【新商品創出の挑戦】【23卒】ニトリの夏インターン体験記（文系/3daysイノベイティブコース）No.24188（名古屋大学/男性）（2022/4/27公開）

大学の先輩の薦めで，インターンを始めるにあたって登竜門となるニトリのインターンシップにはぜひ参加しておくべきだと聞き，通常のインターンに加えてInnovativeコースにもぜひ参加しておきたいと考えたため。

通常のインターンとは違い動画選考で現状を壊すような内容をプレゼンすることが求められたため，シンプルな選考用の動画ではなく動画編集やシナリオなどを作成して選考官の目に留まるような特徴ある動画を作るよう工夫した。

新商品立案グループワーク

はじめにニトリの提供する資料を読み込み，事前に用意した資料を用いて共有。グループワークで商品増を固めながら３日目の発表に向けて資料作成を行った。最後には執行役員の方からFBがもらえる形式となっている。

新商品を作るうえでの市場分析技術，広告内容，予算の計算など

自分たちの周りにある課題を解決するための新商品を企画

1日目にやったこと

事前に自らが感じる身の回りの課題についての資料をグループ内で共有し，それぞれの案から全員で取り組みたいと思えるものを選択し，メンター社員に報告，グループの方向性を定めた。

2日目にやったこと

中間発表に向けた資料作成。他のグループの発表も聞くことで自分たちの発表の良さや抜け漏れを把握し，最終発表に向けての資料のブラッシュアップを目的とした。FBを得て具体的な改善点を見つめることができた。

3日目にやったこと

最終発表，結果発表があり，最優秀賞１班，優秀賞２班が選ばれる。上位３班は１週間後に行われるCOOチャレンジという舞台で社長副社長にプレゼンする機会を得ることができる。

執行役員

次段階のCOOチャレンジに進出することができ，ニトリポイント10000円分をいただいた

２つのグループに１人社員がつき，メンターとしてアドバイスをもらいながら発表に向けたプレゼン作成を進めることができる。また，他の班の社員とも交流を交わすことが可能で，かなりフランクにワークそのものだけでなく社会人との交流の機会を提供しているように感じた。

事前の準備があったとはいえ，０から新しい商品のイメージを作成および提案まで行うのが初めてのことであったため資料作成にやや時間を費やした。また，その過程にある予算の概算がなかなかつかず，ネット上にある疑似商品や競合の価格などを調べ新しい商品の値段を定めるということでこれまでに経験したことの内容な業務体験をすることができた。

他の班の発表を聞くだけではなく，発表に対するコメントや質問などをフォームを通して行うことができ，完全な双方向性はないものの，多少コミュニケーションをとることが可能であった。

予算の概算を出す際に，実際の商品の質と値段がうまくかみ合っているかなど書いての目線に立った値段の設定や原価とニトリが提供する価格帯とがうまくかみ合わず，どのように調整するかなど現場の声を受け入れながら調整したことが学生の立場ながら実際の商品部の考えにもつながる貴重な経験だったと感じた。

予算を出す際に実際に使われている部品や素材の値段など細かい部分まで調べるのにグループ全体でかなり時間を費やしたので，事前に値段や部品のリサーチが済んでいればもう少しスムーズに価格設定やその他のブラッシュアップに使うことができたのかなと感じる。

０から新しいものを作り出す商品部という部門での働き方が非常に面白さを感じ，また，その根源が人々の悩みを解決するための立案という部分に自分の就職活動の軸である人の悩みを解決し，利便性の高い社会を実現することとの親和性を感じたため，特に商品部で働いてみたいと感じた。

周りの学生と比べて商品を開発するというフローの中で求められる能力の一つである空間や立体の把握能力が優れていると感じる点が多かったため。家具を提案する際にも間取りや配置などでほかの班員を納得させるような議論を展開したり，予算作成の際にも表計算ソフトを用いて円滑に進むよう役割をこなすことができたため。

ベーシックインターンに続いて参加した本インターンではさらに深い内容を体験することができ，自分の経験として参加できただけではなく企業理解も同時に深めることができたと考えたため。また，メンターの方にサポートしてもらう機会が増え，社員の方にも魅力を感じる機会が増えたため。

本インターンであるInnovetiveコース参加者は実際の本選考の１次，２次面接を免除で選考に進むことができる。通常の選考を２段階免除できるため，かなり本選考においては他よりも有利になると考えられる。

インターン参加前は禁輸業界を中心的に志望していた。ニトリのインターンを受けたのは先輩の薦めであり，自分の志望とは関係なかったため，あくまで自分の経験として能力アップや他の業界研究の一環として参加した。同じ時期には自分の第一志望業界である銀行のインターンを数社受けており，メーカーやインテリアは特に受けていなかった。

社員や企業全体で就職活動に取り組む大学生を支援している雰囲気があり，インターン中だけでなく参加後もフォローや面談を重ねられるため，就職活動を進めるうえで大きなアドバンテージになったと考えられる。志望業界に変更は特になかったが，企業を広げるうえで大きなターニングポイントになったことは確かである。業界に限らずリクルーターがついてくれるので非常に助けになる。