- Q. 志望動機
- A.
株式会社NHKエンタープライズの本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2017卒株式会社NHKエンタープライズのレポート
公開日:2017年6月13日
選考概要
- 年度
-
- 2017年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種
-
- 不明
投稿者
選考フロー
企業研究
私はディレクター志望でしたので、NHK本体のディレクターの方にOB訪問し、番組制作の心得や仕事のやりがい、ワークライフバランスなど色々と質問し、勉強しました。NHKとNHKエンタープライズは違う組織ですが、番組制作の部分は共通している部分が多いそうなので、学べることがたくさんありました。NHKエンタープライズは説明会がないので、HPを訪れたり(iHistoryのページがおすすめ)、NHKエンタープライズが制作している番組を観たりもしましたが、OB訪問が企業研究を進める上で1番勉強になったと思います。
志望動機
NHKの番組に感銘を受け、人の心に残るようなドキュメンタリー番組を作りたいと思うようになりました。3年前に観た『映像の世紀』の衝撃は今でも忘れません。この作品を観て、社会関心が高まり、専攻を変える初めのきっかけとなりました。NHKの番組は、ただ勉強になるだけではなく、好奇心がかき立てられたり、番組のテーマに関して深く考えさせられたりする趣向が凝らされていると思います。番組作りの姿勢に共鳴する御社でディレクターとして働きたいと思い、志望いたしました。
1次面接 通過
- 実施時期
- 不明
- 形式
- 学生1 面接官3
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 不明
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以上
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
志望動機については聞かれることはなく、自己PRや学生時代に頑張ったことについてよく聞かれたので、その人の性格や人柄が重点的に見られていると感じました。この人は何を面白いと感じるのか、なぜこの人はその経験をしようと思ったのか、またその経験から何を学んだのか、といった「価値観の軸」となる部分をよく見られていたと感じました。自分の場合、面接の受け答えはそこまで得意ではありませんでしたが、自分の個性的な海外経験が評価に値したのだと思います。
面接の雰囲気
面接官の方が始め雑談をしてくれたので、面接の質疑応答になってもすんなり始めることができました。自分が返答に困っている時も、ゆっくり待ってくれたり、答えやすいように別の切り口から聞いてくれたりして、面接しやすい雰囲気だったと思います。
1次面接で聞かれた質問と回答
あなたの強みを教えて下さい。
海外経験が比較的豊富なことが私の強みだと思います。小学3年生のとき、父親の仕事の都合で海外に転勤し、イギリスに2年、シンガポールに3年間滞在していました。また、大学に入ってからも、ケニアへボランティアに赴いたり、オランダに派遣留学に行ったり、世界30カ国をヒッチハイクで巡るなど、海外での見聞を広めることに力を入れてきました。異文化に直面して学んだことは、自分の価値観を通して相手を見るのではなく、相手の立場から相手を理解しようと努めることです。個人的な海外経験を通して、柔軟に異文化の人々と接することができることが私の強みだと思います。注意したことは、海外経験が豊富にある別の人と差別化できるような個性的な経験を「面白く」伝えることです。自分の場合は、ヒッチハイクの経験が面接官に受けていたと思うので、そこについて詳しく説明しました。
学業以外に力を入れたこと、そこから学んだことを教えて下さい。
私は、ボランティア通訳に力を注いできました。私が所属していた学生団体は、「人と出逢う旅」を理念に、日本の文化体験を通じて外国人観光客と地元の人々をつなぐ機会を提供していました。通訳チームのリーダーを任された私は、外国人の満足度を上げることを心掛けました。文化体験の後に街を案内したり、一緒に食事したり、別れ際に折り紙をプレゼントしたりするなど、様々な工夫を凝らしました。相手に満足してもらうには、見返りを求めずに相手のために尽くすことが大切なのだと学びました。注意したことは、自分がやっていたこととそこから何を学んだかをそれを経験していない相手にわかりやすく伝えることです。
最終面接 落選
- 実施時期
- 不明
- 形式
- 学生1 面接官5
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 役員/代表取締役社長
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
最終面接は、自己PRや学生時代に頑張ったことについても聞かれましたが、やはり志望動機の部分が要だったかと思います。なぜ御社を志望するのか、他の同業界の会社ではダメなのか、この2つをきちんと答えられたことが評価されたのではないかと思います。その会社で働きたいという想いが強く、かつその会社に自分がどのようにコミットしていくのか明確になっていることが大事だと感じました。
面接の雰囲気
質問は基本的にESに沿って聞かれました。役員の方がESの中で気になった点を次々と質問していき、それを深堀していく流れて面接が進んでいきました。自分の回答に面接官が笑みを見せる時もあり、リラックスした雰囲気で面接に臨むことができました。
最終面接で聞かれた質問と回答
君はNHKとNHKエンタープライズしか受けていないようですが、どうしてそこまで「NHK」にこだわるのか教えて下さい
これまでの人生を振り返ってNHKの番組に育てられてきたという想いがあるからこそ、NHK一本で受けることにしました。例えば幼い頃に観た『世界ふれあい街歩き』や『ダーウィンが来た』、大学に入って感銘を受けた『映像の世紀』や『知の巨人たち』などの番組は、自分の好奇心を強くかきたてるものであり、自分の考え方が生き方が大きく変わるということも何度かありました。初めはただの一視聴者として番組を観ていたのですが、次第に自分もNHKの番組制作に携わりたいという想いが強くなってきました。自分が本気でやりたいと思うことに対しては「覚悟」を持って臨むことが大事なのではないかと思い、私は2社しか受けていません。注意したことは、御社への志望度が高いと言うことを自分の経験から話したことと、それに対する覚悟を示したことです。
もしこの面接がダメだったらどうしますか?
もしこの面接がダメでしたら、就職活動を諦め、大学院に進もうと予定しております。現時点では、社会に出て働きたいと思う一方で、また大学で勉強しきれていないと思う部分もありますので、学業に励もうと考えております。そして2年後にまたエントリーさせて頂き、再びチャレンジしようと思っています。注意したことは、仮に面接に落ちたとしても他の企業に行くのではなく、2年後に再びチャレンジするという姿勢を強調することで自分の本気度を示しました。
内定者のアドバイス
内定に必要なことは何だと思うか
マスコミのディレクター職を志望するのであれば、日頃からテレビ番組や映画、ドキュメンタリーなどの映像コンテンツに触れておくのが大事であると思う。その上で、自分は何を面白いと感じるのか、どのような切り口で番組を作りたいのかという部分を明確にしておくことが大事だと思う。また、ディレクターという仕事を理解する上で、OB訪問を重ね、実際に働いている人の声を聞いたことが一番勉強になった。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
志望動機を自分の経験からしっかり語ることが、明暗をわける1つの要素なのではないかと感じた。これこれこういうきっかけで御社を志望するようになっただとか、学生生活をこういう風に過ごしていく中で、この業界・職種に強い関心をもっただとか、自分の経験を押し出して志望動機を語れている人は、評価されると思う。また、グローバル化が進む今日、海外の放送局と共同で番組を作ったり、互いの映像コンテンツを売買したり、あるいは英語で番組を作ったりする機会が増えていくと思うので、海外経験が豊富だと評価される度合いが大きいのでないかと思った。
内定したからこそ分かる選考の注意点
説明会もインターンもないけど、NHKが好きな人がNHKエンタープライズも受けている印象を受けた。NHKエンタープライズを志望する人は、NHK本体の説明会に行ったり、NHK職員のOB訪問をしたり、NHKの番組やイベントに触れることが大事だと思う。また、NHKエンタープライズはESで結構落とされると思うから、個性を全面に押し出しても自分をアピールすることが大切である。ESでは企画書を書かされるので、自分の経験や関心と関連されて「面白く」書くことが大事だと思う。
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NHKエンタープライズの 会社情報
会社名 | 株式会社NHKエンタープライズ |
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フリガナ | エヌエイチケイエンタープライズ |
設立日 | 2005年4月 |
資本金 | 16億850万円 |
従業員数 | 551人 |
売上高 | 680億5200万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 松本浩司 |
本社所在地 | 〒150-0047 東京都渋谷区神山町4番14号 |
電話番号 | 03-3481-7745 |
URL | https://www.nhk-ep.co.jp |
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