【成長と貢献、挑戦の軌跡】【20卒】ニトリの総合職の本選考体験記 No.7669（名古屋大学大学院/男性）（2019/7/8公開）

座談会+テスト

３０分程度の企業説明と質疑応答をメインとした座談会の後に、２０分程度の性格診断テストのようなものが行われた。

志望理由
入社後１０年間のキャリアプラン

リクルーターの方と現地で直接や電話で相談しながら内容を決め、書いた後も提出する前に添削をしていただき、改善を重ねた。

ニトリの業務内容の理解と、ニトリにおける３Cをしっかり満たしているかどうかを見られているように感じた。

学生の緊張をほぐすためにとてもにこやかに話しかけていただき、非常にリラックスした雰囲気で話すことができた。

学生時代頑張った経験を教えてください。

学生食堂では、お客様に外国人の方が多くいたため英語で会話する機会が沢山ありました。しかし、苦手なことに直面すると緊張してしまう私の弱点のせいもあり、簡単な質問や注文も英語で話しかけられてしまうと臆してしまい、適切な受け答えができませんでした。このままでは外国人のお客様やバイト仲間に迷惑をかけてしまうと思い、TOEICの教材を用いてリスニングを中心に勉強を始めました。その際、TOEIC試験で700点を取るまで続けようと決めました。勉強を始めて一ヶ月で受けたTOEICは600点と目標に100点も足りない結果でしたが、持ち前の達成するまで努力し続ける力でその一ヶ月後には目標を超える730点を取ることが出来ました。その結果、英語の聞き取りに自信がつき、外国人のお客様とも臆せず会話ができるようになりました。また、接客の際に意識していたのがお客様の立場になって考えるということです。どんなに忙しい時でもお客様が気分良く食事ができるように混雑している時でも表情や発言のスピードに常に気をつけていました。その結果、お客様アンケートで対応が素晴らしいというお声をいただけました。

他に学生時代に頑張った経験はありますか？

私は、中学生の時の合唱コンクールでピアノの伴奏者を務めました。私の中学校では一年に一度クラスごとに合唱を発表するイベントがあります。しかし、私が中学二年生になった時のクラスにはピアノの伴奏が出来る人がおらず、クラス全体で悩んでいました。その時、クラスの役に立てる可能性があるなら頑張ってみたいと思い、伴奏者に立候補し、その日からピアノの練習を始めました。今まで全く経験がなかったため、楽譜の読み方の勉強からのスタートであり、想像していたより遥かに険しい道のりで、途中で何度も投げ出そうとしました。しかし、立候補した以上やりきらなくてはならないという使命感から一ヶ月間毎日練習を続け、本番では自身の目標であるピアノの伴奏をやり遂げクラスの発表を成功に導きました。この経験から、目標の達成のために努力を続ける粘り強さ、目標をやり遂げる力、行動に対して責任感を持つことの大切さを学びました。また、クラスの役に立ったことに強いやりがいを感じたため、社会に出てからも人々の役に立つ仕事がしたいと考えるきっかけとなりました。

ニトリ独自のシステムである配転教育制度を前向きに捉えている点が評価された。部署を何度も移り変わっても大丈夫そうな人材かを見られていたように感じた。

こちらの話に笑顔で相槌を打ってくれ、自分の話にとても興味がありそうな雰囲気で話をきいてくれたので緊張せずに話すことができた。

周囲を巻き込んで何かした経験はありますか？

私は趣味として音楽ゲームに興味を持っており、世界大会でも準優勝するほどに夢中になっていました。しかし、そのゲームのプレイヤー数が近年減少していっているように感じました。そこで、最近あまりプレイしなくなった人たちを少しでも盛り上げたいという思いから、同じ思いを持つ友人達とともに二年前に非公式の大会を開催しました。しかし、場所はどうするか、どのようなルールにしたら興味を持ってくれるだろうか、人は集まってくれるだろうかといった課題や不安も多くありました。ここで、一人で全ての課題や不安を解決しようとしても厳しいと判断し、ゲームセンター側との相談による場所とゲーム筐体の貸し切りや、特別ルールの考案、SNSを使った頻繁な告知という役割を運営のメンバーに分担しました。その結果、大会本番には全国各地から百人以上ものプレイヤーを集めることができ、大会として大成功を収めることができました。この経験から、皆で協力して一つの大きなものを作り上げるに当たり、自分の役割を認識することとそれを最後までやり遂げる責任感の大切さを学びました。

研究内容を教えてください。

私は植物の気孔について研究しています。植物の葉に存在する気孔は、葉の表面に無数に存在する孔であり一対の孔辺細胞から形成されます。気孔は光や温湿度、大気組成など多様な環境刺激に応答して、その開度が調節されます。これまでの研究の結果から、気孔開度制御に関わる数多くの因子が明らかになっています。しかし、気孔開口には、まだ多くの未知の因子や経路が存在していると考えられます。そこで、私は所属している研究室のケミカルスクリーニングにより同定された九種類の気孔開口を阻害する効果を持つ化合物を用い、化合物の作用機序と、その化合物の標的因子を特定することで、これまで明らかにされていなかったさらなる気孔開閉の分子機構を解明することを目指しています。