
23卒 本選考ES
技術系総合職
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Q.
研究テーマ(1000字以内)
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A.
私はワイヤレス電力伝送の分野で「走行中給電における遠方の漏洩磁界抑制」というテーマで研究を行っています。端的に表すと、ワイヤレスで電力伝送した際に発生する人体や電子機器に悪影響を及ぼす漏洩磁界を人体などに影響のない値まで抑制させるという研究です。 この研究テーマの背景として、走行中給電が挙げられます。走行中給電とは、道路にいくつも連続して設置したコイルによって走行中の電気自動車にワイヤレスで電力を送る技術です。停車中の電気自動車へワイヤレスで給電する「停車中給電」は、充電の手間や感電のリスクを解消することができますが、電気自動車の懸念点である航続距離の短さや大容量のバッテリーが必要なことまでは解消できません。一方、「走行中給電」は走行しながら給電を行うため、電気自動車が搭載するバッテリーを必要最小限に抑えることができ、短かった航続距離を無制限に延ばすことが可能となります。この走行中給電の実現は、電気自動車が抱えている課題を一気に解決できると期待されています。多くのメリットが見込める一方で、走行中給電にはいくつかデメリットがあり、その一つが「漏洩磁界」です。漏洩磁界は、人体曝露を引き起こす「近傍の漏洩磁界」と電子機器にノイズを起こす「遠方の漏洩磁界」の2種類に分類され、どちらも抑制させることが必要不可欠です。私は、研究例の少ない「遠方の漏洩磁界」の抑制を中心に、シミュレーションと実験による検討を行っています。電力伝送を行っているコイルとは別に、外付けの磁界抑制用のコイルを使用する手法を提案したところ、遠方とされる「コイルから10m先の磁界」を実際に低減させることを実現できました。その後、使用するコイルの配置によって抑制できる量が減ること、外付けのコイルによる損失が減少することを発見し、その成果を学会で発表するだけでなく特許出願まで達成することができました。現在は理論化を筆頭に進めており、その成果を自動車技術会や国際学会などで発表することを目指し研究に励んでいます。さらに今後は、実車スケールでも使えるような回路の設計や近傍にも効果が見込めるコイルの設計などをテーマとし、走行中給電を実現するにあたって低コストの解決策について研究するつもりです。将来的には私の研究分野の蓄積により走行中給電の実現、そして電気自動車の更なる普及に繋がると考えています。 続きを読む
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Q.
自身を売り込むキャッチフレーズ
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A.
私のキャッチフレーズは「安全性と新規性を両立したものづくり」です。私は、サークル活動で子供向けに工作教室を行ってました。活動の中で新作を作る機会があったのですが、魅力的な工作ほど、作る過程が複雑であり怪我をしやすいため難航しました。しかし、子供たちに怪我なく楽しんでもらいたいという思いから、使用材料の安全性や加工の容易さ、さらに誤解を与えない説明の仕方などをメンバーと話し合いながら準備段階からできる限り多くの工夫を重ねました。具体的には、材料は全て紙やタコ糸にして、子供が使う道具はテープのみに絞りました。説明については、難しい言葉をかみ砕きつつ、複雑な過程を何層にも分けて説明することを実践しました。そして新作は完成し、開催した工作教室を全て無事故で終えることができました。サークル活動を通じて身近の危険を実感し、多くの工夫を凝らす必要があると学び、私自身の趣味においても安全性と新規性を目にする機会が増え、特に子供の安全を意識した造形には意識するようになりました。社会に出ても、使用上の安全や製作過程でのリスクに気を配れる技術者となることを目標に、新しい取り組みに挑戦していきたいです。 続きを読む
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Q.
志望理由
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A.
私は、人々の未来の暮らしを支えられるものづくりがしたいと考えています。未来の暮らしを支えるためには、変化していく人々の需要を敏感に読み取ることだけでなく、需要に応えられる商品を作るための技術も必要不可欠です。印刷と情報という強みから多数の事業へと発展させ、時代に合わせた商品だけでなく「未来のあたりまえ」を生み出せる貴社でなら理想のものづくりができると考えました。私はワイヤレス給電について研究していますが、ネットニュースで貴社が大電力に対応した電気自動車向けのコイルを開発したと拝見したときは事業分野の広さに驚き、未来の技術へ社会貢献する姿勢に魅力を感じました。電気自動車へのワイヤレス給電などの「未来の暮らし」を軸に新たな価値を生み出す点にも惹かれ、貴社を強く志望します。入社後は、大学や研究室での経験や専門分野の知識を活かして、新たな事業への技術を研究・開発する職に就き、次世代のデバイスを開発したいです。また、私の強みである何事にも真正面から向きあう真摯な姿勢を活かし、世の中の需要を常に把握し、人や環境に寄り添えるものづくりをすることで「未来のあたりまえ」に貢献したいと考えています。 続きを読む