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- A.
株式会社トライグループの本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2019卒株式会社トライグループのレポート
公開日:2018年9月14日
選考概要
- 年度
-
- 2019年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種
-
- 教育プランナー
投稿者
選考フロー
企業研究
教育業界は新規参入が比較的しやすいため、同業他社が山のようにあります。
そのため、業界研究には時間がかかりますが、集団や通信教育は除き、個別指導塾・家庭教師・教育業界シェアトップ層に絞って研究を行うと効率が良いです。
また、業界研究においては、各社のホームページを見るのはもちろんですが、親御さん向けの各塾比較ブログなどを見ると、各塾のメリット・デメリットがすぐに分かるため、非常に便利です。そこで得た情報をうまく志望動機に落とし込むことができれば、評価は高くなるでしょう。
また、学校教師ではなく塾を志望する理由、塾講師や塾長ではなく教育プランナーという一風変わった特殊な業務を志望する理由についてを明瞭に話せるようにすることが重要でしょう。
志望動機
教育業界の中でも、他の塾にはない”教育コンサルティング”業務ができるという点に魅力を感じたからです。トライは教師と生徒の間に立つ”教育プランナー”という第三者の立場から、生徒の学習向上のみならず、人格形成やモチベーションのアップに力を入れておられます。また、集団ではなく一人ひとりに寄り添って丁寧に課題解決をしていくマンツーマンスタイルで最も有名なため、より個人を意識した業務ができると考えたからです。
また、立候補制度を敷くなどし、自らがチャレンジすることができるベンチャー気質のようなところ、多くの企業で未だ年功序列制度が目立つ中、若手から活躍している、活躍の機会を与えられるという点から、自分の経験や努力次第で様々な業種に携われるという点で自分の力量が試される面白みに魅力を感じ、トライを志望しました。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2018年02月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
ESの内容・テーマ
2020年教育改革に際して必要なスキル
ES対策で行ったこと
Vorkersやカイシャの評判などを参考に、トライの強み弱みを把握し、事前にいくつか考えてあるエントリーシートの中から最適なものを選びました。
1次面接 通過
- 実施時期
- 2018年03月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 60分
- 面接官の肩書
- 営業部長
- 通知方法
- 直接
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
教育業界を志望する理由、また、その中でも学校などの公教育ではなく塾を志望する理由について、自分の読んだ本や、過去の経験などから具体性のある説明を行ったからだと思います。
面接の雰囲気
面接自体は和やかでも厳格でもなく、形式的な雰囲気の中行われていきました。雑談等は特に行われませんでしたが、圧迫といったこともなかったです。
1次面接で聞かれた質問と回答
なぜ教育業界を志望しているのか
人の人生での選択肢を増やしたいと考えたからです。
私は内田樹作の『下流志向』という本を読み、学力格差が広がる原因として、「社会下層は学力の効用を信じずに“勉強をしても良い企業に入れるとは限らない。だから勉強をする必要はない”と考えてしまう」という内容に対し、小さいうちから自分の視野や可能性を狭めてしまうことの勿体無さと危機感を感じました。私自身、もともと勉強が好きではなかったのですが、高校二年生の時に行きたい大学が決まり、いざ模試を受けた際の志望校合格確立はE判定でした。その時、自分で自分の可能性を狭めていたことに気がつき、とても後悔しました。
そういった経験を通し、大衆ではなく個人に向き合い、学習意欲を高めることで人生の選択肢を広げる仕事がしたいという思いから、画一的な教育を行う公教育ではなく学習塾業界を志しました。
なぜ学校教師ではなく個別指導塾なのか
私が学校教師ではなく個別指導塾を志望する理由は、生徒に対しクラス単位としてではなく、一人ひとり、”個人”として向き合っていきたいと考えたからです。
学校教師という公教育だと、国に定められたカリキュラムに沿って授業を行う必要があり、どうしてもできる子に焦点が当てられがちです。それだと、生徒個々に合った学習方法ができないため、勉強の苦手な子はどんどん理解が遅れていってしまいます。
また、学校教育の現状として、時間的制約がある中で生徒一人ひとりと向き合っていくことが難しいという点から、より個人に目を向けやすい塾業界、なおかつマンツーマンで向き合うことのできる個別指導塾を視野に入れて就職活動を行っています。
2次面接 通過
- 実施時期
- 2018年04月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 60分
- 面接官の肩書
- エリア部長
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
ハキハキと答えること、また、自己PRなど自分を売り込む際には身振り手振りで、
大げさと思われるぐらいに表情を豊かにして話すことを心がけました。
そうすることで、話自体は面白みのない内容であっても、ユーモアのある人だと評価されたように思います。実際、内定後に一番印象に残っているというお言葉をいただきました。
面接の雰囲気
面接官は非常に温厚でした。また、面接の終盤には面接官がトライに入社を決めた理由をお話してくれるなど、雑談しつつの面接でした。
2次面接で聞かれた質問と回答
トライの強みと弱みとその改善
トライの強みは、圧倒的な知名度であると考えております。
さらに、家庭教師・個別教室で業界No.1を誇っている点で、そのブランド力からかなりの集客が見込める点は非常に大きな強みであると考えています。
一方で弱みは同種の競合他社が多い点だと考えております。
今後少子化に伴い競争の激しい業界となると思われるので、このままの事業展開ですと他社の新たなサービスにより追い抜かれてしまう恐れがあります。
しかしながら知名度という強大な強みを持っているので、新たな事業を展開していくことで他社と差をつけることができると考えております。
具体的には今すでに生涯教育という理念を掲げ、大人の家庭教師といったお子さんではなく大人の方をターゲティングした事業をされていますが、高齢化社会ということで今後はその幅を広げ、老人ホームと提携し、週に何度か認知症予防のために簡単な脳トレなどをする、など高齢者向けのサービスを展開するなどが挙げられると考えております。
他の個別指導塾との違い
大きく2点あります。1点目は、完全な個別指導であることです。他の塾ですと、個別指導を謳っておきながら実際は生徒5人に対し1人の講師という完全なるマンツーマンではないところが多く、また、マンツーマンであっても、1コマあたり生徒が私学自習している時間と実際に指導がうけられる時間に差異があります。例えば某塾では一コマ90分の中で自学自習は60分というコマ割がされており、実際に個別指導を受けられるのは30分のみです。一方、トライは一コマ120分中、個別指導は60分受けることができ、同じ一コマでも大きな違いがみられます。
そうした個別指導に徹底なこだわりを持っておられると思います。
2点目は、ホームページなどに成績向上の理由がきちんと明記されていることです。他塾ですと、オリジナル授業、独自のノウハウ・メソッドで成績が向上する、などと書かれていますが、その内容が具体的に明記されているところはありませんでした。一方でトライはエニアグラム性格別の勉強法や、エビングハウスの忘却曲線に基づいた記憶法など科学根拠に基づいた説明がなされており、説得力や信頼性に大きな違いがあります。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2018年04月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 60分
- 面接官の肩書
- 代表取締役
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
最終面接だったため、いかにトライについて理解しているかを伝えようと身構えていましたが、そのような必要はなかったみたいです。なぜならば、この面接ではトライへの理解度よりも、自己理解度が見られていると感じたためです。全体的にトライに関する質問よりも、自分自身に関することについて聞かれることが多かったです。
面接の雰囲気
非常に和やかな雰囲気でした。面接官は非常に温厚で、笑顔で話を聞いてくださいました。時折雑談も交えながら、私自身の内面について見ているようでした。
最終面接で聞かれた質問と回答
尊敬する人を教えてください
私が尊敬する人は、スイスの眼科医であるオーゲン・フィックです。
彼は世界で初めてコンタクトレンズを作った人なのですが、尊敬する理由にはいくつかあります。
一つ目は視力矯正において、目の外部に装着するメガネが一般的であったのにもかかわらず、それを眼球に直接あてるというとんでもない発想力
二つ目は、実用にあたって、自分の眼球という代えのきかない臓器を犠牲にして実験をおこなうチャレンジ精神
三つ目は、昔のコンタクトレンズは今のようにプラスチックではなく分厚いガラス製だったため、ものすごく目が充血して中断したのにもかかわらず、あきらめずトライし続ける不屈の精神
私はそのようなオーゲン・フィックの発想力とチャレンジ精神、そしてあきらめない不屈の精神に尊敬の念を抱いています。
個人に固執する理由と、入社後のキャリアプラン
時代として、個人に目を向ける必要性が求められてきているからです。
社会には非行や問題児が目立ちますが、彼らの多くはネグレクトであったりと、問題行動を起こすしか注目されない環境にあるそうです。
そのため、共働き世代が増えている今、極端に出来る子・出来ない子のみではなく、ひとりひとりをきちんとみて、向き合うことが重要だと考えております。
そこで私は、教育プランナーとして現場の最前線で活躍し、結果を残していきたいと考えております。
のち、チーム長やエリア長へと役職につくことで生徒やその親御さんといった個人のみならず、社員達に対して培った力を発揮していきたいです。
その分背負う責任は大きくなりますが、教育プロ職でまさにプロフェッショナルになり、そのサンプル例としてトライのホームページやパンフレットで紹介されるよう努めてまいりたいと考えております。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
私は早々に内定を頂いたのですが、内定を頂いた後も自分が納得するまで就職活動を続けるように言われました。結果として内定辞退まで2ヶ月ほどかかりましたが、一度も催促されることはありませんでした。
内定に必要なことは何だと思うか
教育業界を志望するならば、他社を研究することが求められます。
その研究方法は、単にホームページや説明会に参加するだけではなく、実際に保護者向けのパンフレットを請求してみたり、大手塾の場合は参考書などを出版していることが多いので、本屋に足を運び、いくつか目を通しておくとよいかもしれません。同業他社が多いため、比較や研究が大変だと感じてしまうかもしれませんが、もともとのターゲット層が生徒とその親御さんであるため、入塾を検討する保護者向けに多くの分かりやすい比較サイトなどがあります。そういったものを有効活用すると、企業研究はかなり楽になります。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
就職活動をする上で、最初に設定した軸を捨てないようにすることだと思います。
もちろん、就活を進めていくと新たな発見や気づきがあり、当初と目標ややりたい業界、職種などが大きく変わっていくことも考えられます。しかし、そうなった際には今までの軸を一掃するのではなく、軸を”修正”するという意識を頭の中に入れておくだけで、就職活動がまた一から始まった、一からやり直しになった、などのモチベーションの低下を防ぐことが可能ですし、過去の説明会で得た知識を活かすという発想も出てきやすくなります。
内定したからこそ分かる選考の注意点
トライは、同業他社にある塾長や講師という職ではなく「教育プランナー」という特別な職種があります。そのため、なぜ教師ではなく、教育プランナーを志望するのか具体的な説明をすることが求められます。自分の志望動機を見返したときに、それが講師の志望動機に対しても当てはまるようなものならば、注意が必要です。
内定後、社員や人事からのフォロー
内定後には、面談の機会が複数回設けられました。また、面談相手も年齢層(若手〜中堅)、男女、職種などで要望を出すことが可能でした。
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トライグループの 会社情報
会社名 | 株式会社トライグループ |
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フリガナ | トライグループ |
設立日 | 1987年1月 |
資本金 | 5000万円 |
従業員数 | 900人 |
決算月 | 5月 |
代表者 | 平田友里恵 |
本社所在地 | 〒541-0054 大阪府大阪市中央区南本町3丁目6番14号 |
URL | https://www.otonatry.com/ |
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