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【真実を伝える記者魂】【18卒】朝日新聞社の記者の本選考体験記 No.3626(早稲田大学/男性)(2017/12/13公開)

株式会社朝日新聞社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

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2018卒株式会社朝日新聞社のレポート

公開日:2017年12月13日

選考概要

年度
  • 2018年度
結果
  • 2次面接
職種
  • 記者

投稿者

選考フロー

企業研究

冬のインターンシップに参加した。記者の方々による文章の書き方講座が行われ、実際に自分たちで記事のようなものを書き、それを添削してもらえる。ESの書き方や内容のアドバイスももらうことができた。一泊二日の総局取材にも行くことができた。若手記者の実際の働く様子を真近で見る貴重な体験で、実際の業務を理解することができた。もっとやっておけば良かったのはOB訪問。記者は人と話すことが仕事の大半なので、いろいろな大人の人と話すことに慣れることに加えて、記者らしさをもっと感じておきたかった。何よりも重要なのは新聞各社の特徴を理解しておくこと。同じ出来事についての記事でも書き方や内容は以外と違う。何社分か新聞を読み比べると何となくわかってくるので絶対にやるべき。

志望動機

事実を伝えたい。それが記者を志望する理由だ。神奈川県の労働者街でボランティア活動をした。高校生だった。志願した10人の生徒で行った。事前学習で、「暗い街。危険が溢れてる。労働者たちは活気がない。お金がないのに酒やタバコをやめない」といった悪い印象を持った。実際は違った。夜食の配給活動に参加した。労働者の方と話した。彼らは皆、「自身の生活に絶望し、生気がない」というイメージが全く当てはまらない。笑顔で感謝を伝えてくれる。前向きに生きる強い意志を感じた。嗜好品をやめられないだめな人間と決めつけていた。違う。働いた自分へのご褒美なのだ。「それを楽しみに、一日頑張れる」働いた後の一杯のうまさを知った今なら、当時以上に共感できる。活動の報告会で、経験した「事実」を語った。記者は事実を追いかけ、伝える。記者になると決意した。

インターン

実施時期
2017年01月

筆記試験 通過

実施時期
2017年05月
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

筆記試験対策で行ったこと

朝日新聞キーワードを徹底的に読み込んだ。作文対策はほとんどしていない。作文のルールだけをしっかり確認した。

筆記試験の内容・科目

時事問題と作文。時事問題は勉強していれば合格点は取れる。作文は悩みすぎると時間がなくなるので、考えながら書き進める必要がある。

1次面接 通過

実施時期
2017年06月
形式
学生4 面接官2
面接時間
60分
面接官の肩書
記者
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

GDでの協調性は良い方向に評価されたと思う。面接パートでも、自分なりの考えやものの見方をうまく伝えたのが良かったのではないか。

面接の雰囲気

新聞社の選考だからか固そうな人だと感じた。以外にこちらの緊張をほぐそうと、積極的に話しかけてくれるのでそこまで緊張せずに挑めた。

1次面接で聞かれた質問と回答

リクルートスーツは黒にすべきか。

始めにGDだった。黒にすべきに賛成・反対か、2人ずつにわけられ、5分ほどおのおので考えをまとめる時間が設けられる。その後意見をかわす。いかに論理的に話を進めるかが問われていると感じたので根拠を説明することは欠かさなかった。また、だれか一人が議論の中心となるのではなく、皆が均等に時間を与えられ意見を発せるよう、「今の意見に関して○○さんはどう思うか」など、話を振って議論を回した。最終的に議論が「黒にすべき」という意見でまとまった後、面接官に発表をする。今度はわかりやすい説明を心がけ、話は短く要点を完結に伝えた。面接官も相づちや、「なるほどね」などの反応を見せてくれたので自信を持って、プレゼンを進めることができた。

朝日新聞読んでどうか。

3月の天声人語は高齢者について書いていた。高齢者は敬うべき存在。彼らは社会へ計り知れない貢献をしてきた。「経験は、ときに傲慢に転じる」記事の一文だ。電車で年配の方に席を譲った。「席を譲られるほど老けちゃいない」彼は声を張り上げた。どうしてこの老人は、人の親切心を簡単に否定できるのか。「すみません。でも落ち着いてください。どうしたんですか」素直に疑問をぶつけた。地域のゲートボールに参加していた彼はけがをした。家に帰ると一緒に暮らす娘夫婦に、「もう若くないんだから」と言われた。彼は、体がついてこないもどかしさと、娘夫婦の言葉が悔しかったと言う。席を譲られ年寄り扱いされたことが追い討ちをかけた。天声人語は読者に考えさせる機会を与えている。この記事を読んで、実体験を思い出し、高齢者に対して、悪い点ばかりではないと気づいた。記事が、私の偏っていた考えを正した。文章の威力を思い知った。

2次面接 落選

実施時期
2017年06月
形式
学生1 面接官2
面接時間
30分
面接官の肩書
年次がけっこう上の記者
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

自分のユニークさを出そうとしてから回ってしまったところを厳しく見られた気がする。基本的には素の自分をさらけ出してもいいとは思うが、やり過ぎは注意すべきかもしれない。

面接の雰囲気

局長クラスと見える記者の方が面接官だった。雰囲気も少し固く、志望度も高い企業だったので非常に緊張した。

2次面接で聞かれた質問と回答

これまでに力を入れてきたことは。

塾講師のアルバイト。生徒に合った勉強法を自分なりに分析した。小中学生は勉強に興味がない。まずは興味を持たせる。基礎問題を解かせてみる。正解した生徒を褒めて、褒めて、褒めまくる。生徒は褒められる喜びを感じる。褒めてもらえるので勉強へのやる気が起こる。そこからは生徒のペースと理解度に合わせて授業を進める。授業時間は80分だ。小中学生は集中力が長く続かない。気分転換に、授業を40分進めたら休憩をはさんだ。切り替えの仕方を覚えると、メリハリがつき、ダラダラ勉強しない。高校生は褒めてもやる気を出さない。勉強をあきらめている子が多い。できない子は、両親や先生に話を聞いてもらえない。聞いてもらえないから何がわからないか伝えられない。わからないことをわからないままにする。この悪循環にはまる。高校生の場合はまず話を聞く。根気強く聞き続ける。「この人は話を聞いてくれる」信頼関係を築く。そうすることで、担当生徒の成績の向上に力を貸してきた。

自分の好きなところと好きではないところは。

周りをよく見れている。視野の広さが気に入っている。スニーカーを見るのが好きで、よく人の足下を見ていたのがきっかけだ。それが足下だけではなく、そのスニーカーをはいてる人のすべてが気になりだした。顔や服装まで見るようになった。人間観察に楽しさを見言い出した。そして今では、いろいろなことに気づきやすくなった。歩いているだけで楽しめる。自分のそんなところが好きだ。逆に自分に自信がなさ過ぎるところを変えたい。人からどう思われているかを気にしすぎて、言いたいことを言えない時がある。自信満々の人を見ると、なんでそんなに自信あるのだろうかと卑屈に見てしまう。直そうと意識しても変えられない自分のこの性格が好きではない。

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朝日新聞社の 会社情報

基本データ
会社名 株式会社朝日新聞社
フリガナ アサヒシンブンシャ
設立日 1879年1月
資本金 6億5000万円
従業員数 3,827人
※男性3025人、女性802人 (2024年4月現在)
売上高 2691億1600万円
※2024年3月期連結
決算月 3月
代表者 角田 克
本社所在地 〒530-0005 大阪府大阪市北区中之島2丁目3番18号
平均年齢 46.8歳
平均給与 1147万8034円
※2024年3月31日時点
電話番号 06-6231-0131
URL https://www.asahi.com/corporate/
採用URL https://www.asahishimbun-saiyou.com/
NOKIZAL ID: 1130675

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