1次面接
【学生の人数】1人【面接官の人数】1人【面接官の肩書】若手人事【面接の雰囲気】短い時間だったため、学生の話をじっくり聞く面接というよりは、聞きたいポイントを絞って受け答えする面接だった。【人と関わることで影響を受け、成長した経験を教えてください。】これは私が「悪い人」に騙され、人生最大の危機に瀕して成長し、変革した経験です。一昨年に2か月間、タイとカンボジアにバックパッカー旅行をした際、私はタイ人に法外な食事代を支払わされ一文無しとなりました。水で生き延び野宿する日々が限界に達し、初めて自分の絶命を悟りました。それでも食事を求めて行動し続けたある日、広場で現地の大人と子供により行われていたサッカーに私も飛び入って混ざると、両親が安宿を経営している少年に出会いました。その両親に言葉で伝わらない部分を必死に身振り手振りで説明し、働く代わりに宿と食事を手に入れどうにか命を繋いだという経験です。この経験によって私が大きく変革したのは三つ、一つ目は海外では、自分の困難は全てを自分で考え解決しなければいけないと理解したことです。二つ目は、自分で全てを考え困難を解決したことで、これまで眠っていた「人類が元来備える生命力」が開花したことです。三つ目は、日本語の巧みなタイ人には絶対に騙されないという強い決意を身に付けたことです。死の危機を越え、生命力に溢れる私の前では、未知の環境のどんな困難も小さく感じられると自負しています。貴社においても持ち前の生命力で、いくつもの立ちはだかる困難を越えていけると考えています。【周りの人からどのような人だと言われますか。】私はよく「親しみやすい」や「懐に入るのが上手」と言われます。所属するフットサル部では副部長を務めているのですが、部員から相談を受けるなど頼られることが多く、特に後輩からは「親しみやすい」と言われています。一方で、少し怖いとされる先輩にも可愛がってもらったことから、「懐に入るのが上手」だともよく言われます。私自身は常に笑顔で人と接し、先輩後輩という立場も関係なく冗談を言い合える関係作りが部に良い雰囲気を生むと考え、親しみやすさを重視してきました。結果として、先輩にも好かれることができたのだと思います。また、家族には言いたいことは言う頑固な所が父親にそっくりと言われます。自分の主張はきっちりと持つことを部活動でも部員に求めてきたので、それが頑固だとみられることもあるのだと思います。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】面接時間が短い一次面接において、印象を残すことができたことがポイントだと思っています。はっきりと自分の考えを相手の目をみて言うこと。基本ですが、一次面接ではこれを意識するだけでも頭一つ抜けることができると思います。
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