【英語力と射撃技術、両立の証】【18卒】シークスの総合職の本選考体験記 No.3198（青山学院大学/女性）（2017/12/11公開）

大学時代に打ち込んできたこと、わたしはこんな人、世界情勢に関するトピックスで気になるもの、志望動機

初めて本選考で書くエントリーシートだったので、わからないながらも締切直前まで悩みながら書きました。手書きか、パソコン入力か選択できたのですが、より時間をかけたことが伝わると考えて手書きで記入しました。

一通り、市販のSPI対策本は行ったが、効果はあったのかよくわかりません。

言語、非言語、計算問題（細かい小数点の問題が多かった印象）

就職活動を通じて初めての面接だったので、かなり緊張して臨みましたが、自分の意見を真っ先に述べ、そのあとから理由を述べることで落ち着いて受け答えできたのがよかったのだと思います。

人事の方は穏やかな印象を受けましたが、役員の方は厳しそうな印象を受けました。実際面接をしてみると、そうでもなかったです。

大学時代にしたアルバイトについて教えてください。

駅構内の売店でアルバイトをしています。キオスクをイメージしていただけるとわかりやすいと思います。大学一年次からずっと続けています。タバコを扱っているので、その銘柄を２００種類ほど覚えなければいけないのですが、自分はタバコを吸わないのでとても苦労しました。その銘柄も、時期によってはパッケージが変更になったり、会社の統合によって名称が変わったりするので、その都度アップデートするような形で対応するようにしています。駅ということもあって、お客様は速さを重視していると思うので、出来るだけ速く会計を済ませられるようにしています。改札の横に店舗があるのですが、電車がホームに入って来た時にレジにいらっしゃって「速く！」とおっしゃるお客様もいらっしゃいます。わたしの会計処理が遅く電車に乗れなかった時には「あの店にはもう行かない」となりますが、会計が早く電車に乗れた時には印象にも残らないと思います。いかにストレスを与えず何度も利用していただけるようにするのが大事なのだなと思いました。

エクセルなどを用いて、細かな数字・データを一日中確認するような仕事が若いうちは多い。細かい数字を扱う作業は大丈夫か？

細かい作業は得意ですし、長く続けるのも得意です。高校時代は理系で、数学や化学・生物・物理といった理系科目にも取り組んでいました。大学では、１．２年次に経済学の基礎科目を履修し、数字や数式を扱った科目も勉強していたので、数字を扱うことにも抵抗はありません。パソコンに関しては、大学の講義で勉強はしたのですが、使う機会がなくまだ自信がないです。レポートを作成する際にワード、プレゼンテーションの際にはパワーポイントを使うのですが、エクセルにはなじみがないからです。でも今後は使いこなせるようになりたいと思っています。御社に入社できた際には、仕事をしながら勉強を重ね、必ず使いこなせるようになっていきたいと思っています。

世界情勢に関する質問に対して、自分の意見を言えたのがよかったのだと思います。かなり頻繁に状況が変わっていたので、毎日ニュースを見て現在の状況がどうなっているのかを確認し、それに対してどう思うかを準備していたのがよかったのだと思います。

人事の方は一次面接と同じだったので、自分としては安心して臨めました。役員の方も穏やかな印象を受けました。

不得意なことは何か。それをどのように克服しようとしているか。

一つのことに深く取り組むことが得意なのですが、夢中になるあまり周りのことが見えなくなることがあります。また、妥協出来ない性格が強すぎるせいか完璧を求めてしまって、ずるずるといつまでも取り組んでしまうことがありました。課題の完成度を上げたいがゆえに睡眠時間を削って、体調を崩してしまったこともあります。今までは周りの人に心配されても、自分の中での完成度を満たすために助言を無視してきてしまっていました。しかし体調を崩した時に、自分を追い詰めすぎるのはよくない、と実感し睡眠時間を確保した中で最大限努力すること方向に頭を切り替えるようになりました。今は、自分の体調を一定に保つことを最優先に考えて、その中で完成度を上げられるようにしています。

世界情勢に関するトピックスについて書いたことについて、あなたの意見を聞かせてください。

エントリーシートには、フランス大統領選挙について書きました。今までフランスは積極的に移民を受け入れてきましたが、市民の中には”移民は受け入れたくない”と心では思いつつも表には出せず押さえつけてきた人もいるはずです。本音は、外に言えないからこそ本音なのだと思うからです。そこで特に移民に対して過激な発言を繰り返してきたトランプ氏が米国大統領に当選したことで、“自分達を守るために自分の思いは隠さなくてもよい”という考えを芽生えさせ、極右政党へ票が流れているのだと思います。人々の負の感情が過激な行動につながることがあるかもしれません。人々が様々な考えを持つことは自由だと思います。しかしその考えが行動に移された時、またそれが個人ではなく集団の総意として行動が起こってしまうことを懸念しています。

面接の半分以上が社長のお話で、自分に話を聞かれたのはほんの少しでした。正直どこで判断されたのかよくわかりませんでした。

最終面接だったが、そんなに厳しい雰囲気は受けませんでした。社長室で面接を受けましたが、明るいおしゃれな社長室で、緊張はそんなにしませんでした。

大学時代に頑張ったことを一分以内でアピールしてください。

わたしは大学時代、英語力の向上と体育会射撃部の活動の両立に励んできました。英語力に関しては、英語開講の授業を積極的に受講して、TOEIC675点から880点まで伸ばしました。本当は留学がしたかったのですが、金銭的にも時間的にも余裕がなかったので、叶いませんでした。しかし、留学は出来なくても英語力は上げられる、と考え努力を続けました。射撃は、大学から始めました。全日本大会への出場を目標に日々練習しています。二年連続で出場しているので、今年度も出場出来るように頑張っています。また今年度は主将に任命され、後輩を指導する立場になりました。自分の技術を向上すると共に、チーム全体の士気と点数を上げられるように指導をしています。

女性の社会進出が進んでいるが、あなたの入社後のキャリアプランを教えてほしい。

わたしは、結婚や出産後も仕事を続けたいと思っています。女性だから、男性だからということではなく、会社や社会に貢献し、その上で自分の能力を伸ばしていきたいと思うからです。実際には、出産するのは女性ですし、育児に関わる割合が多いのも女性だと思います。しかし、それを理由にして仕事を諦めるのはあまりしたくありません。会社説明会では、社長は「やる気のある女性には、産休や育休を積極的に取ってもらって、ずっと仕事を続けてほしい。そのやる気が会社の雰囲気も上げることにつながる」とおっしゃっていました。そのような雰囲気のある御社では、結婚や出産後も続けやすいと思いますし、同じような意思を持った方と助け合いながら御社に貢献したいと思っています。