりたいです。その中でも規模が大きく、国や地域の発展にもつながるような貨物を扱うモジュールチームで。船の安全を確保しながらお客様の貨物を輸送することで、会社からもお客様からも信頼される人材になりたいです。 続きを読む
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-
A.
中国で生活していた頃、必要な日本の製品がほとんど全て手に入れられたこと、また、振り返れば日本でも国内にいながら様々な国のモノや文化に当たり前のように触れられていたことに気付き、国際物流によって自分たちの生活がいかに便利で豊かなものになっているかということを実感しました。そして、国際物流の中でも特に海運の果たす役割が非常に大きいこと、御社が経済成長著しいアジア域内で強力なネットワークを持つ最大の船社であることを知り、ぜひ私も留学経験や語学力を活かして世界中の企業の成長や人々の生活を支えることに貢献したいと考え、志望いたしました。さらに、現在三人目の社員の方が台湾研修に行かれていることや最近インドへ出張された社員の方がおられるというお話しを聞き、海外で働く機会があることも魅力に感じました。 続きを読む
商船三井の 会社情報
会社名 | 株式会社商船三井 |
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フリガナ | ショウセンミツイ |
設立日 | 1884年4月 |
資本金 | 654億35万1028円 |
従業員数 | 1,349人 ※社外への出向者等を含む(陸上839名・海上510名) |
売上高 | 1兆6524億円 ※2018年3月期 連結 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 池田 潤一郎 |
本社所在地 | 〒105-0001 東京都港区虎ノ門2丁目1番1号 |
平均年齢 | 38.4歳 |
平均給与 | 1675万円 |
電話番号 | 03-3587-7111 |
URL | https://www.mol.co.jp/ |
採用URL | https://www.mol.co.jp/saiyou/ |