【勉強好きなアクチュアリー】【22卒】あいおいニッセイ同和損害保険の冬インターン体験記（理系/AD Dialogue in summer ～アクチュアリー体験コース～）No.13361（筑波大学大学院/男性）（2021/3/21公開）

アクチュアリーのインターンに参加して仕事内容を確認したかった。例えば、どれくらい勉強時間がとれるのかや、自分で試行錯誤する作業はどれくらいあるかなどを確認するために参加した。適性検査の対策をしていないこともあり、調べた中で簡単な問題を答えるだけで参加できたのがあいおいニッセイ同和損保だった。

普段から確率統計の勉強をしていたので問題なかった。学部初年級程度の知識があれば問題は解けると思う。解くときに参考書を横に置いておくといい。

Excelを使って回収再保険金などを適切に設定する

1日目にやったこと

最初に会社説明会をした。その中で保険業界を概観し、事前課題の復習も行った。次に１回目のグループワークを行いその班の中で若手社員に向けて発表、休憩をはさんで２回目のグループワークに入る。これの発表はベテラン社員に向けて行い、最後にその方への質問会が開かれた。

部長級

なし

アクチュアリーに向いている人とは勉強が好きであり、またそれを継続できる人であるということを教えていただいた。当たり前のことだが、年次を経た方から発せられる言葉は重い。

事前課題が渡され、その中にある問題が難しかった。当日はエクセルを使ってワークをしたが、zoomやGoogleスライドなどを多重に開いていたため、自分はプレゼン資料にほとんど書き込めなかった。なお、ワークの内容自体も難しいと社員の方も言っていた。

これまで盲目的にアクチュアリーになろうとしていて、仕事内容などは全く知らなかった。今回参加してみて、大量のデータを処理する作業が多いという印象を持ち、パソコンや数値が苦手な私には不向きかもしれないと感じるようになった。また、社員の方は皆優しく、丁寧に教えてくださったのがよかった。

パソコンやスライド作成に慣れたほうが良い。また、数字が苦手な人は苦しい時間を過ごすことになるので覚悟のうえで参加のこと。

パソコンや数字が苦手だが、それらを克服すれば特に引っかかる部分はない。ほとんどすべての人は最初のうちは勉強漬けの日々を送るので、数学を苦と思わない私にとっては最高の環境である。社員も穏やかでありながらユーモラスな方々が多く、その中でなら長く働いていけるだろうというイメージを持てた。

筆記と適性検査に通らないと思うから。私の班の参加学生は私以外科目持ちだったので、確率統計の問題にも慣れているだろうし、東工大や早慶の学生は高校数学もしっかりしているはずである。したがって、そういった人間に勝たなければいけないにもかかわらず、私に勝てる要素が見当たらない。

志望度は下がりはしないものの上がらなかった。なぜなら想像していた仕事内容と少し違ったからだ。もっと数学的な思考をするものかと思っていたが、ふたを開けてみると大量の数値データを処理する能力が求められる仕事だとわかり、それが苦手な自分とは合わない気がした。

参加したことで特典が付くということはなかった。とはいえ仕事のイメージが付いたのでエントリーシートや面接の場で活かせることには間違いない。その点は参加していない学生と差はつけられると思う。

ITと金融系を見ていた。規模間としてはスタートアップ以上の企業で、特にこだわりはなかった。職種としてはシステムエンジニアが大半であり、金融系職種は数社しかない。IT企業はユーザー系や独立系など問わず、自分に力が付きそうな環境が整備されている（教育体制や自己啓発支援制度、または真面目な社風）ところにエントリーしていた。

アクチュアリーをほとんど見なくなり、ITとその他金融系の企業に焦点を絞った。また、専門性を深められるような環境に行きたいと思うようになり、実力主義を掲げる企業を見るようになった。インターンで資料作成能力やデータの処理能力などの基礎体力がかけているとわかり、そういう部分も含めて力をつけられる企業を志望するようになった。