【研究をわかりやすく】【22卒】太陽油脂の技術職の2次面接詳細 体験記No.14839（青山学院大学大学院/女性）（2021/7/3公開）

入室後、面接官の方が入室し始まりました。

はっきりと簡潔に質問に回答できたところが評価されたと思う。理系であれば、日頃から研究についての勉強はきちんとしているので説明できると思う。何度か話す練習をしておいた。また、相手は自分の分野の専門でないため、自分たちとの関わりや将来性などを応えられるようにしておくと良い。「導入は面白く、内容はわかりやすく」を意識した。最初から専門用語を話されてもつまらないし面白くないので小学生でもわかるように説明できるようにしておく。他の企業でも求められることが多いので研究の説明はわかりやすくできるようにしておくとあとあと役に立ちます。

一次面接より、厳かな雰囲気でした。質問は研究のことがメインで、専門外なことにも関わらず真剣に聞いてくださいました。研究に関する質問や研究姿勢に対する質問も多く、本当に技術系としてやっていけるだけの技量があるのかを評価されているように感じました。

なし

一問一答面接攻略【完全版】/櫻井照士著

研究内容について質問してください。

〇〇研究室に所属しています。本研究室では〇〇を用いて高圧や低温などストレスへの細胞応答と適応機構の解明を目指しています。高圧や低温というと人には関係ないように思います。低温は簡単にイメージがつきますが、高圧ストレスも実は非常に身近で、歯ぎしりで顎にかかる圧力や、ジャンプで膝にかかる圧力に相当します。実際に私たちは、こういったストレスを受けた際、「あ、今ジャンプで膝にストレスがかかっているから応えなくちゃ」と考えて応答しているのではなく、体が無意識にそのストレスに対応しています。このメカニズムを人間の体を使って調べることは難しいので、〇〇を用いて研究を行なっています。特に私は、高圧・低温条件下での増殖に必須な遺伝子のうち〇〇という遺伝子に着目しています。

〇〇という遺伝子について詳しく教えてください。

私は、高圧・低温条件下での増殖に必須な遺伝子のうち〇〇という遺伝子に着目しています。しかし、〇〇は未だ機能が明らかになっていない遺伝子であり、確立された実験方法や既知情報が少ないのが現状です。そのため、機能を解析するための第一歩として、〇〇が合成するタンパク質が細胞内のどこに存在するのかを調べました。その結果、〇〇が〇〇という細胞小器官に存在することを発見しました。〇〇は主として脂質の貯蔵庫としての役割を担っており、脂質の合成や分解にも関わっていると報告されています。現在は、 〇〇が脂肪顆粒の形成を促すセンサーのような役割を担っていると仮定し、〇〇が形成される過程における〇〇の局在の観察を目標に研究を行っています。
さらに、自分自身の功績はどこまでか、論文は出せそうか、行き詰まったらどうする？この後どんな仮説を立ててるの？など深掘りがあった。自分自身の研究について正直に応えた。