【21卒】クリナップのショールームアドバイザーの面接の質問がわかる本選考体験記 No.11023（武蔵大学/女性）（2020/11/17公開）

志望理由/自己ＰＲ/強みをどのように当社で活かせるか

就活会議で先輩がどのように書いたかは非常に参考になった。その上で書き方を参考にして、自分の体験や考えを書いた。

ショールームアドバイザーも接客業なので、接客が出来るイメージを人事に持たせられるように話した。笑顔も忘れず心掛けた。

柔らかいとも堅いとも言えない普通の雰囲気だった。履歴書通りのノーマルの質問が多い。クリナップショールーム見学に行ったかも聞かれる。

自己ＰＲをお願いします。

私の強みは「前向きに一歩踏み出す」事が出来る点です。1ヶ月のフランス語学留学での行動が挙げられます。フランス語は2年間欠かさず勉強しており、現地での生活に不安はありませんでした。しかし留学初日にしてホームステイ先での食事の際に、緊張して聞き取れない上に単語が出てこない状況でした。意思疎通が出来ない現実を突き付けられ、悔しい思いをしました。語学学校では学生が皆積極的に発言しており、上達するには自分もそうしなければならないと考えました。「間違えてもいいから喋る」というスタンスに変え、授業中は必ず発言し、ホームステイ先では電子辞書を片手に果敢に会話するよう心掛けました。その結果、周囲に「喋れるようになったね」と言われるまで成長することが出来ました。

学生時代がんばったことは何ですか。

アルバイト先で接客だけでなく、場の空気の改善をしたことが挙げられます。
約3年、下着屋で販売のアルバイトをしていますが私が入社した当初は女性特有のグループが出来ており、上手く馴染めない雰囲気を感じていました。アルバイトは留学費用「90万円を貯めるモチベーション」のもと励んでおりましたが、《先輩・後輩関係なく働きやすい空間をつくりたい》という想いから一番下である自分から行動しようと立ち上がりました。改善策は①業務中に分からない事があったら遠慮せずに聞く(会話へ繋げる) ②休憩時間や業務後にご飯に誘い、緊張感や距離感を無くす③「常に笑顔」で接する、の3点です。3番目についてはお客様だけでなく従業員全員にも笑顔で接する事で、この空気が全体に伝染したからです。この経験を活かして、社内でも更に空気を良く出来る存在を目指します。

堅い雰囲気ではあったが面接官をお客様だと思い、終始笑顔を忘れないよう心掛けた。アルバイトが接客だったので、接客業のリアルさを忘れないようはなした。

結構詰められた。圧迫ではないが近しい雰囲気であった。商品について聞かれたがど忘れしてしまい、名前が出てこなかった。

接客において、すべてのお客様が従業員に心を開いてくれるわけではないと思いますが、そのような方の場合どのような対応をしていますか。

従業員と会話が苦手なお客様に関してはファーストアプローチの段階でわかるので、その場合には積極的にお声がけをするのではなく様子を見ながら短くお声がけをしていきます。フィッティングサービスに促し、試着室に入っていただけた段階から距離を段々に詰めていくよう行動します。会話が苦手なお客様は、従業員に緊張していたり恐怖心を抱いていることが多いのでそちらを解消するため、笑顔で接することの徹底と的確なサイズ判断で信頼関係を構築していきます。また接客は個人プレーではなくチームプレーだと考えています。従ってお客様の些細なニーズや情報を他の従業員に共有をし、相談していきます。多忙な時期だと従業員が入れ替わる可能性もあるのでそちらも情報共有は徹底します。的確なアドバイスで信頼関係を構築できたと感じたら、お客様のライフスタイルやニーズを聞き出し、お客様ご自身に合いそうな商品をご提案するようにしています。

社会人になってやってみたいことや、なりたい社会人像を教えてください。

なりたい社会人のイメージは「チームを引っ張る存在」と「笑顔を伝染させていく存在」の２点です。
まず１点目は「憧れとしている」社会人像です。なぜなら私のチームで取り組む際の立ち位置は、「チームの中心」ではなく「皆の意見を聞き、人同士をつなげる」ような役割だからです。チームには後者の存在も大切ですが、私に足りていない「リーダーとして中心に立つ」要素を身に着け、両者の立場になって考えることのできる存在になっていきたいです。
２点目はアルバイトで学んだ考え方です。下着屋で販売員をしていますが、繁忙期のギスギスした雰囲気の時に、従業員にもお客様にも笑顔で対応することで周囲が明るくなったからです。将来、社内に「笑顔を伝染させていく存在」になれるよう目指していきたいです。

企業オリジナル問題なので特に対策は行っていないが、基本の数式は勉強しなおした。

言語、非言語、感性をためすようなテスト

集団面接だったので、ほかの学生さんが話しているときの態度には気を付けた。頷いて反応することや、もちろん終始笑顔を忘れないよう心掛けた。

３人のうち２人は学生を緊張しないよう気遣ってくださる感じでした。笑顔で聞いてくださったのが好印象でした。もう１人は学生に的確に聞くような方で堅い雰囲気です。

志望理由と将来何をしたいか教えてください。

御社の企業理念「家族の笑顔をつくります」が、私の理想とする多くの人々を笑顔にしたいという想いと重なったためです。下着屋でのアルバイトでは、お客様にはもちろん従業員にもどんなに疲れていても笑顔で接するよう心掛けました。そうすると店内全体が「笑顔」というプラスの雰囲気になり、笑顔を伝染させていくことがやりがいの１つと感じるようになりました。この経験から将来仕事でも、笑顔を伝染させていきたいと考えました。御社の掲げる企業理念のもと、多くの家族に笑顔を伝染させ、その笑顔を世界に広げていきたいです。
また入社した暁には、まず配属された支店でお客様を笑顔にできるような関係性の構築から始め、将来的には名指しでご指名をいただけるような存在を目指したいです。また長い将来ではショールームの支店長になり、従業員全体を纏める立場にも挑戦できるよう励んで聞きたいと考えています。

（履歴書の）特技についてどういうことか教えてください。

履歴書に記載させていただいた「危機察知能力」という特技は、フランス留学で身に着いたものです。滞在先は首都から離れていたので、休日に友人とパリへ出かけていました。その際にスリ集団から囲まれてしまったという経験です。ヨーロッパでは童顔にみられるアジア人は得に狙われやすいというのは有名でしたし、鞄を２つに分けることやコートの下に隠すことなど対策を徹底していました。しかし大通りを歩いていると左右から囲まれ、友人が両腕を掴まれてしまいました。囲まれた恐怖心から身動きができなくなってしまいました。そのとき異変に気付いた現地の方が声をかけてくださり、一瞬の隙を見計らって全力疾走で友人の手を引っ張り逃げることが出来ました。このことから鞄には常に気を付けることや周囲に怪しい人がいたら離れるよう心掛けるようになりました。

３日ほどで電話にて結果が来たが、１週間で考えてと言われさすがに短いと感じた。
内定者交流会も割とすぐに開き、交流を大切に考えてくださっていると感じた。

コロナ禍でなければショールーム見学は必須であるかのように感じる。最終面接を覗いて毎回聞かれた。
同業他社との強みを明確に理解する必要もある。YouTubeに参考になる動画があるので（企業目線なので分かりやすい）、見た方がよい。企業研究をしているアピールとして逆質問でも経営について聞いた。決算発表の資料での疑問を最終面接で話しましたが、反応は良かったように思える。またネットで重役の方がどのくらいに入社したか把握し、歴史についても少々伺ってみました。

ショールームアドバイザーの選考なので、例えば圧迫されたとしても顔に出ているとしたら接客する側としては不合格ですので内定が出る人とは言えない。お客様から好かれるような笑顔が大切だと思う。
企業研究も必要である。競合他社との違いや商品の特徴もノートにまとめて覚えることをお勧めする。

アルバイトなどで接客をしていた人は、選考のどこかのタイミングでプラスの点だけでなく負の点とその改善策・どう対応するかが聞かれると思う。クリナップに入社したとしたら、かなり高額な商品を売るわけなので、トラブルも経験するかもしれないという事を頭に置いて答えた方がよい。