【22卒】太陽油脂の技術職の面接の質問がわかる本選考体験記 No.14839（青山学院大学大学院/女性）（2021/7/3公開）

企業からのオリジナル質問は、志望動機のみ

My Career Boxでの提出、履歴書の郵送

My Career Box、手書きの履歴書

基本的にオーソドックスな質問のみです。手書きの履歴書は誤字脱字のないようにするなど、秘本的なことを心がけました。

ESは５人以上の人に見てもらって、納得できるまで書き直した。直すのは大変だし、否定されるのは辛いけどひとつESを納得いくまで書き上げると、だんだんと慣れてきます。とにかく書いててみるのが大事です。

なし

時間になってログインした。時間になったらすぐに始まりました。

とにかく明るくハキハキと応えるようにしました。面接は会話なので相槌を打ちながら、相手の目を見てお話を聞き、応えることを大切にしました。求める人物像が明記されていないので、企業理念にある優しさをアピールしようとコミュニケーションや人当たりには気をつけました。また、自分自身のアピールポイントも思っていることを簡潔に答えれば良いと思います。

女性二人で雑談のような感じだった。とても温かい雰囲気で一緒に働きたいと思えるほどだった。ESに沿った質問がほとんどで、ひねった質問はなく終始笑顔で聞いてくれた。

あり。日を改めて、面接の合格をいただいた段階でフィードバック面接の案内をいただきました。「元気一杯という印象を受けました。」というコメントをいただき、その後はこちらが企業に質問をいただく時間でした。

なし

学生時代に力を入れて取り組んだことはなんですか。

自身の研究テーマにおける、実験方法の確立です。酵母菌を用いた遺伝子解析を行なっています。私が扱っている遺伝子は、未だに機能が解明されていない遺伝子であり、既知情報や確立された実験方法がないのが現状でした。したがって暗中模索のなか実験を進めるにあたり、様々な解析手法を試し確立する必要がありました。私は機能解析の一歩として、目的タンパク質に蛍光マーカーを結合し、細胞内での存在箇所を特定する方法を確立しようと試みました。関連する文献を20報以上参照し、6種類のマーカーを用意し 、結合位置や組み合えわせを変えた菌株を80株作製しました。その一つ一つに対して、機能評価を行いました。その結果、半年かけて確立されていなかった実験方法を自ら導き出すことができました。この経験から、根気強く挑戦を続け、0から何かを生み出すこ との面白さを学びました。貴社に入社した際にも、自らの頭と体を使い、挑戦を続けたいです。

自己PRをしてください。

私は想いを形にするために、行動を起こすことができます。子供雑貨を扱うお店で販売のアルバイトをしています。私が勤務している店舗は仮設店であり、常設店にするために売上を伸ばす必要がありました。そこで、新規顧客の獲得を目標に売場作りの工夫を行いました。妊婦や子供達が利用しやすいよう、通路幅の見直し、コーナーガードの設置、授乳室やお手洗いの案内設置、子供の目線に合わせた商品の配置などを行い、思いやりを形にすることを意識しました。お客様からも「妊婦や子供に思いやりのあるレイアウトで利用しやすい。」とお褒めの言葉をいただく機会が増え、結果的に新規顧客は2倍に増え、売上も伸び、無事常設店になりました。この経験から、何事も頭で考えるだけでなく実際に行動を起こすことが重要であると学び、やってみたかどうかを大切にしています。この姿勢は研究生活においても活きており、手と頭をフルに使って実験に取り組んでいます。

入室後、面接官の方が入室し始まりました。

はっきりと簡潔に質問に回答できたところが評価されたと思う。理系であれば、日頃から研究についての勉強はきちんとしているので説明できると思う。何度か話す練習をしておいた。また、相手は自分の分野の専門でないため、自分たちとの関わりや将来性などを応えられるようにしておくと良い。「導入は面白く、内容はわかりやすく」を意識した。最初から専門用語を話されてもつまらないし面白くないので小学生でもわかるように説明できるようにしておく。他の企業でも求められることが多いので研究の説明はわかりやすくできるようにしておくとあとあと役に立ちます。

一次面接より、厳かな雰囲気でした。質問は研究のことがメインで、専門外なことにも関わらず真剣に聞いてくださいました。研究に関する質問や研究姿勢に対する質問も多く、本当に技術系としてやっていけるだけの技量があるのかを評価されているように感じました。

なし

一問一答面接攻略【完全版】/櫻井照士著

研究内容について質問してください。

〇〇研究室に所属しています。本研究室では〇〇を用いて高圧や低温などストレスへの細胞応答と適応機構の解明を目指しています。高圧や低温というと人には関係ないように思います。低温は簡単にイメージがつきますが、高圧ストレスも実は非常に身近で、歯ぎしりで顎にかかる圧力や、ジャンプで膝にかかる圧力に相当します。実際に私たちは、こういったストレスを受けた際、「あ、今ジャンプで膝にストレスがかかっているから応えなくちゃ」と考えて応答しているのではなく、体が無意識にそのストレスに対応しています。このメカニズムを人間の体を使って調べることは難しいので、〇〇を用いて研究を行なっています。特に私は、高圧・低温条件下での増殖に必須な遺伝子のうち〇〇という遺伝子に着目しています。

〇〇という遺伝子について詳しく教えてください。

私は、高圧・低温条件下での増殖に必須な遺伝子のうち〇〇という遺伝子に着目しています。しかし、〇〇は未だ機能が明らかになっていない遺伝子であり、確立された実験方法や既知情報が少ないのが現状です。そのため、機能を解析するための第一歩として、〇〇が合成するタンパク質が細胞内のどこに存在するのかを調べました。その結果、〇〇が〇〇という細胞小器官に存在することを発見しました。〇〇は主として脂質の貯蔵庫としての役割を担っており、脂質の合成や分解にも関わっていると報告されています。現在は、 〇〇が脂肪顆粒の形成を促すセンサーのような役割を担っていると仮定し、〇〇が形成される過程における〇〇の局在の観察を目標に研究を行っています。
さらに、自分自身の功績はどこまでか、論文は出せそうか、行き詰まったらどうする？この後どんな仮説を立ててるの？など深掘りがあった。自分自身の研究について正直に応えた。

到着後、控え室に通してくださった。その後、人事の方が面接会場まで連れていってくださった。これまでお世話になった２人の人事の方も会場の隅で最終面接の様子を見ていてくださった。

これまでの企業研究を見直していきました。またこれまでの面接で受けた質問とその回答内容を確認し、人柄やアピールポイントがぶれないように意識しました。あとは笑顔でハキハキと。

役員の方が面接官だったこと、対面面接というのもあり、これまでの面接に比べ厳かであった。一方でこちらの回答に度々笑顔を見せてくださる場面もあり、リラックスして臨むことができた。

なし

一問一答面接攻略【完全版】/櫻井照士著

この会社の志望度とその決め手はなんですか。

第一志望です。その決め手は、人に優しく誠実なところです。環境に優しい商品が多いことに加え、幅広い世代に寄り添った商品があると知りました。また、お客様からの意見を誠実に受け止めしっかりと商品に反映しており、つねにお客様に対していい商品を提供しようとする姿勢に大変共感しました。面接の機会をいただいた際にも、私たち就職活動をする生徒に対して優しく、逆質問にも毎回丁寧に応えてくださって温かい会社だと感じました。また、採用サイトの社員インタビューを拝見した際に「良い商品を作るために真剣に向き合ってくれる方が多い」というのを読んで、多くの人に意見をもらいながら挑戦を続けられる環境があると知り、ぜひ御社で働きたいと思っております。

採用活動には人事が大切であると思うが、うちの人事の良いところ悪かったところをあげてください。

御社の人事の方の良かったところは、私の素を出せるような温かい空気感を作ってくださったところです。一般的に面接では、表情を出さない面接官が多くこちらが「今の回答大丈夫だったかな」と不安に思う場面が多いです。しかし、御社の面接では私の話を笑顔で楽しそうに聞いてくださって普段の会話のように自分の考えを話すことができました。一緒に働きたいと思うほど面接が楽しかったです。悪かった点としましては、本当によくしていただいてパッと思い浮かばないのですが、しいていうなら、フィードバック面接で質問する時間が15分だったところです。もう少し時間が長かったら御社のことをもっと多く勉強できたと思います。
（この質問は個人的に一番困りました。目の前に人事の方がいましたし、特に悪い点も見つからなかったのでもっと会社のことを聞きたいという姿勢のアピールにつなげました）

第一志望の会社から内定をいただいたため。

内々定者懇親会があり、内々定者の方と先輩社員の方とお話しする機会をいただきました。

内定者の人数をわかる範囲で教えてください。

４人

自分以外の内定者の所属大学をわかる範囲で教えてください。

わかりません

自分以外の内定者の属性をわかる範囲で教えてください。

理系

内定者懇親会の後、一ヶ月程度待つといってくれた。内定の段階で「正直どうですか？いっぱい内定をもらってるとは思いますが是非うちに来てください」といったスタンスでこちらの意思を尊重してくれる雰囲気。

この会社の限ったことではないが、公開されている情報が少ないのでとにかく調べて研究する。そんなに大きくない会社だからこその良さや、欠点も自分の考えをまとめておくことが大切であると思う。面接の雰囲気は和やかで、質問自体も難しくない。本当に人柄と力量を見ている会社だと思います。二次面接の研究に対する質問は、そこまで聞くか？というところまで聞かれます。自分がやったこと、共同でやったこと、その中で意識したことはっきりさせておくことが大事です。

正直、選ばなければ内定は誰にでも出ると思います。就活に対してどの程度本気で取り組めるかで自分が本当に行きたいところに行けるかが決まると思います。自己分析と軸を決めることが一番大切です。自分の軸やアピールポイントが早い段階でつかめると、企業が求めることに対してどういう自分をアピールすべきかわかるようになります。基本的なことですが、コミュニケーション能力は必須です。挨拶・返事・言葉遣いはどれも当たり前ですがそれができない人が意外と多いです。将来一緒に働きたいと思ってもらえるような自分で勝負しましょう。

一次面接は雑談に近く人事の方がとても優しいので、面接であることを忘れそうになります。きちんとアピールすべきことをアピールできるように元気よく笑顔で接しましょう。二次面接は研究のことがメインですが、アルバイトの話またそこから学んだことを他で生かしているか？なども聞かれます。その学びを他で生かしているか？という質問は意外と他の企業でも多いので考えておくとあとあと役に立ちます。最終面接は役員の方々ばかりで緊張しますが、時間が短いので正直緊張してる暇がないです。切り替え上手になれるよう、練習を重ねてください。学校の面接練習セミナーなどは面倒くさいですが参加すれば必ずためになります。本気なら騙されたと思って参加してみてください。