【柔軟な発想で未来を創る】【23卒】キヤノンマーケティングジャパンの冬インターン体験記（文系/営業職3day仕事体験）No.21425（非公開/男性）（2022/4/19公開）

メーカー系IT事業を行う企業の中で業務を体感してみたいと感じたため。コロナ禍では珍しく対面のインターンシップ開催であったため，実際の働き方や社員とのかかわりなど自分の経験を通して実感することができると考えたため応募した。

イメージングソリューションを提供している事業に加えて新しくITソリューションも手掛けているところから事業ポートフォリオの柔軟性を感じたため，自分の経験でも視野を広く持ち行動を転換したことを中心にエントリーシートを提出した。また，複合機ビジネスの低迷化を課題として掲げていたため，ペーパレスなど社会の動向をニュースで確認するようにしていた。

柔軟な考えを重要視されていたと思う。前述したような事業ポートフォリオの転換など事業方針に既存の者にこだわらない部分があり，学生にも同様な思考を求めているように感じた。実際にインターンに参加している学生も多角的な視野を持ち様々なアイデアを出せる人材が多いように感じた。

見守りカメラの新規事業立案型グループワーク

計３日間開催。隔日で行ったため間の資料作成機関も踏まえると約１週間程度のインターンになっていた。課題は新商品を発売する前に追加で新しい機能をつけ，ターゲット層の拡大を図る，といった内容であった。新商品の情報，機能などは事前に提供され，技術や資金にこだわらずに企画提案することが求められた。

市場分析から新商品開発の４P分析など

新商品開発企画提案

1日目にやったこと

新商品の概要説明，ブレインストーミングなどの方向性を決め，グループ内での交流を図りながらアイデアを出し合った。市場分析などはお互いに調査を勧めながら具体的な数字を用いることを指導された。

2日目にやったこと

中間発表及びオフィスツアー。実際に働く社員様の話を聞く時間もあり，働く姿が具体的にイメージできるいいきっかけになった。中間発表では進めたい方向性を３軸用意し，それぞれ社員の方からFBがもらえるような構成だった。

3日目にやったこと

最終発表及び座談会。インターンを通じて交流のあった社員の方々に詳しい働き方や意見をもらう時間もいただき，就職活動を進めるうえで非常に有意義な時間になったと思う。最終発表では役員の方からFBを受けることもでき，発表内容やアイデアについて意見を受け，今後の活動の糧となった。

執行役員３名

キヤノン製品のコンパクトカメラ

固定の社員がつくことはなかったが，常に近くに社員の方が巡回に来てくれ，意見を聞いたり評価してもらうことはかなり柔軟に行えたと思う。テーマの主軸について検討している際に実際の市場を分析する際のペルソナを具体化することをアドバイスされ，それによって開発ストーリーがイメージしやすくなったことが印象的だった。

隔日の内容だったため，一貫性をもって資料作成や発表準備を行うことに神経を注いだ。特に遠方から来ているメンバーも多く，オンラインでの話し合いが必須の状況だったため，就職活動中ではあるが時間を割いて日程調整を行ったことが大変であったと感じた。名目上は３日間のインターンだが，実質２週間ほどのボリュームがあったと考えている。

私の所属したグループはかなり積極的に活動できており，オンライン上でもMTGを重ねながら最終発表まで進むことができた。他グループとの交流もあり，全体的に楽しみながら参加することができたと思う。特にほかのグループと交流することで自分にない発想や考え方のコツ，発表資料の作成などより幅広く考えることができる様になった。議論の重要性を実感するきっかけになった。

新商品企画を考えるにあたって，４Pで市場のニーズや自社の持つ技術と照らし合わせながら考えること，ペルソナを想定した実際の使い方や市場規模のリサーチなど実際の働き方の流れで経験することそのものが非常にいい経験になったと思う。また，最終発表では全体の前で話すというコロナ禍ではなかなか行えないプレゼンを経験し，集団の前で自分の製品を伝える練習，わかりやすいレジュメの作成など社会に出たときには必要となるスキルを先に経験することができ，非常に糧となるインターンシップになったと思う。

イメージング技術の応用や現在の技術力についてリサーチしておけば新商品のイメージを固めることができたかなと思う。

実際に新規事業に取り組むことのフローや手順を身をもって実感し，グループの資料について社員の方から率直な意見をもらうことで自分の能力や考えにアウトサイドな意見を取り込むことができ，実際の業務でも同じように先輩や上司から意見をもらう姿を想像できた。

周りの学生を十分引っ張るパフォーマンスを取ることが出来，現状力を入れているITソリューションを考えるうえでも理系の情報系の知識がある人だけでなく文系出身者も多く在籍しており，持っているスキルや素養よりも吸収力や前向きに学ぶ姿勢を求められていると感じ，自分の長所を発揮することのできる環境であると感じた。

実際に本社を訪れることで働く様子や社員同士の関わり方を肌を通して実感することができた。また，社員の方のＦＢがすごく丁寧で，発表の前後もたくさん声をかけてくださり，実際に働く際にも気にかけてくれる環境や適切丁寧な助言を受けられる環境であると感じたため。

上記の通り，早期選考に参加することができただけでなく，選考途中にも選考官の方とインターンについての話をすることができたり，和やかなムードで面接を進めることができたため。

IT企業やコンサルティングファームを志望していた。幅広い業界やクライアントと関わりながら仕事を進めることのできる業務をしたいと考えていたため。当社はITソリューションに注力し始めていて。両方の軸を満たしている部分があると考え，メーカー系IT,卸売りといった特徴が自分の就職活動の軸とあっていると感じたため志望度が高くなった。

大手企業ということで厳格，固い風潮のある社風なのかと予想していたが，実際そのようなことはなく，丁寧な説明をしてくれ，発表の指導も寄り添いながらわかりやすく行ってくれたため，人の良さが伝わるインターンだったと感じた。志望業界も同様なITを扱うものに傾き，自分の就職活動の方向性を決めてくれるようなインターンであったと感じることができた。