- Q. 志望動機
- A.
ディップ株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2019卒ディップ株式会社のレポート
公開日:2018年9月12日
選考概要
- 年度
-
- 2019年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種
-
- 営業
投稿者
選考フロー
企業研究
まず、人材業界についてよく理解しているかが問われる。ひとくちに人材業界といっても、大きく分けて求人広告・人材紹介・人材派遣が挙げられる。そのため、それらの違いについて把握しておくことが重要。また、バイトルなど、主に求人広告業をメインサービスとしているディップにおいては、人材派遣や人材紹介ではなく、なぜ求人広告なのかを具体的に説明できるようにすることが非常に重要だろう。その説明をうまくするためにも、先述の人材業界の主な3点についてよく理解し、自分の志望動機と照らし合わせる作業が求められる。さらには、求人広告にも広告代理店・直営の二種類がある。そうした違いにも着目し、なぜ代理ではなく直営なのかの説明を論理的にできるようにするのがベストだろう。そのためにも、ディップの展開するサービスと競合他社とのサービスを比較することがマストだ。方法としては、同業他社のHPをよく見ることのほかに、実際にディップのバイトル・タウンワーク・フロムエーといったアルバイト探しのアプリをスマートフォンにダウンロードし、各機能をユーザー目線に立って直接比較すると、強みなどが見えてくるだろう。また、YouTubeで各社のCMを比較してみるとほかにはないディップのみの特徴などが見えてくる。
志望動機
私は、もともと人から相談を受けることが多く、課題・悩みを抱えている人を救いたいという思いから、心理学科に入学し、カウンセラーを志していました。
しかしながら就職活動を進めていく上で、(子高齢化による労働力不足、早期離職、といった日本が抱える”労働問題”というテーマに興味を抱き、そういった課題の解決に携わることで、社会を改善し貢献していきたいと思い採用コンサルタントを志望しました。それで、いろいろな人材業界を見始めたのですが、ディップは採用後のアフターフォローにまで携わることができ、なおかつ商談から契約獲得後、アフターフォローまで一人一社体制なところに責任を持ってクライアントに対して向き合うことができること、また、自己成長や社会貢献を謳う同業企業が多い中、その一歩先である、批判的思考能力が求められる”社会改善”を企業理念として設定しており、常に成長や挑戦を求めるベンチャー精神を持っており、そこに魅力を感じ志望しました。
説明会・セミナー
- 時間
- - -
- 実施時期
- 2018年04月
グループディスカッション 通過
- 実施時期
- 2018年04月
- 形式
- 学生5 面接官不明
- 時間
- 20分
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
テーマ
ディップが急成長している理由は何か検討
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
テーマについて話し合い、それを面接官にプレゼンテーションする形だったのだが、設定されていた時間がとても短かったため、グループ全体がスピーディーに意見交換ができているかなどは評価対象になっていたと思われる。とにかく時間がないため、意見をうまくまとめてから発言をするというよりは、思いつきでもいいのでアイデアをどんどん発言していく方がよいと感じる。
1次面接 通過
- 実施時期
- 2018年05月
- 形式
- 学生3 面接官1
- 面接時間
- 60分
- 面接官の肩書
- 不明
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
とにかく、他の就活生よりも思いっきり笑顔でハキハキと答えるように気をつけた。
集団面接ということもあり、自分の持ち時間が少ないため、いかに短時間で自分を売り込むかが大事だと思う。そのためには、あらかじめ面接で問われるだろうということに対して1分程度で答えられる回答を作っておく対策をとると、心に余裕ができる。
その余裕が笑顔に繋がり、自信のある態度だと評価されるだろう。
面接の雰囲気
面接の雰囲気は非常に和やかであった。入室直後から「緊張している?」と一人ひとりに声をかけていき、笑顔も多く見られた。圧迫するよりは、緊張をほぐしてありのままの学生を見ようという姿勢が感じられた。
1次面接で聞かれた質問と回答
人生で最も大きなチャレンジは?
私にとって人生で最も大きなチャレンジは大学受験です。
附属学校であったため、殆どの生徒はそのまま附属大学への進学を選択しましたが、私は中学生の頃に興味を抱いた心理学とキリスト教の両方が学べる青山学院大学への進学を希望し、受験勉強を始めました。また、やるからには本気で取り組むために滑り止め校は一切受けず、一本勝負で挑むことに決めました。
しかしながら、勉強嫌いであった私は偏差値30台という非常に出遅れたスタートであり、合格実績の先例も無かったため、周囲には常に嘲笑の目で見られました。
そこで、その悔しさをモチベーションとして勉強にぶつけ、また、過去10年分の赤本を研究し出題傾向を掴み、苦手分野を徹底的に潰すことで無事に現役合格することができました。
私はこの経験を通じ、継続することの大切さと、目標達成のためには、課題を分析し、量よりも質を上げ、正しい方向に努力することが求められることを学びました。
どうして営業職を希望するのか
今まで、自身の過去の経験より、「悔しさ」をバネに多くの努力をしてきたため、若手から様々な業界の経営者相手に商談を持ちかけるというプレッシャー、成功報酬型ではなく、成果の有無にかかわらず広告掲載料を頂くというビジネスモデルや、商品力ではなく人間力で信頼を得るなどといった営業ならではの難しさなどから、営業職では、悔しい思いを沢山味わうことができ、それが自己の成長につながると考えたからです。また、その成長がクライアント先に対して最適な提案を行うことにつながり、私が本来目指していた「自分のアイデアや提案によって他者の課題や問題を解決する」という、働く上での目標が達成できると考えたのが、営業職を志した理由です。
2次面接 通過
- 実施時期
- 2018年05月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 60分
- 面接官の肩書
- 営業部長
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
面接前に、モチベーショングラフの記述を求められ、そのグラフに沿って
質問されていくため、自分の過去の行動動機について単純明瞭に答えることが求められる。
資格に関しても、なぜ資格を取得したのかを聞かれたが、その取得経緯をうまく自分の就職活動の軸に触れさせるなどした時には、面接官の表情も変わった。
面接の雰囲気
面接室に入るやいなや、即座に自己紹介を求められた。
面接官はあまり笑うことはなく、和やかではなく、どちらかというと堅苦しい雰囲気であった。
2次面接で聞かれた質問と回答
(事前に記述が求められるグラフに関して)部活動では何を身につけたか
当時、私はサックスを担当していましたが、周りの同級生は既に楽器経験があり、一人だけ譜面の読み方からという出遅れたスタートでした。
そのため、合奏中には初歩的なミスを連発し、一人だけ名指しで注意されることが度々あり、非常に悔しい思いをしました。そこで私は、パート内で一番演奏が上手いと認められる称号である“パートリーダー”になるという目標を定め、練習に励みました。
具体的には、部活動のない休日には河原やカラオケで基礎練習をし、自宅では呼吸法の練習をしました。また、肺活量を増やすために毎朝有酸素運動を欠かさず行いました。
こうした努力が実り、高校二年生の頃に目標としていたパートリーダーに任命されました。
私は、これらの経験から、物事を継続することの大切さを学び、定めた目標達成まで諦めずに成し遂げることへの自信を身につけました。
ファイナンシャル・プランナーの資格を取った理由
私は海外旅行が趣味なため、旅費のためにバイトの給料をうまく工面する必要がありました。そんな折、お金の貯蓄術や、節約術、年金制度や税制といったお金の知識に対して興味が湧き、また、一般常識としての知識をつけたくもあり、ファイナンシャル・プランナー技能士の勉強を始めました。
もともと計画を立てることが好きだったので、勉強は全く苦ではなく、将来自分や家族のマネープランニングができるようにすることを目標に勉強をしていました。こういったプランニング能力は、仕事でのスケジュールや予算管理に応用が可能だと考えております。さらには、クライアントに対して説得性のあるプランニングを行うことに活かせると考えております。
3次面接 通過
- 実施時期
- 2018年05月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 60分
- 面接官の肩書
- 6年目の人事
- 通知方法
- 直接
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
自己PRや志望動機に対して深堀され、答えられなくなって黙り込むよりも何かしら発言した方が良い。また、答えに困った時や、自信を持って答えられない時、心から思っていることを言っていない時には表情に緩みが出るが、そういった点を指摘されるため、答えに詰まってもキリッとした態度でハキハキと喋ることができれば評価されるだろう。
面接の雰囲気
アイスブレイクや雑談といったものは一切せず、厳格な雰囲気の中で面接が進められた。志望動機について非常に深堀りされる。
3次面接で聞かれた質問と回答
学生時代に最も打ち込んだこと
最も打ち込んだことはゼミでの研究です。念願の心理学科で自由に研究ができるということで、ゼミ活動に力を入れまし た。私が選択したテーマは既に先行研究があり、その再現を行うつもりだったのですが、ただ同じ研究を繰り返しても得ら れるものはありません。本当にその結果は正しいものなのか、更なる知見を求めるため、先行研究での課題点を追求し、その改善を試みました。具体的には、調査対象者の年齢の範囲を18-23歳から7-65歳まで広げ、対象者の人数を50人から112 人に増やし研究の妥当性を上げました。さらに、先行研究や仮説と違う結果が出た際には、様々な文献を参照し「なぜ」異なったのかについて多面的な角度から考察し、考えうる複数の可能性を挙げることで話に説得力を持たせました。私はこの 経験を通し、既存の結果や現状を盲信し満足するのではなく、常に批判的思考を働かせ、改善していく姿勢を持つことの大切さと、その達成感を学びました。
ディップで働く上で他の人よりも優れてできると思う点は?
クライアントに対し、説得力のある提案をすることができるという点です。
採用課題の解決業務を行うにあたっては、相手に提案し承諾を得ることが不可欠だと思いますが、その際に人より説得力のある提案を行うことができると考えております。
私は心理学科生として、多くの実験や研究をし、それにあたって多くのレポートやプレゼンテーション資料のパワーポイントを作成しました。その際、自分の立てた仮説や、出た結果に対して、なぜこういう結果となったのか、いろんな論文や文献を参考にし、根拠を明確にして、多面的な角度から論理的に説明することが求められてきました。それも、単一の根拠ではなく、複数の可能性を挙げることに慣れています。
そのため、クライアントに対して、いろいろな角度から説得力のある提案ができると考えております。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2018年06月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 60分
- 面接官の肩書
- 代表取締役
- 通知方法
- 直接
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
面接官に「君の能力や実力はこれまでの面接官が評価しているため、あとはこの社風に合うかどうかを見極める」という言葉をいただいた。そのため、この場ではガチガチした志望動機や自己PRなどは求められることなく、どちらかというと自分の本音や本質といった部分を見られていると思う。あえて有能さを演出するのではなく、ありのままの自分を出していった方が評価されるだろう。
面接の雰囲気
面接官は笑顔が絶えず、非常に和やかなムードで面接が行われた。面接というよりも雑談といった方がふさわしいような雰囲気だった。
最終面接で聞かれた質問と回答
履歴書に書いてあるアルバイトを選んだ理由
大学で学んでいる心理学の知識をより実践的に深められるかもしれないと考えたからです。私は、大学では社会心理学を専攻しており、ゼミもその分野に所属しています。そのため、対人魅力などの「人がどのように相手の印象を形成していくのか」「どういう時に人は相手を魅力的に感じるのか」といった分野に興味があります。そこで、自分が実際に授業で学んだ心理学の理論などを、この「人と人の出会いをつなぐ」ことが目的であるアルバイト先で応用することが可能なのか、自分が学んだ知識を生かしていく絶好のチャンスだと考えたため、このアルバイト先を選びました。予想していた通り、住んでいるところや普段の行動範囲が近い人、使っている路線が同じといった物理的距離が近いと親近感と安心を抱き、好意を持ちやすいという物理的距離が心理的距離に連動するという理論が成立したりなど、多くの学びを得ることができました。
社会心理学ゼミに入った理由
社会心理学とは、社会的場面において、人がなぜ、そう感じ、そう行動するのかを研究する学問です。すなわち、我々の日常生活に密接しており、「暮らしの中の心理学」として数ある心理分野の中でも最も身近な心理学と言えます。人は一人で生きていけないように、人間と言う社会的動物として生まれてきた以上、他者との関わりを避けることはできません。そのため、私は、社会の成り立ちと構成、集団心理、社会が心理に与える影響を理解し、社会・人との関わりを円滑に進めるためのより良い人間関係の形成について学びたいと考えました。また、そうした知識が他者を理解する手立てになるのではないかと考え、私は社会心理学を専攻としたゼミを選択しました。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
いわゆる「オワハラ」といったものは一切存在せず、内定をいただいた後も自分が納得するまで就活を続けさせてくれた。
内定に必要なことは何だと思うか
同業他社のサービスと比較し、ディップがいい理由について説得力ある志望動機を述べられるようにするためにも、人材業界のみならず広告業界の企業説明会になるべく足を運んだほうがよい。たとえその企業を志望していないとしても、そこで得た知識が面接など思わぬところで活かせる。また、案外見落としがちである企業理念についても深く見比べてみると、ユーザーに対する姿勢の違いなどが伺い知ることができるため、強力な武器となるだろう。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
自分の考えや、やりたいことなどを全て過去の経験に紐付けて説明できるように頭の中を整理しておくべき。面接で何か尋ねられた時も、過去の経験を基に練られた考えならば説得力が格段に違うし、応用力のアピールをすることもできる。私は、まず就活の軸を設定してから小学校、できれば幼稚園の時から大学3年までの自分史を作った。その甲斐あってか面接後のフィードバックでは話に一貫性があるという言葉をいただいた。
内定したからこそ分かる選考の注意点
面接の間にセミナーが開催されるため、仕事内容や仕事のやりがい、大変さといったことはすでにきちんと理解していることが前提に以降の面接が進められるため、面接前には資料等をじっくり読み込むことをオススメする。
内定後、社員や人事からのフォロー
定期的に懇親会の機会を作っていただき、内定者と社員がざっくばらんに会話することができた。
内定後入社を決めた理由
入社を決めたポイント
- 20代の成長環境
- 福利厚生・手当・働きやすさ
- 成長市場で働きたい
- 会社の規模
- 会社の事業内容・サービス・やりたいことが実現できる
- オフィス・オフィスの位置・働く場所
入社を迷った企業
株式会社トライグループ
迷った会社と比較してディップ株式会社に入社を決めた理由
私がトライグループよりもディップを選んだ理由は、教育関係の職に就き、成績が伸び悩んでいる生徒に最適な勉強法・勉強計画を提案することで、成績を上げたり志望校に合格させることよりも、経営者に対し求人広告の提案を行うことで、経営資源の一つである「ヒト」に関する課題の解決に携わり、それによって多くの課題を抱える日本の労働環境の改善に貢献していきたいと考えたから。また、勉強をしていない生徒の成績を上げるよりも、求人がこない店舗を成長させる方が難しく、やりがいが感じられると思ったから。
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ディップの 会社情報
会社名 | ディップ株式会社 |
---|---|
フリガナ | ディップ |
設立日 | 1997年3月 |
資本金 | 10億8500万円 |
従業員数 | 2,925人 |
売上高 | 537億8200万円 |
決算月 | 2月 |
代表者 | 冨田 英揮 |
本社所在地 | 〒106-0032 東京都港区六本木3丁目2番1号 |
平均年齢 | 29.8歳 |
平均給与 | 532万円 |
電話番号 | 03-5114-1177 |
URL | https://www.dip-net.co.jp/ |
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