【18卒】ニトリの総合職の面接の質問がわかる本選考体験記 No.3895（早稲田大学/男性）（2017/12/12公開）

カフェで面接のようなもの

夏採用だったので普通とは違うかもしれません。人事の方と１対１で面談をした。これからの面接に参加してほしい学生かどうか見極められていました。また、面接に向けてのアドバイスも沢山いただきました。

将来やりたいことなどの具体性はまだ少し足りないようではあるが、人あたりがよく一緒に働きたいと思える学生だったと言われました。人物重視ではあるのかなと思いました。

厳かな雰囲気で緊張しました。質問も深堀してくるものが多く正直落ちたかと思いました。しかし、話を聞く態度は嫌なものではなく、しっかりと聞いてくれました。

学生時代に頑張ったことは何か。

1年間のフランス留学を通して、挑戦を続け学びを得たことです。世界中から集まってきている多国籍の学生と議論を交わすなど積極的に行動しました。議論を想定するシミュレーション力や、論理的な説得力を磨き、異なる考え方や価値観を否定せず理解するように努め、視野が広がり複眼的な物の見方も得るという結果につながりました。他国の留学生との親交を深めるため、クラスメイトへのアンケートから最も人気だった家庭的な日本食をもって企画したホームパーティーや、サウナに通い地元の常連の老人たちとも親交を深め、沢山の人脈を築きました。自分の、どの世代とも友好関係を築ける誠実さを実感し、そうした自分らしさを磨くこともできました。

志望動機は何ですか。

「自分自身の成長が会社への貢献につながる」、「挑戦が求められ続ける環境」。このふたつが私の会社選びの軸です。御社の掲げている3C主義は私のその軸と重なり、魅力的でした。さらに、「住まいの豊かさを世界の人々に提供する」というロマンの実現のため、ゼロから挑戦していて、走りながらやっていくという姿勢にも非常に共感が持てました。御社に入社すると配転教育制度の下、2、3年をめどに様々な部署に異動することになると理解しています。常に挑戦が必要となるその環境は私の求めている環境でもあり、必死に努力を続けていきたいとも思っています。御社の企業理念や働き方は私にとって非常に魅力的であり、御社の一員になることを切望しています。

面接ごとに自分のなかでやっていきたいことが明確になっていきそれをうまく伝えたことが評価されたと思います。最終面接なので非常に緊張しましたが、熱意を見せれば通るのではないかと思います。

前回同様厳かな雰囲気でした。面接前に人事がリラックスできるよう話しかけてきてくれるので助かりました。

思い描くキャリアプランは。

１年目：店舗運営部
　実際に売り場に立ち、お客様と従業員とのやり取りを通じて、店舗運営の基礎を学ぶ。
５年目：店舗運営部・フロアマネージャー
　 お客様の声を直に聞き、お客様のニーズを汲み取り、売り上げ向上に貢献する。何よりも現場で学びたいのは、人をどう動かしていくのか。パート従業員の方がより働きやすい場はどんなものか。彼らに自分の意図を伝え、行動してもらうにはどうしたら良いか。そういったノウハウを学ぶ。
８年目：店舗運営部・店長
　店長としての経験からマネジメント能力を磨く。店舗の責任者として、利益の最大化を目指す。そのなかで、数値分析力や課題発見解決力、説得力、店舗作業の深い理解、リーダーシップなど様々なスキルを獲得・向上させていく。
１０年目：組織開発室
　この部署では、海外新店舗の運営をしていく中で必要となる、ニトリのロマンを達成するための組織づくり・人づくりの提案力を磨く。
２０年目：商品部（プレゼンテーション・マーチャンダイズ）
　プレゼンテーション：お勧め商品の最適な演出方法を学び、ニトリがお客様に伝えたいイメージを実現するプロデュース力を身につける。
　マーチャンダイズ：お客さま目線からニーズにマッチした商品開発を行い、原材料・生産工場・生産方法を考慮し、どこでどう売るかまで一貫して考える。そのスキルを獲得する。
３０年目：店舗開発部
　 ２０３２年までに３０００店舗という目標を達成したら、次の目標ができる。店舗の数をより増やしていくはず。海外での新店舗の出店から運営をさらに進める。海外の人々の人生がより満足感に溢れるものとなり、幸せを感じてもらう。
４０年目：海外事業部
　世界の人々の住まいを豊かにする。格段に増えた海外店舗の売り上げがあがることは、お客様がそれだけ満足し、購入してくれたということ。それを実現・安定させていく。

自己PRをお願いします。

私の強みは、何事にも好奇心を抱き挑戦していく姿勢です。私の人生最大の挑戦はフランスでの１年間の留学生活です。経済などフランスと日本の共通点に惹かれ、親日国でもあるフランスへの留学を決意しました。最初はコミュニケーションがとれず毎日悩み、おちこみました。積極性がないと何も物事が進まないフランスでの生活は、私にとって自分を変える大きなチャンスでした。まずは留学の目標である交流を図るため、学生を集めて映画鑑賞会を企画しました。いくつかの課題を分析解決し、困難を乗り越え、友達もたくさんできました。留学を経て、より好奇心が強くなりましたし、さらには、自分から進んで挑んでいく姿勢も身につき、それらが今強みになっています。入社後もこの強みを活かしてひたむきに勤めていきたいです。

考える時間は十分に与えてくれます。就職に関して気になることや疑問点があれば気軽に電話してきてくれて良いと人事に言われていました。非常に親切です。

ニトリという会社の仕組みを知っておく必要があります。２、３年ごとのジョブローテーションがあるので、幅広い業務内容を理解しておくことはもちろんです。加えて、何年目にはどこの部署へ行き、次はこの部署へいくといったキャリアプランを明確にすることも必要でした。キャリアプランも自分の考えたものを１度社員に見せて添削してもらうことをおすすめします。学生目線で考えたものと、実際のキャリアは意外とずれがあったりします。「海外事業部に行く人で店舗開発を経験してない人はほとんどいない」など、内部の人のアドバイスは非常にためになります。

店舗で働くことが必須なので、接客に関しての態度は考えられているのかと思います。笑顔で対応できるか、声は元気に出すことができるか、清潔な身だしなみをしているかなど、基本的ではありますがそうした部分ができてない人は、良い人材でも落選していました。

性格診断が選考の後半であるのですが、非常に量が多く、矛盾する回答をするとすぐにばれてしまい突っ込まれます。なので、自己分析はあらかじめ念入りにおこなっておき、突っ込まれない準備をしておく必要があると感じました。