21卒 本選考ES
総合職
21卒 | 秋田大学大学院 | 男性
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Q.
志望理由
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A.
貴社であれば、日本や世界のモノづくりを根底から支えたいという私の想いを実現できると考えたからです。産業ガスの製造法は吸着のプロセスによるものであり、自身が吸着材に関する研究を行っていることから産業の土台を支える産業ガス業界に興味を持ちました。中でも貴社は国内No.1のシェアを誇りながら、ガス・アプリケーションによってガスそのもののシェア拡大を目指す数少ない企業です。自身の技術が社会の発展、及びモノづくりの安定供給につながる貴社ならば、私の想いを実現できると確信しています。産業ガスのプロという使命感を持ちながら高い次元で産業の発展に貢献できると考え、貴社を志望しました。 続きを読む
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Q.
キャッチフレーズ
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A.
やらずにチャンスを逃すが損 理由 私は「何事もとりあえずやってみる」ことを大事にしています。何もせず変化がない、損もしないことより、たとえ損をしてもやらずにチャンスを逃してしまう方が損だと考えているからです。 続きを読む
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Q.
研究概要
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A.
パラジウム(Pd)は白金族金属(PGM)と呼ばれる金属種のひとつです。PGMは電子基盤、自動車排ガス浄化触媒、歯科材料など、さまざまな分野で代替できない材料として多岐に亘り利用されています。しかし埋蔵量の少なさ、産出国の偏在性を有していることから、国内供給を輸入に依存している金属としても知られています。これを解決するため、多様な金属が高濃度で含まれている使用済みの自動車排ガス触媒、小型家電などから回収・再利用することが重要であると考えられており、現在世界でこれら二次資源からのPGMの分離回収が盛んに行われております。またポピュラーなPGM回収法に『溶媒抽出法』というものがあります。この手法は他のプロセスに比べ、目的金属を高濃度かつ短時間で高効率に回収可能、また回収エネルギーも少ないといった利点があることから、工業的に広く用いられています。一方、有機溶媒が多量に必要なため装置の大規模化、人体・環境負荷が大きいといった欠点もあります。また現行用いられている抽出剤は、劣化しやすい、選択性が低い、抽出スピードが遅いなどの問題点を抱えています。以上の背景から現行のモノよりも優れた抽出剤を開発し、これを多孔質の樹脂へ担持させることで、抽出剤の持つ優れた性能が付与された吸着剤として有用ではないかと期待し、研究を行っております。抽出剤を吸着剤へ転換することで回収時に有機溶媒が不必要、金属濃度が希薄な溶液にも対応可能、工業プラントに導入しやすい、といった利点が期待できます。現在、我々研究グループが開発したPd(II) に対し非常に優れた抽出剤をアクリル系多孔質樹脂へ担持し、その吸着性能を検討しております。その中で多種の金属元素を含有する使用済み自動車排ガス浄化触媒浸出液を対象とした場合でも、選択的にPd(II)吸着を行えることを明らかにしております。 続きを読む