【学生の人数】1人【面接官の人数】2人【面接官の肩書】人事部1人、リサーチャー1人【面接の雰囲気】二人とも女性で、物腰や口調は柔らかかった。面接を始める際に「リラックスして臨んでください」と面接官に言われたので、終始落ち着いて面接をしたい様子だった。【社会調査士の資格を取りたいと思ったのはなぜですか?】率直に申し上げると、「大学に入ったからには資格を取って就職活動に役立てよう」という思いがまずありました。ただ、数ある資格の中からあえて社会調査士を選んだのには理由があります。それは、「調査を通じて人の考えや行動を知ること」が私にとって魅力的だったからです。私が小学生の時は他人と行動や言動が異なることが多く、「みんなが考えてることがわかれば私もクラスで浮かずに済むのに」と感じることがしばしばありました。しかし中学・高校と個性的な友人と接する機会が多くあり、人と違うことを「恐怖」ではなく「興味」と捉えるようになりました。大学に入って取る資格を探していた時に社会調査士の紹介が目に止まり、それを読んだ時に「調査を通じて多数派や少数派の考えや行動を把握でき、グラフなどで可視化できること」が面白そうだと感じました。【マーケティングリサーチ会社以外に受けている業界があれば教えてください。】わたしはマーケティングリサーチ会社の他に、音楽業界を見ています。具体的には(JASRACなどの)著作権を扱う会社や、(ヤマハ音楽振興会などの)音楽教室を運営する会社を今まで見てきました。私は3歳の頃から音楽教室でエレクトーンを習ってきており、「将来、子供や大人の皆さんに音楽の楽しさを伝えたい」という思いがありました。しかし音楽会社はそもそも採用枠が1~3名のところがほとんどであり、加えて音楽会社を訪問したときに「自分の雰囲気と合わない」と感じることも何回かありました。そのことを鑑みた時、大学4年間で培った調査の知識や経験を活かし、リサーチャーとしてキャリアを形成していくほうがより現実的だと判断しました。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】事前に言われていたのに履歴書を持参するのを忘れ、終始背水の陣だった。質問自体はOpenESで事前に記入した内容を深く問うものが多いので、回答の内容を1分、3分、5分でまとめておくと淀みなく答えられる。
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