- Q. 志望動機
- A.
株式会社小学館の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2016卒株式会社小学館のレポート
公開日:2017年6月13日
選考概要
- 年度
-
- 2016年度
- 結果
-
- 2次面接
- 職種
-
- 不明
投稿者
選考フロー
企業研究
3大出版社の企業研究をするには、まずその出版社の出している本を読んだ方が良い。それが一番の企業研究になる。私は、直感で小学館にすごく行きたかったので、小学館の本を読むようにしていた。「図鑑が強い」というような薄っぺらで一般的な情報ではなく、「自分は小学館のこの本が好きだから、小学館に入りたい」と素直に伝えることができるようにたくさん小学館んの本を読んだ。自分がやってなかったとしたら、やはり小学館に勤務している人の話を聞くことだ。会社の前で待ち伏せてでも実際に働いている人の生の声を聞いておくべきだったと思う。
志望動機
私が小学館を志望した理由は、より多くの人にお手頃な価格で雑誌やコミックを読み続けてもらいたいからです。雑誌やコミックが、1000円以下のお手頃な価格で手に入るのは、広告掲載費のおかげです。いかに内容が面白くても、広告を掲載しない数千円の雑誌を購入する人はあまりいないと思います。内容も大事ですが、私はあらゆる本をお手頃な価格で読者に提供する仕事をしたいと考えています。また、内容について小学館はエンターテイメントに強い会社だと思うので、自分の趣向ともあっているとおもいました。
独自の選考 通過
- 実施時期
- 不明
- 通知方法
- 不明
- 通知期間
- 不明
選考形式
面接時の筆記試験
選考の具体的な内容
一次面接の待ち時間に、俳句の空欄を埋める課題。二次面接の待ち時間には、三題噺・要旨把握の課題。
1次面接 通過
- 実施時期
- 不明
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 8年目営業/5年目編集
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
一次面接では、「出版業界の現状と今後どうしていくべきか」という正解のない問いに、しっかりと考えてきているのかというポイントが見られているのではないかと感じた。志望動機と電子書籍普及の方法が深掘りされたが、それはまさに出版社の現状・電子書籍の今後とそれに対する自分のアプローチを問う質問だったからだ。
面接の雰囲気
男性、女性一名ずつの面接官だったが、どちらの方も非常に優しくて好感が持てた。こちらが緊張していることを察すると、「大丈夫、僕も今年初めて面接官やっているから、すごく緊張している」と緊張をほぐすような一言をいってくれた。
1次面接で聞かれた質問と回答
志望理由について具体的に教えてください。
ただでさえ、文字離れということが巷で言われている。しかし、能動的に読み進めていく、自分で考えながら読むというのは、文字コンテンツならではのもの。能動的、主体的に読んでいく書籍を残していかなければならないと思う。自分も以前は本を読んでいなかったが、今は時間が足りないくらいに読みたい。また、テレビをもっと見たり、インターネットにもと触れておけばよかったという人はあまりいない気がするのに、大人がもっと本を読んでおけばよかったという人が多い。つまり、主体的に読み解き考える、その題材となる活字コンテンツは大人になっていくにつれて良さに気づくものなのかもしれない。そう考えると、単に若者が読まなくなった、競合する媒体が増えたということだけで亡くして良いものではないと思う。ということを答えた。やっぱり本が好きということは伝えたかったが、それをただ伝えるのではなくて、実際になんで本が好きなのか、なんで本が生き残らなければいけないのかということが伝わるように話した。
電子書籍を普及させるためには、どうすれば良いと思う?
電子書籍は、現段階ではそこまで普及していないと思う。本当に活字慣れしている人か、デジタルのほうが都合が良い人研究者、官能・エロ本好きがメインユーザだと思う。そんな状況で一般人に電子書籍を普及するためにはどうするか。もっと日常的に電子書籍に慣れ親しんでもらう機会を作る必要が有る。スマホ以来コンテンツを消費できる場所、時間がめちゃめちゃ増えた。その中でも時間を無駄にしがちなのは、トイレと移動時間だと思う。だから、トイレとつり革付近にデジタル画面を設置して人気の書籍を試し読みしてもらうのはどうか?という提案をした。これは、抽象的に「電子書籍をもっと安くする」とか答えるのではなく、トイレに設置するとか具体的な施策を答えるように注意した。
2次面接 落選
- 実施時期
- 不明
- 形式
- 学生1 面接官3
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 20年目相当の編集2名/営業1名
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
二次面接では、一次面接と違い、出版業界の現状とかこれからについて聞かれることはなく、自分がどういう人間であるのかアピールする質問が多かったように思う。おそらく、面接と並行で行われる筆記試験で実務的な能力を把握して、「こいつはウチに欲しいか」という感覚的な部分を面接で注意してみていたのだと思う。自分の場合、失敗談を話すことで「かわいげ」は十分に伝わったと思うが、おそらく筆記試験の能力が足りなかったのだと思う。文章能力は一朝一夕に身につくものではないので、日頃から読むだけでなく書く練習もしておくほうが良いと思う。
面接の雰囲気
二次面接は若干手厳しい質問もあった。「君は怒られるのを嫌がっているように感じる」「本当に、自分の意見を言えるの?」とかすこし意地悪な質問。しかし、自分はそれを圧迫面接だとは感じなかった。
2次面接で聞かれた質問と回答
なんで太宰治の「人間失格」が好きなの?
誰しもが、もてるひとは羨ましいとか、イケメンは羨ましいとか、頭の良い人は羨ましいとか、いろいろと思い悩むはあると思います。しかし、その人たちにはその人たちなりに、人間失格な部分があり、もしかすると妬んでいるくらいが一番幸せなのかもしれないと思ったからです。人間って、持てる人も、イケメンも、頭が良い人もみんなダメダメな部分を持っていて、それが表面に出ていないだけなのかもしれないですね。この小説を読んでからは、自分が完璧じゃないことが、人生を生きて行く上でプラスになると思えるようになりました。この回答の際には、「自分は欠陥がある人間ということを自覚している」という可愛げを感じてもらえるように話した。「本当に、自分ってだめだなあと思います」とか、ダメなやつ風にはなすようにしました。
自分の強みを手短に教えてください。
私は、目に見えること以外の本当の原因を見つけることを楽しむことができます。私は学生時代に2年間居酒屋でアルバイトをしました。しかし店長は理不尽に一貫性なく怒る人でした。そこで、店長に怒られないためにはどうしたら良いのかということを真剣に考えました。私が達した結論は、理不尽に一貫性なく怒る人には、謝罪をして改善するというプロセスは意味がないということです。怒られた後に謝り改善しても、それは後手でしかなく、また別件で怒られてしまうのです。そこで、怒りの感情に先手をどうにか打つことを考えました。それは店長に好意をもってもらうということでした。怒り感情の前に、そもそも店長が自分に好意を持てば怒られることも減るだろうという意図です。私は、ゼミナールで学んだ「人は類似性のある人に好意をもつ」という知見を応用し、店長の些細な行動を緻密に真似してみました。タバコの銘柄、イントネーション、料理の作る手順などを真似すると、半年ほどで店長に理不尽に怒られることは減りました。これはただ単に自分が店長をよく観察し怒られないコツを覚えただけなのかもしれませんが、ある程度好意をもってもらうことができたのだと確信しています。このように、私は「怒られたら改善する」という当たり前の対処法ではなく、「好意を持てば怒れなくなる」という本当の解決策を探すことに楽しさを見いだすことができます。あくまでも、結果ではなくプロセスを重点的に話すようにした。
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小学館の 会社情報
会社名 | 株式会社小学館 |
---|---|
フリガナ | ショウガクカン |
設立日 | 1922年8月 |
資本金 | 1億4700万円 |
従業員数 | 696人 |
売上高 | 1084億7100万円 |
決算月 | 2月 |
代表者 | 相賀昌宏 |
本社所在地 | 〒101-0003 東京都千代田区一ツ橋2丁目3番1号 |
電話番号 | 03-3230-5211 |
URL | https://www.shogakukan.co.jp/ |
採用URL | https://jinji.shogakukan.co.jp/ |
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