【未来を拓く、五感に響く革新】【23卒】日本たばこ産業の総合職/たばこR&Dの本選考体験記 No.24914（大阪大学大学院/男性）（2022/5/16公開）

・研究概要について（研究の意義および自身が貢献した点/成果など）、（400字から700字）
・私たちはあなたのことを知りたいと思っています。あなたのことがよくわかる質問を、自分で設定して、自分でそれに答えてください。趣味、勉強、学外活動、思考、想い等、何でも構いません。（50字以内）
・JTの事業や商品、サービス、価値観について、あなたの考えやエピソードを教えてください。（ネガティブな内容でも全く構いません）（400字以内）

採用サイトのマイページから提出

Webで入力

自由に質問を考える設問では自分の個性を発揮できるような内容を書くことを意識しました。

就活サイトで書き方を参考にし、HPで事業内容をしっかりと把握し、エントリーシートに記入することを心掛けました。

ONE CAREER、就活会議

事前にいくつかの企業の選考で練習しました。

TG-WEB:言語、非言語、性格

各科目30分程度でした。

なし

送られたURLで接続→面接開始（面接官1人×3)→終了

面接官3人とも就職活動の軸について聞いてきたため、おそらくその軸がしっかりしていることがポイントとなると感じます。

非常にフランクな方が多く、こちらの話を沢山引き出しそうとしていただきました。アイスブレイクの意味合いを込めた雑談から入り、緊張をほぐして志望動機を聞くことよりも学生がどんな人間かを見ているようでした。

なし

就活会議

研究内容とそこで直面した困難を教えてください。

私の研究テーマは「有機半導体を用いたデバイスの○○の解明」です。有機デバイスは電子やホールが流れることで電流が流れ動作します。しかし、○○の機構について詳しく解明されていません。そこで私の研究では物質表面の物性などの情報を分子スケールで取得できる○○という手法で解明を試みております。私は研究室でこの手法を用いるのが初めてで、配属当初は装置の立ち上げやサンプル作製がメインでありました。そのためまずはマニュアルを読み込んで試行錯誤していたが、パラメーターの組み合わせなどが原因で測定が行き詰まってしまいました。そこで業者に連絡を取ったり、同じ手法を使っている他の研究グループに連絡を取り、失敗原因を伝えそれについての改善案を頂き、実行しました。それらを繰り返していくことで適切な測定が行えるようになりました。このような経験から研究室の枠にとらわれず専門の人の意見を取り入れることの重要性を学びました。

将来どういった人物になりたいですか。そのためには何が必要ですか。

なりたい像：私が将来なりたい姿は「柔軟な考え方をもち、変化の激しい時代に対応できる人物」である。近年、私たちの年代の人は100年ライフを過ごすことになると言われている。つまりは100歳まで生きる可能性が非常に高くなるとういうことである。それに加え科学技術の発展や環境の変化が著しいため、未来を予測したり容易に対応することが難しい時代であると考えている。
必要なこと：必要であると考えていることが2つある。1つ目は「知識」である。知識は自分を支えて、成長させるものであり専門の知識のみならず専門外の知識も取り入れることで知識が蓄えられ、それだけ変化に対応するための柔軟な対応が可能になると考えている。2つ目は「人とのつながり」である。同じ部署の人とのつながりはもちろん大切であるが、それ以外の専門性が異なる人とのつながりを持つことでエンジニアとして専門の幅を広げることができ、スキルや技術が身についたりそういった様々なバックグラウンドを持った人同士で新たな新規事業を考えることができると考えている。

送られたURLで接続→面接開始→終了

研究内容を誰でも分かるようにかみ砕いて説明したことが評価されたと思います。また、途中でのケース面接にも冷静に答えることもできました。

非常に和やかな雰囲気でこちらの話をよく聞いてくださっている印象でした。また、緊張感をほぐすため雑談が行われました。

なし

就活会議

研究内容を教えてください。また進捗なども教えてください。

私の研究テーマは「有機薄膜電界トランジスタの○○の解明」です。有機半導体は柔軟性、低コスト、作製が容易といった特徴から近年注目を集めており、それを用いた有機デバイスを研究の対象にしています。デバイスは電圧をかけることで有機半導体内部に電子や正孔といったキャリアが発生し、流れそれによって電流が流れて動作しますが、○○について詳しく解明されていない。そこで私の研究では物質の表面の物性などの状態を分子スケールで取得可能な○○と呼ばれる手法を応用させた○○という手法で解明を試みています。今の研究の進捗としては、「有機半導体の○○の変化」を確認できたことです。有機薄膜を作製する際に有機分子が何層かに積み重なり分子層が形成されます。場所によっては層数の違う所が存在しています。また、キャリアはその有機分子の下から数分分子までを通るという、理論的な原理があり、そのため○○は異なるはずであり、それの○○の変化を測定できたことが現在の研究結果です。

どういった煙草を作りたいですか。(理想像)、それには何が必要か。

私が考えているたばこの理想像は「喫煙者がたばこのどの部分に吸いごたえを感じているかを反映したたばこ」です。たばこにはニコチン成分、香り、フレーバー、たばこの火などが様々な要素から成り立っております。その中で喫煙者はどの部分に特にすいごたえを感じているのかを考えたいと思っています。例えば、香りに吸いごたえを感じているのなら、香り成分のみを含む無害なたばこにできたり、他にはたばこの火をみて感じる人もいるため、火のみを出せるような無害なたばこなどです。こういった人間の五感を調べてそれを追求したたばこを作り、それぞれの人に合った安全なたばこを作りたいと考えています。
必要なこと：人の五感を認識できるような生物的な知識や、AIなどが必要と思います。

本社集合→人事と雑談→面接会場へ案内→開始→解散

自分の人生観や内面について深く聞かれて答えた際に、非常に自分のことを分析できていると評価してもらったため、自己分析の大事さを改めて感じました。

自己紹介で面接官の興味を引くことができたので、非常に和やかに穏やかに進んでいきました。しかし話の深堀は前回よりも多かったです。。

なし

就活会議

最近会った少しうれしかったエピソードについて

答え：私が最近少しうれしかったことはジムでの筋力トレーニングの成果が見え始めたことです。質問：なぜ筋トレをしようと思ったのですか。答え：大学に入ってから外食が増えたことで健康面が心配になり体を動かして健康的な生活を送ろうと思いジムに入会して筋力トレーニングをしようと思いました。しかしこれは建前で本音では鍛えて体をムキムキにすることで異性からモテたいという理由から筋力トレーニングを始めました。→(面接官皆大爆笑していました。)
質問：トレーニングにて工夫していることはありますか。答え：工夫していることは筋トレメニューをしっかり考えて、その日に行ったメニューを記録することです。しっかり数値を記録することでやりがいを感じています。

たばこのどういったところを開発したいか

答え：私はたばこの中でも加熱式たばこの部品を開発したいと思っています。例えば、パッケージの部分、フィルタの部分や私自身デバイスのバックグラウンドもあるため、バッテリーやデバイスの開発もしてみたいと思っています。質問：最終的にはどういった煙草にしたいかという理想像は持っているのか。答え：理想的なたばことして思いえがいているのは2つありまずは完全に毒性のない無害なたばこを作ること。趣向品という役割は残しつつ健康面で害のないものを実現したい。もう一つはたばこの技術を活かして喫煙者非喫煙者関係なく、趣向品として楽しめる製品を提案して、作ってみたいと思っています。非喫煙にとってたばこは害のあるものと思われがちですが、そういった新たな製品を作ることでたばこへの印象を変えることができるのではないかと思います。