【数字の意味を理解せよ】【22卒】あいおいニッセイ同和損害保険の夏インターン体験記（理系/アクチュアリーコース）No.11364（京都大学大学院/男性）（2020/10/14公開）

アクチュアリー採用を行なっている企業のインターンシップに参加したかったため。本来は大阪で２日間開催される予定だったが、コロナの影響で大阪の回は全てオンラインでの開催となった。本当は対面型インターンに参加したかったが、応募した後の変更だったので仕方なく参加した。

特にない。ESで確率統計の問題を8問解かなければならないが、大学で少しでも数学をかじったことがあるなら対策は必要ない。

再保険スキームの設定

1日目にやったこと

まず会社概要の講義があり、そのあとアイスブレークのためのグループワークをした。午後には損保数理の簡単な講義があり、再保険スキームの設計のグループワークを行い、最後にグループワークの成果を発表した。

アクチュアリー正会員の方

なし

アクチュアリーは数字の意味を理解しなければならないとフィードバックされた。損保数理で扱う数理モデルは日々アップデートを続けているので、正会員になった後も勉強を続け、自分の扱っている数字の意味を理解しなければならないとおっしゃっていた。

オンライン会議アプリの仕様を理解するのに苦労した。普段、大学の講義で使用しているものとは違うオンライン会議アプリが指定されたので、画面共有などの操作方法を新たに覚えなければならなかった。グループメンバーや他のグループの参加者も同じような悩みを抱えているようだった。

アクチュアリー志望の学生や実際にアクチュアリーとして働く社員さんの雰囲気を知ることができた。自分の周囲にはアクチュアリー志望の学生が少ないので簡単な業務体験を通じて、アクチュアリーのレベル感や雰囲気、社員さんの様子を感じることができて良かった。

アクチュアリー試験を受けたことがあれば、知識の面では十分だと思った。エクセルやパワーポイントの経験があればなお良い。

今回のインターンで交流した社員さんは年次が低く、アクチュアリーの仕事というよりはむしろアクチュアリー正会員になるための勉強方法について多く話してくださったから。入社2年までは週2出社でもアクチュアリー試験さえ受ければ満額給料が出るとおっしゃっていたので、入社直後の姿は想像できたかもしれない。

どちらかといえば内定は出ると思うが、どちらとも言えないというのが正直なところ。インターンシップ参加者に対するフォローがあまり充実していないので、今回のインターンシップで活躍したところで本選考にはそれほど影響しないと思う。オンライン開催だったというのもどちらとも言えない理由の一つ。

入社当初はアクチュアリー講座に出席するだけでほとんど会社に出社しなくても良いというシステムが、自分に合っていると思った。自分はなるべく20代のうちにアクチュアリー正会員になりたいと考えているので、アクチュアリー候補生のフォローが充実しているのは好印象だった。

インターンシップ参加者が本選考で有利になるとは思えなかった。もしかしたら選考の一部も兼ねているのかもしれないが、インターン参加者への具体的なフォローがないのでなんとも言えない。

元々はIT業界を志望していた。IT業界ではエンジニアとして働くことを想定しており、エンジニア職を募集しているメーカーや金融業界も確認していた。金融業界を調べている時、アクチュアリーという職種を知った。自分は確率統計に興味があったので、そういった知識を活かすことができるアクチュアリーを次第に志望するようになった。

インターンシップに参加することで、アクチュアリーを志望する気持ちが強くなった。同時に、アクチュアリーになるためには数多くの知識を身につける必要があると痛感した。今年もアクチュアリー試験は開催されるということなので、就活が本格化する前に1科目でも多く合格科目を増やし、他のアクチュアリー志望者の一歩先を行きたい。