【未知の技術への挑戦】【23卒】ＡＧＣの冬インターン体験記（理系/電子カンパニー）No.23838（非公開/男性）（2022/4/27公開）

事業内容や業務内容について理解を深めたいと思ったため．インターン参加まで説明会等のイベントにも参加しておらず，会社についてほとんど情報がなかったために，どんな会社なのかを知ったり，疑問に思っていることをすべて解決したいと思って応募した．また，参加して多くの情報を得る中で本選考に応募するか否かも検討したいと考えていた．

ESの書き方について対策を行った．とにかく簡潔かつ論理的に書けるように練習を行った．また，内容についても他者との差別化がされており，読み手の印象に残りやすいようなものを作る意識をした．

ESや面接では頑張ったことや挑戦，他者との協力して何かを成し遂げたエピソードについて聞かれることが多かったので，他者との協調性や主体性，やる気を伝えられるとよいと感じた．

業務紹介，社員座談会，業務シミュレーショングループワーク，業務理解ワーク

学生同士で意見を交換しあうワークをはさみながら業務紹介があり，その後に社員座談会があった．最終日の後半はグループワークに充てられていた．

商品開発や生産の流れ，AGCでの働き方．時代に合わせた会社の変化．

実際の業務シミュレーション

1日目にやったこと

多くの時間が事業や業務内容の紹介にあてられており，一方的に話を聞くのではなくグループワークも挟みながら行われた．また，後半は技術系の社員の方との座談会が行われ，実際のスケジュールや各々の業務内容から生活のことまで，多くのことを聞けた．

2日目にやったこと

前半は先輩社員の仕事での成功や失敗の体験談を聞いて，業務関する理解を深めた．後半は業務を理解するためのシミュレーションワークを行い，最後にフィードバックが行われた．

技術部社員

なし

業務紹介や座談会など終始技術系の社員の方から話を聞くことが多く，どんな仕事をどんな人と一緒にするのかなどの入社した時のイメージを明確に持つことができた．また，座談会ではどんな質問にもみなさん丁寧に答えてくれ，一緒に働きたいと思う方々ばかりだった．

事業内容と私の研究との親和性が若干遠かったために，具体的な製品や技術の話を聞く際に理解をするのが難しく，調べながら聞いていたので大変だった．また，2日間の日程かつオンラインということもあり，かなり詰め込まれたスケジュールで若干の忙しさを感じた．

ワーク等は5人の班で最初から最後まで同じメンバーで行っていた．全員が積極的に意見を発信して，活発なワークをすることができた．

自分が興味を持っていた研究開発職だけでなく，研究から生産まで，ものづくりのすべての工程について理解を深めることができ，それぞれの工程に携わることの魅力について考える良い機会となった．また，ガラスメーカーのイメージが強かったが，電子部品や半導体の製造にも大きくかかわっていることを知れてよかった．

ガラスを製造する基本的な工程や，素材業界の競合している他社，さらにはそれぞれの主力製品などの基礎知識は調べたほうが良いと感じた．

今回の説明で，技術職のなかのさらに細かい業務や役割を知ることができて，その中で自分は何をしたいのか，何に適しているのかをしっかり考えることができたため．また，開発や製造のスパン，規模などの具体的なお話を聞くことができたこともはっきりとイメージを持てたことの理由の一つである．

学生のバックグラウンドなどは関係なく，それぞれが自ら考え行動することや他者と協力をすることが業務で求められていると感じた．そこで，私は普段から主体的に行動することを意識しているし，他者とコミュニケーションをとることも好きなことから，この会社に向いていると感じたし，そこを評価していただけると感じた．

もともと電子部品メーカーを見ていたが，素材メーカーとしての電子部品や半導体への関わり，貢献の仕方に魅力を感じた．また，若手のうちから裁量の大きな仕事を任せてもらえることが多いと聞いたので，やりがいを持って働ける会社であると感じたために志望度は上がった．

インターン参加者対象の早期選考があるため．その選考は一般の選考と比べ，時期が早く，計画的に就活を進めることができると感じた．また，インターンの参加で一度選考を受けていることからも参加していない人と比較して有利であると感じた．

参加前は電子部品メーカーや半導体メーカーに就職し，電子部品や半導体の開発，製造に携わりたいと考えていた．具体的な企業としては村田製作所やソニーセミコンダクタソリューションズなど．そのような企業であれば現在の研究内容をいかしつつ，入社後も多くのことを学ぶことができると考えていたからである．また，同時にほかの電子部品メーカーなども調べていた．

AGCは建築ガラスや車のガラスなどの目に見える大きめなガラスを製造しているイメージが強かったが，実際に話を聞くと半導体の製造などの精密な工程にも精通しており，素材という視点から電子部品，半導体業界に貢献することも魅力的であると感じた．また，歴史があり，年功序列や縦の関係が強い印象だったが，非常に風通しが良く，若手が活躍できる環境であると感じた．