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【文化創造の挑戦】【16卒】博報堂の本選考体験記 No.287(一橋大学/)(2017/6/13公開)

株式会社博報堂の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

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2016卒株式会社博報堂のレポート

公開日:2017年6月13日

選考概要

年度
  • 2016年度
結果
  • 内定入社
職種
  • 不明

投稿者

大学
  • 一橋大学
インターン
  • 未登録
内定先
入社予定

選考フロー

説明会(5月) → ES+テストセンター(7月) → 1次面接(8月) → GD(8月) → 最終面接(8月) → 内定(8月)

企業研究

①OB訪問広告会社は現在衰退産業の部類である。広告会社のビジネスモデルはどうなっているのか。広告会社はこれからどうなっていくべきなのか。広告会社に必要な人材はどういう人なのか。これらの問いに答えるためには、実際に働いている人に話しを聞くのが一番良いだろう。これに関しては、本を読むだけでは不十分だ。理想だけではなく、現状もしっかり聞かなければいけない。そのために一番役立つのがOB訪問だ。②業界に関する本を読む。私は、薄い知識だけを身につける他の学生と差別化を図るために、広告関連の本、メディア関連の本をたくさん読んだ。新書、広告論、アカデミックな広告論、実務家向けの本なだたくさん読み、これから何が必要かを考え、自分に説得力が出るようにした。

志望動機

私は貴社で、人々に根付く文化を創造することにチャレンジしたいです。私は、文化とは一定の人数が継続的に行う、生活を豊かにするための行動様式だと思います。例えば、私は「とりあえずビール」文化の中に生きているので、飲み会の1杯目には必ずビールを飲みます。この文化が広く浸透しているおかげで、乾杯をするまでの、しらふで、手持ち無沙汰で、かつ気まずい時間が最小限におさえられ、飲み会をスムーズに始めることができています。そして私は、「とりあえずビール」文化が浸透した理由は、ただ単においしいビールができたからではなく、その根底にどうすれば飲み会をより快適で楽しいものにすることができるのかという視点があったからだと思います。そしてこのように、人々の感じる不便さに気づき、解消し、生活を豊かにすることを第一に考え、企業の課題も同時に解決する施策を実行することは貴社で働いてこそできることだと思います。

グループディスカッション 通過

実施時期
不明
形式
学生8 面接官不明
時間
- -
通知方法
不明
通知期間
不明

テーマ

紙の新聞を活性化させるためのプラン

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

自分から積極的に意見をいうことは、絶対の条件ではないということを感じた。というのも、自分はほとんど発言できなかったからだ。ではどのようなことが評価されているのかということを考えると一つの結論に至った。グループディスカッションは、1人のアイデアや発言力を見ているのではないそれなら個人面接でやれば良い。グループでやる意味というのは、制限時間ないにチームとしていかに一つの結論に至るのかとい過程へのコミットを評価しているのだと思う。自分は、ほとんど喋れないなりに、結論に至るまでに、残り時間で何が必要なのかということを考えながら、不足を埋める役割を務めることを意識した。それが通過につながったと思う。

独自の選考 通過

実施時期
不明
通知方法
不明
通知期間
不明

選考形式

個人ワーク

選考の具体的な内容

あったら良いなと思う未来をつくるプランについて一次面接時に一人でプレゼンをした。

1次面接 通過

実施時期
不明
形式
学生1 面接官21
面接時間
30分
面接官の肩書
不明
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

一次面接では、内容の一貫性や、質も勿論ですが、それ以外にも礼儀正しさ、態度もかなり重要だと思います。最初の挨拶がしっかりできると、それからの面接時間がかなり良い雰囲気で進むとおもいました。また、このことと矛盾しているようですが、一次面接では、論理性や思考力などの頭が良いかどうかという質問がよくなされます。これは、頭の最低限の良さが無い人を一次面接でバッサリと切り落とすということを意味していると思います。

面接の雰囲気

面接官の方が非常に優しかった。もっと厳しいのを覚悟していたが、「よく自己分析できてるね」などと笑顔で褒めていただき、非常にリラックスして面接に臨むことができた。

1次面接で聞かれた質問と回答

ゼミナールでは何を勉強していましたか?そしてそれを博報堂でどう活かしますか?

私は現在、社会心理学を研究するゼミに所属しております。研究領域は、「消費者行動」です。その中でも私は、自らの消費経験で感じた疑問を元に、人はなぜ合理的でない消費行動をするのか、ということを明らかにすることに重点を置いております。また、研究手法には、定量的データの統計的分析を用いております。実際に便益は同じなのに、なぜ消費者が感じるお得感が違うのかが最近の研究テーマです。これは、消費者が広告表示によってどう感じ方が違うのか、ということを考えるきっかけにもなり貴社で生きてくるとおもいます。できるだけ、勉強をしっかりとしてきたということがわかるように具体的に、専門用語もたまに用いながら論理的に話しました。

志望動機を今一度話してください。そして、志望職種はなんですか?

私は貴社で、生活に根付く文化を創造することにチャレンジしたい です。私は、文化とは一定の人数が継続的に行う、生活を豊かに るための行動様式だと思います。例えば、私は「とりあえずビール」文化の中に生きているので、飲み会の1杯目には必ずビールを 飲みます。この文化が広く浸透しているおかげで、乾杯をするまでの、しらふで、手持ち無沙汰で、かつ気まずい時間が最小限におさえられ、飲み会をスムーズに始めることができています。そして私 は「とりあえずビール」文化が浸透した理由は、ただ単においし いビールができたからではなく、その根底に「どうすれば飲み会をより快適で楽しいものにすることができるのか」という視点があったからだと思います。そしてこのように、人々の感じる不便さに気づき、解消し、生活を豊かにすることを第一に考え、企業の課題も 同時に解決する施策を実行することは貴社で働いてこそできることだと思います。 そして志望職種はストラテジックプランナーです。文化を作るためには、人がどういうことに不便を感じているのかを定性的、定量的に把握しなければなりません。そしてそれを実行まで写す。それはストラテジックプレンナーという職種でできることだと思います。自分の日々の疑問を客観的に把握して、なぜそれをやりたいのかということを説得力をもって話すことができるよう心がけた。

2次面接 通過

実施時期
不明
形式
学生10 面接官1
面接時間
40分
面接官の肩書
人事の方10年目位
通知方法
連絡なし
通知期間
1週間以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

グループワークということで、チームとして協調して、自分の役目をしっかり全うしているのかということが評価されていたと思います。というのも、グループワーク中は学生10人に対して面接官は1人なので、一人一人の主張についてしっかり吟味しているひまは面接官にはないと思います。そのため、チーム全体で、誰がどういう役目でそのためにどういう役をしているのか、その役目をしっかり遂行しているのかということを、幾つかの発言から評価しているのだと思います。

面接の雰囲気

グループワークだったということで、面接官と個人的に話しをするということはほとんどなかったため、圧迫ではなかった。しかし、今日の感想などを聞かれた時も、笑顔でしっかりと頷きながら聞いていただいたので非常にやりやすかった。

2次面接で聞かれた質問と回答

紙の新聞とデジタルの新聞、どちらが好きですか。そしてその理由はなんですか。

私は紙の新聞が好きです。理由は3つあります。一つ目は、紙の新聞の方が記事間の移動がしやすいからです。スマホの画面のように小さくないので、政治面の中の様々な記事を行き来しながら読むことができ様々な複合的な考え方が促進されます。二つ目は、切り貼りなどができる物質であるからです。新聞はデータではなく、物なので気になる記事をノートにスクラップしたり、掃除に使ったり、様々な使い方ができます。そして最後は、新聞を小脇に抱えるのがかっこいいからです。僕は日経新聞を小脇に抱えているサラリーマンをかっこいいと思っています。スマホで読んでいるより、実物を持って歩きたいからです。紙の良さを、便利さ、かっこよさの事件に分けて、論理的に話すようにした。最後にかっこよさを持ってきて、他の人との差別化を図った。

(グループワークで)紙新聞を活性化するプランを考えてください。

僕は、紙の新聞を活性化するために、まず紙の新聞の見た目のかっこよさを知ってもらい経験してもらうことが重要だと思います。実際に、紙の新聞の読みやすさをどれだけ押し出しても、新聞を読まない若者は読みたくならないと思います。それよりも、他の人の目、というものを気にしてもらい、新聞を小脇に抱えるかっこよさをファッション雑誌やテレビに露出して知ってもらい、さらに就職活動に役立つという実用的な面を追加しつつ、紙の新聞の良さに気づいてもらいたいとおもいます。とにかく、自分が主張しすぎるのではなく、アウトプットを出すために、自分は不足を補う役を買うということを意識しました。

最終面接 通過

実施時期
不明
形式
学生1 面接官4
面接時間
35分
面接官の肩書
人事の局長代理
通知方法
連絡なし
通知期間
1週間以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

最終面接は一度しか受けていないが、ここまでくると、「可愛げ」「こいつと働きたいと思うのか」という感性の部分が大きいと思う。自分が意識したのは、面接官にいじられるキャラになるということ、できるだけ面接官が笑ってくれるような面白い話もすることだ。そしてそれをできるだけ笑顔で話すことで、かわいいやつだと思ってもらえるように注意した。最終面接では、「なんで電通じゃないのか」というようなベタな質問は一つもされなかった。ということは、論理性などではなく、感性やなんとなくあいそうかということが見られているのだと感じた。

面接の雰囲気

最終面接ということで、偉い人が、堅苦しい雰囲気で圧迫ぎみに質問をしてくると思っていたのですが、実際に始めると全くそんなことはなく、笑顔もあり、いじられたり、とてもリラックスした雰囲気の面接でした。

最終面接で聞かれた質問と回答

自己紹介で大学に入ってモテなくなったと言ったが、なぜモテなくなったのか?

今の私には、高校時代のような何かに向かってひた走る一生懸命さと額に流れ落ちる汗をかいていないの。高校時代はハンドボール部に所属しており、インターハイ出場を目指し毎日の部活に一生懸命打ち込んでいた。しっかりと汗をかき、大声を出し、輝いていた。しかしながら、大学に入ってからは、クーラーの効いた部屋で汗もかかずに、適当にすごしていた部分がある。女性にモテるためには、夢を見てそれに向かって一生懸命に汗を流すことが必要なのだと思う。面白い回答が求められているとは感じたが、面白い答えをできるだけロジカルに、冷静に話すことを心がけた。

ゼミで勉強していたのは、どういうこと?

ゼミでは、社会心理学のゼミに所属しており、消費者心理を専門に統計的な分析による研究をしていた。具体的には、「 50%offと一つ買ったら一つ無料、どちらがお得に感じるのか」というテーマで研究をしていた。卒業研究では、ネガティブなクチコミの発信者をどうしたら、同じブランドを再購買させることができるのかというテーマで研究を行っている。ゼミナールで研究していることは、アカデミックなことだ。しかし、それを初めて聞く面接官にもわかるようにできるだけ専門用語を使わずに、わかりやすく話すことを心がけた。

当社でやりたいことをもう一度聞かせてください。

僕は、大学生活で、何か一つのことのために一生懸命になったこともなければ、起業をしたこともない。しかし、人間関係を良くすることに関しては誰にも負けないようにしてきた。人とどうやったら良い関係を築けるのかということを、体系的に考えてきた。そして、これからの人生で何をやりたいのかということを考えると、自分と人ではなく、人と人とのコミュニケーションを促進し、人と人が良い関係を築けるようなキャンペーンを作りたい。自分の大学時代に頑張ったことが、どういう流れで博報堂でやりたいことにつながるのかということをできるだけ自然な流れになるよう気をつけた。

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

僕は最後に受けた会社なので、強くは言われなかったが、「今後就職活動はやめてください」とは事務的に言われた。

内定に必要なことは何だと思うか

やはり何を言ってもOB訪問。広告業界の儲け方、何で一番儲けているのか、これからの課題、などは意外と知っているつもりでも答えられない。この答えは簡単にでるものではないが、本で読むよりOBに直接効いたほうがいろいろと深く教えてもらえる。まず深く企業研究をすることが非常に重要なので、しっかりOB訪問はするべきだ。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

まずは運。面接でどういう人に当たるのか、どのタイミングで受けるのか、自分でコントロールできない変数がある。これに関しては、運が良い人の方が受かりやすいとしか言えない。次に、人当たりの良さ。クライアントと付き合うにしろ、プランニングをするにしろ人当たりが良い能力は不可欠。社員にもコミュニケーション能力が高い人は多い。

内定したからこそ分かる選考の注意点

面接は2回、グループワークは1回と意外と選考回数が少ないので、一つ一つの選考で多くの人が落ちる。なのでいかに自分と他の学生を差別化するのかということはしっかり戦略を立てた方が良い。また最終面接が意思確認ではなく、しっかりとした選考なので、最終面接まで進んでも安心しないように気をつけたほうが良い。

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博報堂の 会社情報

基本データ
会社名 株式会社博報堂
フリガナ ハクホウドウ
設立日 1895年10月
資本金 358億4800万円
従業員数 3,711人
売上高 3091億600万円
代表者 水島正幸
本社所在地 〒107-0052 東京都港区赤坂5丁目3番1号
電話番号 03-6441-8111
URL https://www.hakuhodo.co.jp/
採用URL https://hakusuku.jp/recruit/
NOKIZAL ID: 1130328

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