【夢を実現、成功へ導く】【19卒】日立コンサルティングの冬インターン体験記（文系/コンサルタント）No.3675（青山学院大学/女性）（2018/9/26公開）

コンサルタント業界の仕事がどういうものか体感したく、リクナビからコンサルタント会社を選びました。また、創立100年にわたる日立製作所のグループ会社ということで、実のあるインターンシップが体験できると考え、参加するに至りました。

あらかじめ株式会社日立コンサルティングについてホームページなどを見てだいたいの事業内容や沿革というものを調べておきました。

エントリーシート

ある自動車販売会社の業績がふるわない原因を追求し、解決策を提示せよ

1日目にやったこと

まず始めに、株式会社日立コンサルティングについての説明が行われました。その後、《コンサルで必要な資質とはどのようなものか》についての講義が行われ、休憩時間が設けられ、グループワーク、そして懇親会という流れでした。

産業コンサルタント部の社員

なし

社員の方から頂いた「コンサルティング業は単に「夢や理想を描く」ことではなく、それを絶対に実現させ、成功に導くことである」という言葉が印象に残りました。仕事をするにあたって、強い意思を持ってクライアントの中に入り込んで、共に最後までやり遂げるという信念がとても伝わってきました。

グループワークが一番大変でした。理由としては、ワークのテーマである、《某自動車販売会社の業績が低い原因とその解決法を述べよ》に対し、予め大まかなデータ資料が配布されるといったことがなく、何の会社概要や情報もないまま、イチから情報を引き出す、という作業に苦労したからです。

携われる案件の多さや公共性の高さについてなど、採用ホームページを見るだけではわからない部分まで掘り下げて説明していただいたので、多岐にわたるコンサルタント業界の中で株式会社日立コンサルティングがどのような位置にいるのか理解することができました。また、仕事が社会に与える影響について考える機会であったため、これから控える就活解禁に向けてどういった視点で企業を探したらいいのかのヒントを得られました。

ESで書いた関心のある社会問題について、自分なりの解決方法を考えておくとより有益なものになったかなと思います。ワーク後のFBでは、課題から解決を導くまでの思考方法について伺ったため、そうすることで自身の導き方との相違を明確にできたなと思います。

事前の会社説明のおかげで事業内容や手がけている事業の広さ、公共性や貢献性の高さは十分に理解できましたし、実際にワークを通すことで仕事内容もイメージがつきやすかったです。ただ、事業部によって携わる業界がかなり異なるため、インターンシップのみで現場の雰囲気は掴めませんでした。そういう点では、自分が実際に働いている姿、というものは想像できませんでした。

日立グループということもあり、主なクライアント先である水やエネルギーなどのインフラ基盤や、製造、流通、金融などに対して日立が有する高度なIT技術によって解決提案をするという印象を受け、ITやインフラ、エネルギーについて深く理解する必要があると感じました。そういった点において、私はいまいち興味を持つことができなかったため、内定は出ないだろうと思いました。

事業の説明において理解必須であった、IT、エネルギー、インフラといった話題に対し自分自身が興味を抱けなかったため、企業としての志望度は下がりました。ただ、クライアントの課題を解決する、というコンサルティング業務自体に対しては、ワークや講義により面白みを感じられたので、業界に関しての志望度は上がりました。

インターン参加者には、選考案内のメールが届きましたが、インターン生特別フローなどはなく、他の学生と同じ選考フローのようだったので、特別有利にはならないかと思います。ただ、社員の方と交流する機会はあるので、顔を売るという意味では有利かもしれません。

インターンシップ内で社員の方とお話をする懇親会の時間が設けられましたが、さらに希望者は食事会や現場見学などで社員と交流を深めることができるようです。

学生時代に力を入れていたアルバイトの経験から、自分のアイデアでクライアントの課題を解決する仕事がしたく、コンサルタント業界を志望していました。特段志望企業といったものはまだありませんでしたが、より高い貢献がもたらせるよう技術・知見・サービスに優れた、いわゆる大手コンサルタント企業への就職を希望していました。

インターンシップ内で、《コンサルタントで必要な資質はどういうものか》について講義を受けることで、コンサルタントの難しさや苦労するポイント、それをどう克服するかなどについて理解を深められました。そのおかげで知ることができた理想と現実のギャップなどを加味しても、自分のやりたいことに間違いはないと確信できたので、志望業界は変えませんでした。