【学生の人数】1人【面接官の人数】1人【面接官の肩書】中堅の人事の方【面接の雰囲気】説明会で会社説明をしていた女性の人事の方だった。説明会ではクールで淡々と話す人だという感じがあったが、面接中はこちらの話に相槌をよく打ってくれて話しやすく優しい人だった。アイスブレイクの時間も冒頭でしっかりあったのであまり緊張せず面接に臨めた。【あなたの強みについて教えてください】私の最大の強みは困難に立ち向かい乗り越える力です。今までの人生の中で多くの困難がありましたが、最大の困難は東日本大震災と原子力発電所事故を経験したことです。この2つの災害により私は持っていたものの大半を失いました。1番失って辛かったものは人間関係です。避難先に移ったことにより、地元の友達や知り合いと離れ離れになりました。避難先では新しい学校で0から人間関係を構築していく必要を迫られました。当初は新天地で学校が始まるまでの春休みの1ヶ月間は精神的に落ち込み、何もやる気が起きませんでした。しかし避難先の施設で運動会や小中学生向けの勉強会を開くボランティアの方のおかげで、少しずつ気持ちは明るくなり、嫌いだった勉強も自分から行うようになる自分の変化もありました。学校が始まり知り合いが1人もいない場所でも自分から声を掛けていき、コミュニケーションをとることでその日に遊びに行ける友達ができました。その後も部活を通して人間の輪を広げ、避難当初勉強に力を入れたことで成績も伸びて先生方からも認めてもらえるようになりました。私は第二の明るい人生を信じて努力したことで、避難当初には予想も出来ない程の充実した生活を送ることができました。私にはこの1番辛い時期を自分の力で乗り越えられた経験があるので、この先のどんな困難も乗り越えていける自負があります。【入社後のキャリアイメージについて】まだ明確には定まってはいませんが入社後から五年目までは配属された部署でいち早く仕事を覚えて知識や経験を身に付ける為にも仕事第一で働きたいと考えています。部署については強いこだわりはありませんが営業を経験してみたいです。6年目から10年目までは営業経験で培った知識や経験を他の部署で活かしていく働き方がしたいです。営業の経験は他の部署でとても活かせると思います。部署同士の橋渡しを担ったり、私が興味がある商品開発の分野でも知識や自分が現場で汲み取った世間のニーズを取り入れることでに活きるにと思います。11年目以降に関しては後輩育成に力を入れていき、その後は会社の経営に関われるような働き方がしたいと考えています。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】キャリアデザインが良くできていると評価された。この会社はキャリア支援制度が整っているのでそれをもとにキャリアプランを伝えることで企業研究と自身の将来のプラン両方の準備ができていることをアピールできた。
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