【18卒】ヤギの冬インターン体験記（文系/総合職）No.1282（近畿大学/女性）（2018/2/2公開）

商社で働くには英語が話せないと話にならないと思っていたが、先輩内定者の方が面接で「全く英語を話せません。」と伝え、内定を頂けたという話を聞き、大切なのは英語を話せるかではなく、伝えたいことを的確に相手に伝える力であると教えてもらった。ワークを通じて、説得の難しさとともに、伝え方次第で相手を説得（ボタンパーツの値下げ成功）できることにおもしろさを感じた。

業界の知識というよりも、チームでの議論の進め方、コミュニケーションの取り方が難しいと感じたため、普段から意識してトレーニングする必要があると感じた。そのような力はインターンだけでなく、本選考でも大変重要であると思う。

例年、女性はほとんどの方が一般職で入社されていることを知り、総合職採用してもらうには相当なガッツや、語学力が必要であると感じた。また、先輩社員から労働環境について話を聞かせてもらい、気力体力勝負になると思い、結婚出産をしても働き続けることができるか不安になった。

内定者・インターンシップ参加者は、関関同立クラス、もしくは外大出身、スポーツでいい結果を残したことがあるなどの特徴があり、自分には当てはまらないと感じた。なんとしても繊維商社で働きたいという強い意志を持った学生が多く、自分にはその覚悟が足りないと痛感した。

インターンシップに参加するまで、繊維商社での仕事内容について具体的なイメージが湧かなかったが、商社は、商品よりも人で勝負できるという点におもしろさがあると気づけた。ホームページで、この企業の雰囲気の良さを感じていたが、自分の目でそのことを実感できた。

確実に本選考に有利になる訳ではないが、インターン参加者のみに情報が与えられることがあったり、先輩社員と話をできる機会が設けられることがあった。そこで意義のある時間を過ごし、きちんと自分の糧につなげたら、本選考で説得力のある話ができると思う。

本選考が始まる少し前に、インターンシップ参加者に対して、特別に先輩と座談会をする場が1時間程度設けられた。

インターンシップ参加前から、商社の仕事に興味があり、その中でも洋服が好きなことから、繊維商社で働きたいという気持ちが強かった。島田商事、スタイレム、タキヒヨーなど同業界（特に大阪に本社を置いている会社）を中心に志望していた。また、規模、売上高などはこだわりがなく、仕事内容や会社の雰囲気を重要視していた。

繊維商社に対してますます興味が膨らんだとともに、志望度は高まった。他の学生と話をして、優秀な人が多いと感じ、このままではいけないと危機感が生まれ、就職活動解禁までに、もっとたくさんのインターンシップに参加しよう、成長しようと思った。大阪には、数多くの繊維商社があるが、それぞれの強み・特徴をしっかり整理し、理解しておく必要があると感じた。